今年最後の南阿蘇ドライブ、後半です。パンを買って蕎麦を食ったら、次は柴犬イジリマス。
柴犬の里、天気もよし犬もよし、今日の散歩犬は名犬おとはの子おとよ。
「おとよ」は、正確には3代目にあたるのでしょうか、以前のオテンバおとよと違い風格ある物静かな柴犬でした。しゃんと延ばした背筋、凛とした耳、ワンとも吼えぬ落ち着き様、チャンピョン犬おとはの血筋を継ぐ名犬ですよ。
途中、止まることも無く寄り道せず、タッタッタッタッタッと一定のステップでリズムを刻み散歩道を進みます。こっちははぁはぁはぁと息が切れます。
折り返し点に着いたら水をごくりと飲み、あとはワンコインオーナーのご機嫌を伺うことなく、こっちが「帰ろう」と言うまで、遠く阿蘇の山並みを眺め哲学していました。
数々の散歩犬を連れ歩きましたが、途中で動けなくなる犬、寄り道が激しい犬、棒やどんぐりに過剰反応するヤツ、色々とありましたがやはりチャンピョンをとるような名犬は風格が違います。落ち着いています。たぶんお値段も違うんでしょうが。
散歩犬を連れ戻ったら、お次は子犬イジリマス。
柴、3ヶ月ほど。子犬も全部性格が違います。大暴れするヤツも居るし、キャンキャン吼えて走り回る犬、また人懐っこく人によじ登る子犬なんかもうポケットに入れさらってしまおうかと思うほど可愛い柴も居ました。
今回の子犬は、ポテっと動きません。なすがまま、触るがまま、です。
まるで、動くぬいぐるみですよ。
あと半年もすれば成犬と見分けがつかなくなります。このままずっと子犬だったらいいのに・・・。柴、最高です。
柴犬を堪能したらカフェに移動します。今回は南阿蘇周り納めなので、パン・蕎麦・犬・カフェ・温泉・水汲み全部廻ります。忙しいです。
国道から裏道を辿り訪れたのは「ギャラリー珈琲風の音」。
江戸時代に建てられた武家屋敷を改装しカフェにされています。さすがに築200年になろうかという古民家、外壁や瓦屋根はかなりくたびれていますが、内装はきれいに改装され太い梁と広い土間を上手に活かした空間が演出されています。
高い天井に広い土間、そこにスピーカーが配置されジャズが流れる癒しの空間です。午後も遅い時間なのでお茶だけにしましたが、数組のお客さんのほとんどが「風の盆」定食を頼んでいました。
だご汁とか赤牛のコロッケとか、説明されているのを聞いていると、次はここで昼飯だなと思わせる内容でした。
続いて温泉に参ります。最近、蕎麦、温泉、蕎麦、温泉と繰り返しになってますが、ここ阿蘇まで来ておきながら温泉は外せないでしょう。
立ち寄り湯、「阿蘇白水温泉瑠璃」です。温泉に目が向かなかった当初は、こんなに近いところに立ち寄り湯があるなんて気にもしませんでしたが、いつも水を汲みに行く池の川水源の先、5分ほどの場所にありました。
大浴場300円、貸し切り風呂でも1,500円(50分)という良心的な価格設定です。設備はヘルスセンター風で風情はありませんが、広い敷地に錦鯉がいる池、大浴場に家族風呂が3つと宿泊施設も備えています。
岩風呂の貸し切り湯が希望だったのですが、タイル張りしか空いていないということでそちらをお借りしました。
GoPro水面撮影です。さすが防水ハウジングでも湯船につけるのはちょっと・・・。
室内は普通の銭湯風ですが、浴槽は広くお湯もたっぷり。湯温は42,3度でしょうか、ネコ肌の私でも躊躇無く入ることができましたよ。
脱衣場には洗面台と鏡、ドライヤー、ティッシュや綿棒はありません。内装はやや古いですが1,500円で貸し切り、しかも柴犬や水汲み場からも近く南阿蘇のホームグランドとしてまた立ち寄りたい温泉でした。肩までしっかりつかり今年の阿蘇めぐり完了です。
これからは積雪と凍結でしばらく訪れることはできませんが、
南阿蘇、また来たいと思います。
南阿蘇に行ってきました。先日、今年初の積雪を観測した阿蘇山、これから冬を迎えると簡単には近寄れなくなりますので、今年最後の行き納め、定番の南阿蘇ドライブコースをぐるりと一周してきました。
まず向かったのは「南阿蘇素材のみる夢 めるころ」天然酵母のパンと焼き菓子の名店です。4年ほど前、大阪のパン職人であるブーブさんから教えてもらい、それ以来、南阿蘇に来ると必ずといっていいほど立ち寄るお気に入りのパン屋さんです。
