先日の「4GBを超えたらどうなるか」の続き。
この実験で、16GBのSDHCカードは2時間20分ほどでフルになることを確かめました。
バッテリー消費は、Battery BacPacが空になり本体バッテリーを消費しだしたところ、くらいでしょうか。
これを踏まえ、八重山撮影用に16GB/8GBを購入しました。あと、安かったのでインターバル用にTranscendの4GBも追加しました。
白い東芝のカードということで通称「白芝」。海外向け製品の国内逆輸入版です。カタログ値でいうとSandiskよりやや劣るものの、その性能と価格から人気が高いSDHCカードですね。
GoProとの相性も良さそうなので、今回はこちらを購入しました。
東芝 CLASS10 SDHCカード SD-T16GR6WA2 3,000円x1 と、8GB 1,610円x1
Transcend SDHCカード Class6 4GB TS4GSDHC6 810円x3
ELECOM メモリーカードケース CMC-05SD 588円x1
念のため撮影テストを行いました。
白芝の16GBカード、GoPro HD HERO 1080にBattery BacPac、今度はデジタル時計を撮影してみます。
撮影モードはr5 = 16:9 1080p (1920x1080) 30 fpsです。
18:28撮影開始 - 20:47にカードフルで停止 (2:19)
バッテリーバックパックをほぼ消費して、本体バッテリーのみの状態でした。終了時、GoPro本体はほんのりと暖かくなってました。
恐らく、本体バッテリーのみだとカードフルになる直前に電池切れになるでしょう。
ファイル間の秒数を確認してみると、やはり1秒以下のタイムラグに収まるようです。ほぼ切れ目無しに撮影できることを確認しました。
これ以上の秒差はストップウォッチ撮影が必要です。
YouTube動画から、GoPro水中用レンズの紹介ビデオ
クロップ位置が微妙な感もありますが、ノーマルハウジングとあわせ4つのGoPro水中動画を較べることができます。
Blurfixはフィルター映像もあります。
ここまでの、GoPro用フラットレンズ、覚書を残しておきます。
Eye of Mine (HP $79 + EMS$34.5 = $113.50 ) HP
Oculus R5 Flat lens (eBay $35 + 国際郵便$5 = $40) blog記事 / eBay
Blurfix (eBayで$75 日本直送不可) blog記事 / HP
(2011年08月現在の価格)
その他、スペイン製FLAT PORT -R5や国産FISHEYE、ドイツ製のThe Hero HD focus fix lens(黒松内の雪の上さん検証)などがあります。
ハウジング改造型、レンズ交換型、レンズ増設型、色々と揃ってきましたが、お値段との兼ね合いになるでしょうか。
残念ながらいまのところ、r1からr5そして静止画全てでケラレなしの製品はありません。
で、Eye of Mine見てたら、こんなのが発売になってました。
250GBのフォトストレージですね。
日本では、かつて飛鳥とかがあったのですが現在はほぼ全てが廃版。SDHCカードなどメディア価格が暴落する中、フォトストレージという市場は成り立たなかったようです。
個人的には、これ、すごく欲しいのですが・・・。
GoPro HD HERO Battery BacPacのテストを兼ね、長時間撮影を行いました。
まず目的は、SDHCカード規格のFAT32の制限である「1つのファイルあたり4GBを超えて扱う事ができない」についての確認。
GoProで長時間撮影した際、ファイルサイズが4GBへ近づくと自動的にファイルクローズしさらに連続撮影へ移ってくれるのか?という疑問。
本家、ユーザーフォーラムにこのあたりの記事が載っています。
そして、ファイルクローズから次の撮影までのタイムロスは何秒くらいなのか、自分のカードで確認してみたいと思います。
次にBattery BacPacのもち時間とカード容量のバランス。私はSanDiskのClass10、16GBを使用しています。
GoProのバッテリーはおよそ2時間30分くらい持つとされていますので、単純に2倍なら5時間ほどの撮影が可能になります。環境やバッテリーの劣化を考慮しても4時間以上は撮影可能だと思われます。
果たして16GBのカードをフルになるまで何時間くらいかかるのでしょうか。カード容量とのバランスを見ておきたいと思います。
テスト環境は
GoPro HD HERO 1080
r5 = 16:9 1080p (1920x1080) 30 fps
v01.01.54:(2011年3月リリース版)
SDHCカード:SanDisk Extreme 30MB/s Class10 16GB
日中、窓際で撮影しました。
時計を延々撮影しただけなので、動画自体に意味は有りません。
