【国際都市成田に煮干しのファーストクラスな新店が登場】創業4周年を迎えた「麺者屋ちくわ@富里」の好評煮干しをスピンオフ!「niboshi noodle烏@三里塚」
4年前の2016年8月19日に富里にオープンした「麺者屋 ちくわ」
店主の小谷さんは、成田空港で国際線のファーストクラスの機内食を数多く手掛けてきた方。
ご自身もらーめん好きで、好きが高じて、ラーメン店をオープンさせました。
今から2年ほど前から千葉県で流行の「煮干しらーめん」についても独自に研究。
ちくわで煮干しラーメンを出す中で、ご自身の煮干しワールドを構築。
煮干しの専門店を出して見たくなりました。
丁度、ちくわから一本道で、3.5キロほど行ったところ、成田市の三里塚に候補地があり、準備を開始。
しかしこのコロナ禍。開店にむけた工事も思ったように進まず。
一旦出店を諦めようか?そんな自問自答の日々がありました。
でもこのコロナ禍で、きっとちくわのお客さんがオープンしたら、喜んでくれる、そんな信念でお店をなんとか開業。
開業日は2020 年8月20日、ちくわの創業日の翌日。
店名の「niboshi noodle烏(カラス)」は、京都出身の店主が、烏のように自由で場所を選ばないで、強く生きていきたいとの思いを込めて名付けたそうです。
このコロナ禍で大変な船出。
しかし、多くのお客さんに支持されて、駐車場も満車。
ロッキーも8月22日のサタデーのランチタイムに伺いました。
看板メニューの「のどぐろ淡麗 追いのどぐろめし付き(1500円)」は大好評で品切れ。
その代わりに、冷製の厳選雲丹煮干しめんつゆそば(1200円)があり、それと鶏とウルメとカタクチ濃厚煮干しそば(950円)を注文。
店内2連食を敢行。
フカフカのクッションのチェアーに、おしぼり、冷製の一番出汁のサービス。
この世界観はまるで、国際線のファーストクラスみたい。
ロッキーはエコノミークラスしか乗ったことはございませんが、エコノミーでは体験出来ないサービスです。
カウンターには、刻み玉ねぎに、カボス酢、電動の山椒と白胡椒のミルもあります。ますますファーストクラス。
お冷やはウオーターサーバーでセルフ式。
動線で入口と出口を分けています。コロナ禍でしっかりとした対応。
さて店主が雲丹らーめんをサーブしてくれました。
おっと厨房の煮干しのイルミネーションもオシャレっすねえ!
大判のチャーシューの上に雲丹とキャビア。え〜〜〜キャビア。これぞまさにファーストクラス。
ラーメンでキャビアは、なかなか食べられません。
スライスしたカボスも涼しげ。
京風と言いますか、焼き茄子が名脇役。
しっかりとしたコンセプトで丼の中に味作りがなされています。
キンキンに冷えた煮干しの麺つゆに絡む、低加水の細麺がまた喉越しスッキリで美味しい。
これが9月末までいただけるのは、また凄いこと。
鮮魚系は、仕入れのルート力がないとなかなか成功しませんが、大手でなくて、個人で、これだけの仕入力を持ってる店主の目利きも素晴らしい。7月にちくわで食べた土用丑の日、宮城県産の大振りの鰻のらーめんもすごく美味しかった。
そして2杯目は、濃厚な鶏とウルメ、カタクチイワシの煮干しそば。
これもまた店主オリジナルのテイスト。
ドロッとした麺にまとわりつくスープのテイストが、カラスっぽい。
ツイッターで毎日情報も発信しています。
こまめに更新してるけど、仕込みもあって大変じゃない?って、店主に聞いたら、ツイッターはお品書きみたいなもので、お客様を迎えるにあたり、毎日大切な仕事になります。
店主の「おもてなしの心」が京都出身ならでは、なのかもしれません。
リピート必至の話題の新店です!