お店の前のモミジが黄色や赤に紅葉しています。早い樹はもう半分くらい落葉していましたが、阿蘇では遅かった紅葉が見頃を迎えていました。
パンは、たっぷりヤマブドウが詰まったずっしり重い「やまぶどうパン」ハーフ、フランスパンにサイコロチーズを巻き込んだ「チーズフランス」、そしてエダムチーズのもっちり食感「めるころパン」を購入しました。
こちらは人気店なので午後少し遅くなると各種人気ベーカーリは売り切れてラスクとか焼き菓子だけになってしまいます。今日は開店直後だったので、全種焼きあがったばっかり。足の速い観光客や近くのペンションの方がごっそり買っていきました。200円から400円が中心なのですが、ずっしりボリューム感があります。
左「やまぶどうパンハーフ」430円、奥「チーズフランス」300円、右「めるころパン」5個250円。お店のカフェでイートインも可能です。お早めに。
続いてお昼ご飯は「蕎麦や漱石」を訪れました。実は11:30開店のこちら、小規模な人気店ということで11時過ぎに到着したところまだ誰も居ませんでした。いったん「めるころ」に戻りそこから歩いての再訪問です。
場所は、めるころ駐車場の一番山側の端に進入路があります。ちいさな看板が二つほど上がっているだけですから、車で国道を走りぬけると見落としてしまいます。
この看板から50mほど砂利道を上がった場所に、ほんと小屋(失礼)というか普通の住宅風の1軒屋が建ってます。店の前が駐車場、11:20くらいに戻ったら既に2組が待っていましたので慌てて並びます。4卓20席ほど、相席はありませんので先着4組に間に合わないと40分から50分待ちになります。
お店の看板もシンプル。小さく張られた「注意書き」には「お急ぎの方ご遠慮下さい」とか「小さなお子様はお断りしています」などと書かれていて、こりゃ頑固一徹蕎麦オヤジかな?と思い勝ちですが、実は腰の低い丁寧なご主人と奥様で経営されている小さな蕎麦屋さんなのです。
蕎麦に拘るあまり、東京での繁盛店を閉め阿蘇に移転し、さらに蕎麦を美味しく召し上がっていただく為に追求してきたのが今のスタイルだそうです。お店のHPを見てもシンプル、説明が少しだけ、決して「オレの蕎麦食ってみろ」というお店ではありません。
以前の蕎麦が忘れられずにわざわざ東京から阿蘇に来るなじみのお客さんも居るようです。
さて、私達が頼んだのは「朝びき24」と「玄舞」のもり、です。とういうかこの蕎麦2種類しかメニューはありません。暖かい「かけ」か冷たい「もり」、大盛りもありません。どうぞ食べ比べてみてくださいという2つだけです。
薬味は、玄舞用に辛味大根とネギ、そして天日塩です。朝びきのほうは山葵をその場で摩り下ろして出してくれます。
蕎麦、到着しました。注文してから一つずつゆでる様で、先着順に出てきました。
玄舞、皮ごと引きぐるみの十割蕎麦です。盛られた状態からでも香りをかぐと蕎麦の風味が漂います。
こちらは、まず塩で頂きます。塩で食う蕎麦があるとは聞いていましたが、塩ねぇ、汁につけてずるずるっといきたいよねぇ蕎麦は、と日頃は思っていましたが、ここの蕎麦、塩で食べるとホントに旨い!塩だけで十分です。
喉越しを味わう蕎麦、歯ごたえと香りを味わう蕎麦、打ち方と粉でなんとなく分けてましたが、こちらの玄舞はそのどちらでもありませんでした。
噛み締めるほどに蕎麦の香りが口腔に広がり、でも喉越しもよく後半はつけ汁に薬味大根で頂きましたが、つるりと喉を通過していきます。今、思い出してももう一度、3皿くらい食べたくなる蕎麦です。
妻は朝びき24。蕎麦粉は玄舞と同じですが外側の殻を剥き24番メッシュでふるいにかけ生粉打ちにしたものです。
色見は白く更科のような感じですが、玄舞に負けない風味を保っています。じゃっかん喉越しは柔らかくなっていますがどちらが旨いかといえば朝びきの方が蕎麦を楽しめるかもしれません。ちょっとな、といいつつお互いの蕎麦を突付いていたらだいぶ取り上げてしまいました。
こちらは「塩」がついてきません。山葵とつけ汁に合う挽き方ということなんでしょう。妻はちょっと塩付けて食べてみましたら「旨い旨い」と言って塩で食べる蕎麦ブーム、我が家に到来しそうです。
後は、蕎麦湯を頂いて、塩で食べた分はこちらでつけ汁を十分堪能しました。
