JT65のシグナルレポートはdBで表示されます。あまり深い考えもなくこの値を信号強度だと思っていたのですが、JA1DEQさんの解説によると、信号強度ではなくSN比の値とのことです。(詳細はこちら)
ふと思いついて、今までの送受信の値の平均値を算出してみました。サンプルの交信数は123個です。
送信(相手局へ送ったレポート) -24dB~-01dB 平均値:-10.38dB
受信(当局へ送られたレポート) -24dB~-01dB 平均値:-13.33dB
平均すると、-2.95自局のレポートが低いことになり、「相手のリポートより自局が低い値を“良し”とする」ポリシーをなんとかクリアしているようですが、PCの環境(サウンドカードの性能など)で、この値を劇的に改善することが可能なのか、興味のあるところです。
ロスがいやなので、当局はパワー計を常時つないでおらず(リニアアンプの系統は別ですが)、正確な送信出力を見ないでやっていますが、IC-7600の「出力%」で概ね10%~15%くらいにしています。(10W~15Wのつもり)
これからローバンドシーズンに入りますので、JT65に限らず、受信環境のSN改善(へんな言い方ですが)を、もう一段進めたいと考えています。