【雑感】【続編、ザ・ご当地らーめん】
先月９月、シルバーウイークに行った、福岡・博多。
豚骨ラーメン全盛で、有名店には若いカップルが並んでいて、ラーメン文化の継承もしっかりしている。
その熱狂ぶりに驚いた。東京で人気の、醤油や塩ラーメンは脇役。
１０月、今度は北海道、札幌に夫婦で行こうと計画している。
もう３年以上ぶりの札幌、色々とらーめん処を検索。
北海道のご当地ラーメンといえば、昔から、醤油の旭川、塩の函館、そして味噌の札幌！
そう札幌は味噌でしょ！
勝手に思ってるだけか？
札幌ラーメンのランキングでも、味噌ラーメンがベスト５に出てこない？
札幌はコロナ禍で変わってしまったのか？
ますます北海道に行くのが、楽しみになってきた。
やはり、「彩未」、「虎（TORA）」は外せない。
営業時間を調べて、効率よく回らないと。
おっと、カミさんのお誕生日のお祝いもしないと、それがメインの旅行でしたw
10月8日、JALで、北海道、札幌へ夫婦でテイクオフ。
2泊3日の北海道、何年ぶりだろう、確か3年前にもカミさんのお誕生日記念で札幌を企画しましたが、その時は台風に阻まれて、当日キャンセルになりました。リベンジ成功。
札幌ラーメンツアー、味噌ラーメンは札幌のご当地ラーメンではないのか？
札幌には現在、「味の三平」発祥の味噌ラーメンの文化と、醤油ラーメンや塩ラーメンの文化が混在しています。
札幌は味噌ラーメンも美味しいし、琥珀や、すすきのブラックなどの非味噌ラーメンも大変美味しい。美味しさのレベルは、味噌も醤油も塩も、どんどん上がっています。
今回ロッキーは、沢山のお店を見て周り、味噌、醤油でそれぞれ2店舗ずつ実食しましたが、本当に美味しかった、並んでも食べたい、その気持ちが良く分かりました。
札幌のラーメン文化の謎を解くカギは、実は札幌駅前にあるエスタ10階「札幌ラーメン共和国（館長、沼田さん）」にありました。道産子なべちゃんファミリーとの待ち合わせの場所。館内にあった「北海道らーめんいま、昔」の展示。
元祖札幌味噌ラーメンの、「味の三平」の大宮守人さんは、平成に入り、札幌で、醤油や塩ラーメンが流行り出した時に、生前、こんな言葉を遺されたそうです。
どこの材料でも、どこの味でも、それを札幌の水と気候で調理すれば、札幌産になる。
これが美味い、これが札幌ラーメンだ！
博多のご当地ラーメン文化は凄いと思いましたが、札幌のラーメン文化は、職人が切磋琢磨して、札幌のお客さんがその味の多様性をしっかりと受け入れている点で、もっと凄かった。
注釈、北海道新幹線の札幌駅工事の関係で、エスタ駅ビルの取り壊しが決定。札幌ラーメン共和国もあと１年半ぐらいで無くなるそうです。なのでミュージアム完全保存版になります。
小樽、初代の醤油らーめん。
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