繰り返しになりますが、こちらは「蕎麦に拘りすぎて蕎麦だけを楽しむ店」になっています。古民家風でもなく天ぷらや小鉢も無く、BGM無し、子供禁止、イラッチご遠慮下さい、のお店になってます。
が、決して上から目線のお店ではなく、接客は丁寧、蕎麦は旨い、素人ながらここは素直に美味しいと感じさせる蕎麦一番のお店でした。他の方の評価は色々ありますが、おおむね「うまい、蕎麦の名店だ」ということでね、食べログをご覧下さい。
続いては犬イジリマス。柴犬の里、行ってきました。
先日のオランダ戦に続き、中2日でのベルギー戦。
また、立ち上がりの15分にミスから1失点するも、柿谷・本田・岡崎と3連続得点を決め、ベルギーの反撃を1点で食い止め3:2で勝利した。
最初の失点は、GK川島が目測を誤りゴールを飛び出してしまった上に、ゴール前に入った酒井高徳が周囲の警戒を怠り後ろから突付かれてしまうとんでもないミス。キーパー不在のゴールマウスを余裕?でカバーしながら背後からFWに抜かれるなんて、なんの為のカバーなのだ。W杯本番でこれをやったら帰国できないだろう。
しかし、先日のオランダ戦の教訓からか先制を許したものの落ち着いたゲーム運びを見せる。
同点ゴールは、右サイドで本田が縦にスルーパス。抜け出した酒井宏樹がダイレクトでセンタリグを揚げ柿谷がヘディング。どんぴしゃりのタイミングだった。背後のDFを背負った柿谷は身体を入れて早めのジャンプでスペースをキープした。簡単に見えるがタイミングよく自分の領空を確保してから落ち着いてのシュートだった。
(クリックでYoutube再生)
さらに中盤に入った遠藤がスペースに走りこんでダイレクトで中央にリレー。スルーからペナルティアーク付近で本田が右足に持ち替え強烈なシュート、逆転。今日一番といっていい走りをみせた本田、ゴールという目に見える結果も残した。やっぱり持ってるなぁ。
そして3連続得点となる岡崎のボレー。これも右サイドで回したパスを柿谷がダイレクトポスト。DFラインの裏をとった岡崎がコンパクトにミートしたシュートがゴールネットを揺らした。日本代表の3得点はどれも相手を崩してのコンビネーションから産まれた得点だ。メッシやネイマールのような突出した選手の個人技ではなくどれもがパス回しからの得点というのが素晴らしい結果だと思う。
残り20分をどう戦うのか?と興味深かったが、やはりここで少し混乱した。2点差をもって守りきるのかそれとも攻めるのか、チームとしての意識はどうだったのだろう。ホームで負けられないベルギーが攻勢に出るとバタバタしだして、1失点。
3:2と食い下がられる。結果、守備的MF細貝とDF今野を投入してベンチからは「守りぬけ」のメッセージが出て、ロスタイム4分もなんとかしのぎきった。本田はまだ攻めたそうだったが。
W杯一次リーグで言うなら、オランダと引き分け勝ち点1、次戦ベルギーに1点リードの段階で、攻めるのか守るのかはっきりさせたほうがいい。勝って勝ち点3を上乗せすれば一次リーグ突破が優位になるのでやはりしっかり守るべきだろう。ただしサッカーは残り15分を守りきるのはとても難しいのだが。
先日のオランダより今日のベルギーのほうが手合いがちょうど合った感じ。中2日という不利な条件もあったが、積極的に攻めるベルギーをしのぎ、最後まで苦労した経験はきっとW杯でも役に立つはずだ。
ここへきて年内最後の2戦で大きな経験を積むことが出来た。代表メンバーにも厚みが出てこれからの選抜がさらに選手たちを成長させることだろう。
そして12月6日にはブラジルW杯組み合わせが決まる。
今回は8グループに振り分けられるシード国が、今までの準シードクラスを多く含むことになりそうだ。
開催国ブラジルと、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギー。あとは結果待ちだがウルグアイやスイスといった国がトップ8入りとなり、逆にそこからこぼれたイタリヤ、イングランド、オランダという強豪国が「死の組」を作ることになる。アジアから日本が入ればもう一つは中南米やアフリカ大陸から。ブラジル、イタリア、日本、カメルーンなんてことにもなりかねない。
