10月20日のラーメン産業展@パシフィコ横浜。
私は香川県坂出市から出展している
創業明治35年、讃岐の製粉会社「吉原食糧株式会社」のブースに立ち寄りました。
すると社長の吉原良一さんと初対面。
この方こそ讃岐うどんのトップブランド小麦粉「讃岐の夢2000」を世に出した方で、
うどんや、中華麺業界では知る人ぞ知る~ベリー・インポータントな人物なのです。
その方に業界のお話しをいろいろと伺いました。
大変勉強になりました。
そしてその方から、
「ロッキーさん、東京・秋葉原にラーメン紬麦(つむぎ)という、讃岐の夢100%のお店があるから、今度行って見て!」と
言われました。
その日は会社に戻ったりして忙しかったので、翌日のフライデーナイトに、お邪魔しました。
秋葉原駅の昭和通り口を出て、横断歩道を青で渡り、歩道を右側、神田川方面に歩くとすぐ看板が見えました。
駅から歩いて3分ほど。
ラーメン店には珍しく地下1Fにお店がありますね。
地下街は楽しい感じですね(笑)
地下街に入ると、なんとも言えないサラリーマンには懐かしい匂い。
アルコールやいろんな美味しい物が融合した~温かい匂いがします。
階段を下りて、一番奥にそのお店がありました。
2010年12月15日創業の新店です。
市川ウズマサと同期ですねw
店頭に券売機が。
正直全く前知識がないので、何注文すべきか戸惑います。
デフォのラーメンか、塩ラーメンか、う~~ん、頭の中がフリーズしちゃうw
この日は雨で寒くてちょっとつけ麺モードではありませんでした。
まだ悩んでる俺!
券売機左目の法則だと、一番左のラーメンのボタンか~
店員さんは中なので、わざわざお勧めを聞く訳にもいかず。。。
自力で出したファイナル・アンサーは、
ちょっと豪華に、
店名を配した、
「つむぎらーめん(850円)」のボタンを思いっきりプッシュ!
あとふと感じたのが、メニューの写真の存在。
初訪のお客さんにとっては、何もラーメン本やネットの予備知識がないで口コミの噂だけで来ると、
券売機の周りに貼ってある写真は判断する上で、非常に助かりますね。
私もたまに他の有名店で初訪のお客さんが店員さんにメニューの質問して、店員さんが面倒くさそうに答えている光景を
見る事があります。
やはり私はラーメン作りでも、接客でも、なんでも丁寧で、優しいお店がイイですね!☆
お店は奥に細長い造り。
店員さんが「お好きな席に御座り下さい~」の柔らかい言葉に、またどこに座るか迷うw
するとお店のコーナーに何やら楽しげな「シングル席」が。
お独りさん専用です。
でもちゃんと必要な物は全て揃ってます。
ここにシットダウン。
紬麦ラーメンとご対麺!☆☆☆!☆
まずこのチャーシュー・ドン!のビジュアルにビックリ仰天。
ごま油と、ラー油と、醤油の香りが立ち昇り、もうこの香りでKO寸前w
炙った大判なステーキみたいなチャーシューは、赤ワインも使用している極上品。
讃岐の夢2000を味わいに来ましたが、肉の旨みを封じ込めたチャーシューも極・美味い!!
そしてこちらが、国産小麦「讃岐の夢2000」を100%使用した自家製麺。
毎朝打ち立ての麺を使用しているそうです。
高密度で、ツルツルとした喉越しが癖になる自家製麺。
愛情豊かに作られた美味しい麺です。
鶏・豚骨・魚介を合わせた清湯スープは、旨みの層が幾重にも重なり、麺やチャーシューとも良く合っています。
味付けは醤油に、ラー油、胡麻油もプラスされて、チョイピリッと来るけど、
炒めたネギの甘さがマリアージュされていて、非常にオリジナリティを感じる一杯です。
気がつけば完食。
違いの分かる方に食べてほしい、そんな愛情豊かな一杯でした。
*「らーめん紬麦」のHP営業情報はこちらです。
http://ramen-museum.jp/tenpo.php?no=193