撮影を開始して1時間が経過。液晶には000の表示がずっと点滅しています。しかし本体バッテリーの目盛りが1つ減りました。(右端の2はBattery BacPac装着中を意味します)
Battery BacPacを装着すると、2つのバッテリー容量の合計が3段階の液晶インジケーターで表示されます。
背面の拡張バッテリーのほうから消費されるとありますので背面バッテリーの残容量を確認。
3段階の1にまで減っていました。
開始から1時間半を経過し、液晶のインジケータは1つに。背面バッテリーはまだ緑ランプ1つが点灯します。
バッテリー2つ合わせて、残りの充電は半分強というところでしょうか。
開始から2時間あまり経過したところで、液晶のバッテリーインジケーターがフルに。どうやら背面バッテリを使い切ったようです。右端の「2」も消えています。但し背面バッテリーは緑ランプ1個点灯しますのでアバウトな表現だと思われます。
変化が乏しく飽きてきました(笑)
よって、この後は放置して買い物に出かけました。途中変化はどうなったかわかりません。
・・・・・
帰ってきたらGoProの電源が切れていました。さっそくカードを抜いて中を確かめて見ます。
カードフルの状態です。
よく見るとファイル名の名前付けが変わっています。ただの連番表示では無く最初のファイル名のGOPR7881.MP4のうち、3,4桁目にあたるPRの文字が数値に置き換わってカウントアップしています。
3.66GBごとにファイル名を更新するのでは無く、ひとつのファイルを分割したかのように保存されているようです。
撮影中の液晶表示は、3.66GBごとに001,002,003と変化するのでは無く、ずっと000で点滅を繰り返していました。
ファイル間の抜けは確かではありません。秒針で見る限り1秒あるかないかの間隔でしょうか。このあたりはデジタル時計を撮ってみなければ判りませんでした。
そして最後のファイルがカード容量の残りを埋めカードフルとなって停止、電源が落ちたようです。
バッテリーの残りはバッテリー二つ合わせて液晶目盛り1つというところです。16GBのカードフルまで2時間20分なので最大32GBまで連続して撮影できそうですね。
まとめてみますと、
r5モードで約35分間撮影し続けると、1ファイルあたりの最大値3.66GBに達します。
そのまま連続撮影を続けると、変則的な名前付けファイルが自動生成されます。
GOPRxxxx.MP4の3,4桁目のPRが、01,02,03,04...とカウントアップされたファイル名で保存されます。
16GBがフルになるまでに要した時間は2時間20分でした。
この時のバッテリー残量は、BatteryBacPac1個消費分くらいです。
予測ですが、GoPro本体と拡張バッテリーで最大32GBカードいっぱいまで連続撮影が可能と思われます。
ちなみにカードフルの状態から、上記4つのファイルを消去してから撮影を行ったところ正しい名前付けでファイル名が作られました。しかし液晶には001と表示されます。
自動分割生成されたファイルはカウントされないよう仕組みのようです。
まったくもって時間がかかる割には地味なテストでした。
石垣島までに・・・やっぱり新しく買ったエクステンションバー、練習兼ねて行ってきました。
今日はカヤックではなく、海岸からおとなしく棒を差し出して撮影です。
動画からクリップした画像2点。
やや左下がりの傾向があります。強く握り締めすぎるんでしょうかね。
また、水面から見ていると屈折のせいで、GoProがどちらに向いているのか判りにくいです。今日はBattery BacPacも付けていたので重量もあったうえ、波がきつくてカメラがもっていかれました。
棒ごと水中にもって入れば浮力のおかげで取り扱いは楽になりますが、半水中だと持ち上げるのに力が必要です。
以前のbou4はグリップも細くカヤックくらいのスピードでも水の抵抗に負けてしまいました。が、さすがEye of Mineのヤツは、スキーストックよろしくしっかりした握りになっている分、取り扱いはぐっと楽になりました。
アルミ棒は2分割に引き抜けますので洗ったり干したりするのも手軽です。bou4は一週間くらいたっても水が抜けず、錆水がぽたぽたと続きほんと往生しました。
先日訪れた佐世保市にある鹿町海洋スポーツセンター(海と島の自然体験館)、GoProカヤック動画です。
既にカヤック動画も3回目になります。どれも代わり映えがしませんが・・・。
今回もGoPro HD HERO 1080にOculus flat lensハウジングを、GoPro960はノーマルハウジングのままヘッドストラップにセットしました。
動画の出だし、数十秒はGoPro1080&Flat lensの水上から撮った映像です。モードはr5になります。
GoPro960ノーマルハウジングの水中映像はありません。実験しようと思ってたのですがすっかり忘れていました。