「なめてるヤツは一人ずつぶっつぶす」本田の試合前のコメントだが、さすがに今日の試合のようにはいかないだろう。W杯決勝トーナメントに進むには、ちょっと(いやかなりの)運と最後までゲームを壊さないで戦える組織力が不可欠だ。
抽選会は見逃せない(日本時間12月7日午前1時)
前記事の続き。
蕎麦を食ったら温泉です。ここ琴平温泉には「ゆめ山水」という露天風呂(男女)があります。
実際は蕎麦を食べてからいったん水汲みや豆田の街めぐりをしてから、夕方にもう一度戻ってきてこの温泉に入ったのですが続きでご紹介。
「ゆめ山水」は男女露天風呂が500円、貸し切り風呂が16室あって2,000円(60分)から。今回はこちらの貸し切り湯を利用しました。
16室ある貸し切り湯は、いくつかの棟に別れ川沿いに建てられた古民家風の長屋になっています。
その一室、おおるり。
風呂よりでかい岩が囲みます。元々このあたりは石切り場だったようで、それを利用した岩風呂のようです。
部屋を選ぶとき迷いながら「どこが人気ですか?」と尋ねたら、受付のおばさま「お湯は全部同じです」そりゃそうだろう・・・・。ということで適当に選んだ岩風呂ですが、この手前の大岩が座るにも歩くのも冷たくって存在感あり過ぎ!でした。次は無難にひのき風呂にしておこうと思います。
コインを入れると右上の口からお湯がほとばしりあっという間に湯船を満たします。お湯の温度は体感で41、2度くらいかな?湯量も多いので冷めることもなくちょうど良い湯加減です。
この時期、窓からは紅葉が眺められますよ。
しっかりつかって60分。私はカラスの行水なんで余裕ですが、妻は色々と前後に身支度が多いようで忙しそうでした。
脱衣場にはエアコン、扇風機、ドライヤーなど一通り用意されています。湯上りに暑いといって扇風機を回す私、いや湯冷めすると暖房を入れる妻。冷え性ってたいへんですね。
スマホは防水じゃないのですが結構水面ギリまで近づけて撮ってます。湯気とか大丈夫でしょうか。あまり無理はできませんね。今後はGoProで温泉水中撮影してみたいと思います。
ここ「ゆめ山水」は、旅館「かやうさぎ」や、黒川温泉にもお宿を経営されています。あと日田街道をもう少し山に登ったところにある系列の「秘湯うめ乃ゆ」に水汲み場があると聞いて行ってきました。
温泉から道を挟んだ反対側に「轟の森の湧水」がありました。
地下900メートルから汲み上げた伏流水、水道の蛇口が3つ並んでおり自由に水を汲むことができます。
貸し切り風呂は大正ロマン風の造りになっています。
こちらは大浴場は無く全24室すべて貸しきり湯のようでした。
なんかラブホ、いやカラオケボックス風のご利用パネル。タッチ式ではありません。
料金は1室1,500円から・・・とありますが、安いのは2部屋だけであとはエアコンやトイレが付いた部屋で3,000円から5,000円(70分)とちょっと高めの料金設定。家族4,5人で入るならいいですけど少し割高のようですね。それでも半数は埋まっていました。
山道を取って返し豆田の街並みを散策します。
白壁と昭和レトロな街並みを歩くと、お土産屋さんやカフェがのきを連ね結構な人が出ていました。
その中から「麦屋カフェ」へおじゃまします
ソフトクリームが美味しいというこちら、お店の外観は石積みで中は枕木を敷き詰めたレトロ感溢れる落ち着いた雰囲気のお店です。
上がり座敷と床の間を改装したディスプレイ。
秋の陽射しが差し込んで、田舎のおばあちゃんちに来たみたいです。
私はアイスコーヒー、妻、お薦めのソフトクリーム。
アイスコーヒー400円ながら、一杯ずつドリップして、さらに氷を張ったボウルで冷煎してからグラスに注いでいました。ソフトクリームも濃いそして旨い。観光地でありながらお値段良心的、居心地最高、ほっこりできるカフェですよ。
ディスプレイされたクラシックなアンティークカメラたち。
詳しくはありませんが、YASHICAなど時代を感じさせるカメラがきれいに展示されていました。まだ動くんでしょうかね。好きな方にはたまらない光景だと思います。
いつも通り過ぎてばかりいた日田ですが、意外と近くて楽しめる街だと思います。またゆっくり歩いてみたいですね。
土曜日は日田に行ってきました。どこか旨い蕎麦は無いかなと探すうちに日田ICから程近いところに琴平温泉を発見。「游食庭琴ひら」立ち寄り湯に併設された食事処です。
