
【青竹手打ち自家製麺 横濱中華ソバ上大岡 いまむら@保田】
2016年9月23日に、千葉県安房郡鋸南町元名の内房なぎさラインの国道127号線沿いにオープンした「青竹手打ちらぁーめん南荘輪舞(なんそうロろんど)」、最寄駅はJR内房線保田駅。このお店の創業者は、かつて神奈川で中村屋と共に天才と称され、「千のレシピを持つ男」とも言われた今村嘉宏さん。2002年に放送されたTVチャンピオンの「ラーメン職人選手権」にも出演。私を含めてあの頃から今村さんをリスペクトしている男は千葉県にもかなりいます。館山のサンガの店主さんもその一人。
昨年の9月にオープンしたお店はその後、「オルタナティブヌードル」というマグカップ製法による新時代のラーメン店に変更。15種類のグランドメニューと、限定ヌードルがありました。この新感覚のマグカップラーメンは、地元のご年配のラーメン層には受け入れてもらえずに、その後、「青竹手打ち自家製麺横濱中華ソバ上大岡いまむら」としてリニューアル。究極の鶏ソバ、グレープフルーツの果汁酸魚介のつけソバ、潤しの塩、鶏と魚介の醤油味、などを基本ラインナップに上大岡のいまむらを彷彿させるようなメニュー構成になっています。
何を食べるべきか、非常に悩みましたが、インスタでも紹介されていた、自家製の唐辛子麺の担々麺があるとのことで、そちらと、半カレー丼をオーダー。料金は唐辛子麺が100円プラスで計1600円。
カレーは、スパイスの良い香りが鼻腔から全身に染み渡り、なんか生き返るような爽快感。柔らかい鶏の骨つき肉も美味いし、お米も精米したての千葉県特産の「ながさ米」で、カレーにとっても良く合います。銀シャリとはこの事か。
厨房の今村さんを観察していると、やはり熟練の技を感じますね。なんでも調味料は自家製だそう。豆板醤も自家製と聞いてびっくり。
私が注文したのが担々麺、いやあどんぶりに出てくるかと思いきや、え?カレーライスを盛る銀の皿で登場。さらに生卵もイン。遊び心満載の担々麺。
自家製麺が唐辛子を練り込んでいて、真っ赤に燃える太陽みたい。汗だくになるのを見越して、奥様が静かにドアを開けて風通しをよくしてくれました。海風にまた生き返る。
真っ赤な唐辛子麺は思ったほどは辛くはなくて、ゴマの風味の担担スープと良い塩梅。具の豚肉からも美味しい旨味がスープに溶けていて、めちゃ辛美味い。生卵がまたオアシスの役割。辛さをマイルドにしてくれます。なんか美味すぎて夢中で汁完。
この担々麺って、「ザ・いまむら担々麺」とか言って、売り出したら人気が出そうです。
食べ終わって、今村ご夫妻としばし談笑。
自然豊かな鋸南町をこれからもっと盛り上げていきたいそう。
内房は鯵の産地で、鋸南町でも美味しい鯵が取れるそうです。その鯵を使って、ふるさと創生「鯵天ソバ」を作って売り出していきたいという話もありました。そのほかにも内緒の話をさせていただきましたが、鋸南町をベースに、インスタやフェイスブックで情報発信していきたいそうです。
私も注目していきます。皆さんも是非鋸南町へ足を運んでみてください。
【千葉ラーメン新店】「青竹手打ちらぁーめん南荘輪舞@安房郡鋸南町保田」神奈川で中村屋と共に天才と言われた男が凱旋オープン⭐︎ =オープン当初の詳細ラーメンレポ!
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