Oculus flat lens のフォーカスは正しく修正されています。しかし、水中の透明度はいま一つ。
水上から眺めると浅瀬はそこそこ明るく見えますが、いざ水中を撮ってみると透明度はよくありません。ま、八重山と較べるのは酷なんですけどね。
なにはともあれ、これでカヤック練習はいったん終了です。はたして八重山でうまく漕ぐことができるでしょうか。
撮影用装備も一通りそろいました。
GoPro HD HERO 1080にはBattery BacPacとSanDiskの16GB SDHCカードをセットし、エクステンションバーに取り付けて水中撮影に臨みます。
ま、カヤックを漕ぐ間は無理をせず水中に潜ってからの撮影中心でいきたいと思います。
GoPro HD HERO 960はノーマルハウジングで水上撮影を担当。水面80cmからの目線で米原Wリーフ見てみたいですね。
昨夏の宮古島、そして春の石垣島、いずれもGoProハウジングの曇りやぼやけた映像にがっくりした自分ですが、今回は想定される障害に全て対応したつもりです。
あとは天候が良いことを祈るばかりです。
Eye of mineで頼んだ新棒、「Professional Aluminum Rod extension」が到着しました。スキーやボーダーが使う自分撮り用の棒ですね。私は自分撮りではなく、カヤックからの海中撮影やスキンダイブ用にと購入しました。
7月13日にポチって7月25日到着。発送はUSPSの first class mail internationalだったので追跡できませんでしたが、2週間弱で無事に到着しました。
扱いは日本でいう普通郵便なのですが梱包サイズも大きくてポスト投函はできません。郵便屋さんは宅配便よろしく玄関口まで配達してくれました。
ちなみにEye of mineのオリジナル商品は、日本向けの発送でもHPからショッピングカートを使って購入可能になっていました。(支払いはPayPal利用)
早速、開封してみます。
同梱品は、本体のアルミポールにGIOTTOSのボールヘッド、それにGoPro用のTripodが付いてます。
ポールは仕舞い寸法が約75cm、最大延長が2段階で145cmです。スキーストック風のグリップは握りやすくなっています。
Poulに「10 Seconds」とロゴが入っていました。検索してみるとフィットネスポールのようです。
ポール、雲台、GoProTripod。この3点、ネットでみた値段をざっと足してみたところ約$60ほどになります。今回、Eye of mineでの販売額は$49。送料が一番安いFCMなら計$63.97(5,206円)でした。
初代のbou4から較べると格段に丈夫さが増しました。海中に突っ込むならこれくらいの剛性が必要だと思います。
八重山までに1回くらい試験ができれば良いのですがもう時間がありません。恐らくぶっつけ本番になりそうです。
再びカヤックへ行ってきました。
長崎県佐世保市にある「鹿町海洋スポーツセンター」。小さな町の公共施設です。海と島の自然体験館という施設があり、シャワーや更衣室が使えます。
画像は、GoPro HD HERO 960動画からクリップしたもの。ヘッドストラップカメラです。
今回、お借りしたのが5m近い本格的なカヤックです。艇の底が少し丸いのか左右に揺れました。セルフレスキューができるなら「どうぞツーリングへ行ってください」と勧められたのですが、まだまだ個人で湾外へ漕ぎ出す技量はありません。
今日は、細かなところへ入ってからの操作と、バックを練習しました。かなり大きな艇で少しもてあまし気味でした。
1時間ほどじっくり練習し、GoPro水中撮影も行いました。バッテリーバックパックを付けたので水中での抵抗が大きくなりました。
やはりもう少し太く丈夫なバーが必要です。
終了後、清算してもらうと・・・・210円でした。格安!さすが公共施設ですね。
少し遠いですがコストパフォーマンスは良好です。
カヤックからGoPro撮影、2本目です。
YouTubeでやっと音が入りました。アップロードから4日目です。どんな音楽を選んだかさえ忘れていました。
まず、カヤックから。
場所は長崎にある西海パールシーリゾートの体験カヤックです。
二人艇が1000円で小一時間遊ばせてくれます。パールシーリゾートは水族館や遊覧船などをそろえた海辺の観光施設です。
カヤックも観光客が「ちょっと乗ってみる?」みたいな感じで池のスワンボートよろしく手軽に体験できるプログラムになっています。
そこへ、帽子からラッシュガード、マリンシューズまでフル装備の2人が申し込んだわけでして、インストラクタも「カヤッカーの人ですか?」とか「何年目ですか?」と聞いてきます。
「2回目です・・・」と堂々と答えておきました(笑)
そしてGoPro。
今回は、GoPro960をヘッドストラップに、GoPro1080はOculus flat lensハウジングへセットしておいて同時撮影です。