寒くなる前に紅葉を見に行きたいと考えていたところですし、インターから10分ほどの近さということで早速行ってきました。
日田といえば小国やくじゅうへの入り口にあたり、よく通る道ながらいつも通過点でしかなくしっかりと見て回ったことがありませんでした。インターから程近くにありながら山深い雰囲気のこのお店、日田バイパスと高瀬川の交差するあたり、ちょうどサッポロビール日田工場の裏手あたりに位置しアクセスがとてもいい場所にあります。
季節は紅葉まっさかり、苔むした小径を辿るとひっそりと佇む古民家が現れます。
席に案内してもらい座敷から外を観ると、高瀬川の渓流に沿って萌えるような紅葉が見事です。
蕎麦茶をすすりメニューを見ると十割そば限定10食の文字が。こりゃ頼まなければいけないでしょう。私、十割、妻は地鶏のつけ蕎麦を注文します。
十割そばは阿蘇、久木野産の蕎麦粉、他は北海道産の新そばだそうです。
待つこと10分、蕎麦が届きました。
粗挽きの蕎麦は喉越しではなく香りを楽しむタイプです。
つけ汁をちょいとつけ蕎麦をかき込むと、かみしめるたびに蕎麦の香りが鼻に抜けてゆきます。実のところ、まだまだ蕎麦がよく分かっていませんが、こうして色々なお店を食べ歩くと、そのお店独特の風味と季節の違いが楽しめて、またこの次は・・・と足を運んでしまいますね。単純な要素なのに、蕎麦粉、水、打ち方、ゆで、そして季節。たくさんの味わいが楽しめて中々奥が深いもんです。
もう少し歳をくったら自分で蕎麦を打つようになるんでしょうか。わかりませんが私は食べる方専門が性にあってるような気がします。
こちらのお店、旅館も経営されており、あと露天風呂と貸し切り風呂が併設されています。食事処は蕎麦のほか焼肉もあるようです。散策も楽しめる紅葉の季節、川沿いを散歩してから蕎麦に露天風呂、どうでしょうか。なかなか贅沢な休日だと思います。
もちろん、この後、温泉にも入りますよ。続きはこちら。
久々にサッカー関連のエントリー。
2013年11月16日、ベルギーで行われた国際親善試合「日本vsオランダ」は2:2でドロー。ここんとこずっとろくなゲームが出来ていなかったんで、この日スタジアムには「批判」の横断幕が貼られる始末。
(クリックでゲキサカHP)
この試合も「オランダが相手じゃねー」という雰囲気の中、立ち上がりは日本が攻勢に出て、結構行けるんじゃない?という展開だったが、この良い雰囲気を一瞬で変えてしまったのが内田のミスだ。
(クリックでYoutube再生)
確かに難しいバウンドだったし、外側の選手も警戒しないといけないのだが、ちょうど落としどころがポストプレイのようになってしまいファン・デル・ファールトがすかさず拾ってループシュート。
前半13分に1点を失った。内田のコメントを見ても「迷った」とあるが、古い話を持ってきて悪いが彼は2010年のブラジル戦でも同じ時間帯にヘディングを外にクリアせず折り返したところを奪われ、痛い先制点を決められている。
「迷ったら」一番セーフティなプレイを選択するべきなのだが・・・。
良かった立ち上がりも失点してしまった事でなんとなくどんより感が漂う。そんな中、長友はロッベンをしつこく追い回して、だいぶ「嫌がられて」いた。身長差からちょうど長友の膝がロッベンの腰あたりに入るので、「腰が痛てーよ!」と何度も睨みつけるが長友はガシガシ当たっていた。試合前のインタビューで、対峙する「ナガトモ」に聞かれ、誰?知らないよと答えたそうなので、これでナガトモをよく覚えたことだろう。
1点差ならまだゲームは・・・という前半39分、今度はそのロッベンが魅せる。
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この日オランダがテーマに揚げていた「素早いサイドチェンジ」が展開される。右サイドでフリーになったロッベンに素早くパスが回り、縦を切りに行ったのが長友、その内側をケアしに行ったのが長谷部。
しかし、鋭い切り替えしに長谷部は着いて行けずあっさり内側をフリーにしてしまい、あとはロッベンが自由に左足を降り抜きゴール。
このロッベンを切り返しを知らぬわけではない長谷部が、簡単に縦につられてしまうとは、あまりにも不用意、不用心。
