千葉県富津市にある竹岡漁港。
ここに1954年創業の老舗、元祖竹岡式の「梅乃家」があります。
127号線沿い。
ここは車でないと、なかなか来れない立地ですね。
営業時間はAM10時からPM7時まで。
毎週火曜日が定休日で、その他に月1回不定休があります。
梅乃家の斜め向かいに専用の駐車場があります。なので路駐は厳禁。
お店の前に無造作に置かれた籠。 なにか風情があります。
そうそうお店の周りは、お醤油の香ばしい香りが充満しています。
まるで焼鳥屋さんの店頭みたいな良い匂い。
そこに潮風が加わって、何かここでないと出ない味わいがまたナイス!
暖を取る為の炭火。
店内満席で、数名の行列でしたが、回転良くあっという間に着席。
ラーメンに玉葱の薬味プラスで。
常連さんは梅割りを堪能。
3月のお休み。火曜日定休の他に、12日の月曜日もお休み。
麺は生めんではなくて、乾麺。
なんだインスタント麺か、と~がっかりすることなかれ。
このらーめんは「乾麺」が味わい深いのです。
店員さんも皆さん、ご近所のおばさま方。
このおばさま方が連携で、テキパキと注文をこなしていきます。
そして私みたいな親父にも、「ハイ、お兄さん、注文は何にする?」とやさしく聞いて下さいます。
そんな温かいコミニュケーションも、この老舗の梅乃家の楽しいひと時。
「ロッキーさん!」私の背中越しに座っていたカップルの方が声をかけて下さいました。
聞けば、奥様が百識王でロッキーのファンだとw
なので記念に写真を撮りました。
「ブログに写真載せて下さいね~」なので、お約束通り載せましたw
約60年続く老舗の味。
チャーシューの煮汁をお湯で割っただけの醤油スープに、乾麺というシンプル極まりない伝統の味。
ダブルスープだ、トリプルスープだと、小麦は国産をブレンドなどと言っていて、ラーメンの進化が止まらない飽食の現代にあっても、
ラーメンのほんとうの魅力は、シンプルな事だ。
そう私たちに語りかけている、そんな偉大なラーメンが竹岡式ではないでしょうか。
乾麺をリフトアップ。
柔らかめに煮込まれた麺は、良く醤油スープを吸っていて、美味しい。
大きな口を開けて食べるのにも訳があります。
デフォのラーメンでも、肉厚の大きなチャーシューが4枚付いてきます。
刻み玉葱の薬味も、美味しいアクセント。
決して辛くはなくて、濃い醤油スープの箸休めの存在。
チャーシューの煮汁のお湯割りスープは、それだけで魔法のような何か深~いコクがお口いっぱいに広がります。
おそらく漁港という立地で頂くからこそのシンプルな美味さ。
ラーメンを食べ終えたお客さんの満足そうな顔、それがこのお店の偉大さを充分物語っていると思います。
*元祖竹岡式「梅乃家」の紹介HPはこちらです。
http://ramen-museum.jp/tenpo.php?no=241
麺 7
スープ(煮汁) 8
具 9
バランス 10
サービス(店の雰囲気) 10
計 44 点 ( 50点満点 )