前回は水中撮影をメインに考えていましたが、今回、ヘッドストラップカメラの調整が目的です。
基本、水上の映像は960とノーマルハウジング、水中は全て1080とフラットレンズです。(一部、水上を1080フラットレンズでも撮影しています)
日ごろ、街中でヘッドストラップを着ける勇気はありません。今回もカヤックを漕ぎ出して水上に出てからもそもそとセットしました。
反省点。
ヘッドカメラ、途中から角度が上向きになってしまいました。一度セットしてしまうと自分で角度を確認できません。相方に確認してもらうか手鏡が必要です。
そしてもう一つ。潮が付いた手でレンズを触ってしまいました。予めハウジングにはRain-Xを塗っておいたのですが厳しい夏の日差しの中、潮がそのまま乾いてしまい画像に写り込んでいます。
これは注意しなくてはなりませんね。途中で拭くか洗うか確認しながら撮影する必要がありそうです。
良かった点。
少しずつですがパドリングの息があってきました。まだまだ練習は必要ですが、静かな海域ですとそれなりにスピードアップできるようになりました。
GoProのW撮影も使えそうです。ヘッドストラップカメラはやはり両手が自由な分だけ水中撮影やパドル操作が楽に行えます。
960オン、1080オフ、繰り返しているうちに、どっちを撮影してるのか判らなくなりますが(笑)
今度はもう少し長めの体験コースを探してチャレンジしてみたいと思います。
届いていたGoPro背面拡張オプション、Battery BacPac。増設してみました。
まずは本体のバージョン確認。 v01.01.54へアップされていればOKのはずです。(2011年7月時点での最新版)
以前のv02.05.11だと、LCD BacPac/Battery BacPacともに動作しません。
バージョン確認方法
以前のつもりで強引に開封しようと思ったら、ブリスターパックは底面から簡単に開封できました。
またもや箱を破壊してしまった(笑)
インクルードされているのは、拡張キット・バッテリ・防水ドア・スケルトンドア・USBケーブル・取り扱い説明書、です。
Oculus Flat lensを取り付けたほうのハウジングを交換します。
これは夏の八重山水中撮影用のグッズだからです。
幅は倍くらいに。しかし目視する限りでは、この白のOリングは同一のもののようです。そうだとしたらスケルトン用のOリングは予備品に使えますね。
バッテリーを挿入し、本体のきりかけに引っ掛けてから接続します。
サイコロの出来上がり(笑)
コンパクトが売りのGoProなのに、なんだかズッシリ感が出てきて愛らしくなりました。
新品のバッテリーバックパックと、くすんだ本体のコントラスト。GoProも最初は綺麗だったんだけどねー。
ハウジングに収納してみます。
けっこうな飛び出し、そして重量感。
GoPro本体の電源を投入すると、
バッテリーインジケーターの横に「2」と表示されて、Battery BacPacを正しく認識していることがわかります。
Battery BacPac背面のボタンを押すと、数秒間グリーンのランプが点灯します。
拡張バッテリーの残容量を3段階で表しています(数秒で勝手に消えます)
この拡張バッテリーから優先して消費されるようです。
しかしハウジングの外から押すことはできません。ハウジング背面にボタンはありません。(ドア交換するならボタンも欲しかった)
従ってハウジングに入れる前に確認してから収納する必要があります。船の上ではハウジングは開けたくありませんから。
LCD BacPacに比べ、地味なBattery BacPacです。ユーザーもまだまだ少ないようなのでレビューが見当たりません。
後日、連続撮影のテストをしてみたいと思います。
ちなみにこの拡張オプションのみで、バッテリーの充電が可能です。バッテリーも合計4つになり購入順にABCDとマジック記入してありますが、最近、Aの電池持ちがわるくなってきました。
追記
長時間撮影のテストを行いました。
Blurfix vs stock gopro underwater comparison from marty cerven on Vimeo.
GoPro用の新しいフラットレンズ(増設タイプ)です。
構造は、オリジナルのリングこそ外すものの、湾曲レンズの前に専用フラットレンズを増設するタイプですね。
なかなか凝った構造になってまして、吸湿用にセラミックボールを入れられるそうです。
さて、肝心の写り具合です。
r1からr5まで・・・、おっとやはりr4と静止画では少しフチがけられるようです。残念。
これだけ外径を大きくしてもダメですか。
eBayにてお値段、$75。しかし現在は「This seller does not ship to Japan.」ですか。
eBay代行サイト「セカイモン」なら、送料手数料込み9千円くらいで購入可能のようです。
インストレーションビデオ(うるさくて、長いです)