【津軽煮干しラーメンを全国に広める半端ない情熱の男】【No Niboshi, No Life】【青森ラーメン街道最前線】「長尾中華そば@青森駅前店」
今や青森県内のお土産店のラーメンコーナーで、コーナーを独占している「長尾中華そば」。
そのスタートは2004年の5月に浜田地区にオープンさせた煮干し中華そば専門店「長尾中華そば」になります。
現在では青森市内に、西バイパス本店、青森駅前店、浜田店、四川担担麺長尾、東バイパス店の計5店舗を展開。
店主の長尾大さんは青森市の出身。地元の高校を卒業して、新宿の調理師専門学校に進み、卒業後は中華の道へ。都内の中華料理店で修業を積んで、25歳の頃に青森県内のホテル内の中華料理店にカムバック。
時間のある時に青森のラーメンを食べ歩くようになり、田むらの田村さんと同様、弘前の名店「たかはし」で食べた煮干しラーメンに衝撃を覚えて、29歳の時に独立開業。
長尾中華そばは、当時珍しかった、あっさりとコッテリの2枚看板の煮干しラーメンを創業時から扱っていたので、早くから青森県民の心を掴んでいました。
地元重視ながら、東京で行われた「ラーメントライアウト」や、全国の催事や、ラーメンイベント、ラーメン複合施設にも積極的に出店。津軽煮干しラーメンを日本全国に広めるために、半端なく、頑張ってきました。2011年の東日本大震災の時には、有志を募って、精力的に炊き出しにも参加。全国を飛び回りながら、その地のラーメンも食べ歩いて、研究にも余念がありませんでした。
ロッキーが長尾さんと知り合いになったのが、2010年。
その頃から、長尾さんの東北人の無口で、内に秘めたる闘志、情熱に、またお客さんを大切にする姿勢に感銘を受けました。
2013年10月10日から翌年の5月9日まで、池袋に期間限定の出店。関東の二ボラーの心をがっちりと掴みました。
もう東京には出店しないかな?
そう思ってきましたが、来月7月30日に、東京・神田に出店するそうです。
青森まで行かなくても津軽煮干しラーメンを食べられますが、出来れば、そこが入り口で、新幹線で青森県まで行って、食べ歩いて欲しいですね。
ロッキーが青森駅前店で頂いた裏メニューの「ごぐえぎ」は千葉県で今流行の「セメント系」のルーツであるのかもしれません。麺は手打ち麺、中太麺、細麺が選べます。手打ち麺が美味しかったですね!
【青森ラーメン街道最前線特集】