前半終了までに2失点、どちらも守備の甘さから失った点だけに、もうこれはゲームが壊れてしまうかな?と思ったところを救ったのが長谷部=大迫のラインだった。起点は吉田が中盤でカットし素早く長谷部にフィードした時点。前がかりになるオランダ陣からボールを奪いカウンター気味にゴール前まで運んで大迫がダイレクトシュート。
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吉田が中盤でカットしてからわずか2パス。キャプチャーを見ても分かるように、両サイドから日本が上がるも中央には大迫だけ、DF陣の間にあるスペースを突いた長谷部、ダイレクトでシュートを放った大迫、ゴールへの最短コースが成立したシーンだった。アシストの長谷部もホッとしたところだろう。
そうそう、民放の解説は、なぜ「吉田麻耶」「吉田麻耶」とフルネームなんだろう。代表に他の吉田が居るならまだしも「マヤ」「マヤ」とうるさい事。
この前半終了間際の1点が再び日本代表をやる気にさせた。
後半に入るとオランダは更にバックパスが増えキーパーまでが追われるシーンが続く。何度かポストを叩いたり惜しい場面はあったのだが、2点目の得点は見事なパスワーク、ダイレクトパスから本田の同点ゴールが生まれた。
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ループ、シャドウの動き、何度も同じ選手が顔出ししながらオランダDF陣の間をすり抜け、スペースに走りこんだ大迫の落としに本田が左足ダイレクト。DFの股間を抜けたボールはゴールの右端に突き刺さった。
DFにかするか当たるか考えていては打てないタイミングだが、このシーンは全てのパスがダイレクトで小気味良く回っていたので迷う事無くシュートを選択した。やはりサッカーはシュートを打たなければ入らない・・・。
この日のオランダは意図的でないにしろ、なんだか練習試合のような気持ちで入ってしまったのではないだろうか。お互いがお互いの戦術を確かめる為の練習試合、まさかマジにガンガン当たってくるとか、GKまで追い回す「勝利への執念」にいつの間にか気後れしてしまったような感じがする。
日本がそれだけ追い込まれた立場に居るとは知らなかったのか。立ち上がりすぐ相手のミスから1点奪い、そして2点目を追加、ここで「サイドチェンジ練習する?」みたいに気を抜いてしまったのだろうか。
オランダは全体的にスペースを与えすぎの上、動き出しも少なくワイドに広がって「さぁコッチへ回せ」と楽をしてしまったことで、特に後半はかき回されただけで完敗の状況になった。追加点を奪えなかった日本もこういうゲームを勝てないことに不満が残るが、これはこれで「やった日本、オランダを撃破」なんてマスコミ報道を見ずに済んだのでよしとしますか。
今日は引き分けとは言えオランダ相手に良い試合をした。また時々強豪国相手にビッグキリングを見せて「強い」と勘違いさせてしまうけど、まぁ旨いけど強くはないよね、くらいがホントのところではないだろうか。
次は11月20日(日本時間AM5:00)のベルギー戦だ。オランダ戦のように戦えるのか。次は3:4:3使うんだろうか。W杯開幕まであと7ヶ月余り、数少ない国際試合の舞台を大切に戦って欲しい。
今週末は一人なので何でも好きなもんをガツンと暴飲暴食でも良かったのですが、やっぱり蕎麦にしました。
久しぶりに、蕎麦なか原。
開店と同時に到着。駐車場のラインを引きなおしてキレイになってましたよ。
何を食べようか迷うところですがまだ11時ということで自重して軽めにしておきます。
おろし蕎麦。
ご主人は関東で修行された方のようです。お名前は中原さんじゃありませんがお店の屋号は「なか原」。九州地方では「中原」を「ナカバル」と読むことが多いのでもしかしたらそうなのかもしれませんが確かめてません。心の中では蕎麦ナカハラと読んでます。
こちらは、細切りの平打ち麺で、喉越しで楽しむ蕎麦です。
おろしは「辛味大根ではありませんが」 と聞いていましたが、蕎麦ツユは濃い目なので調度いい加減になります。薄く削った鰹節がとても香りよく、これに絡めて一気に食べてしまいました。
他にもお品書きは多いほうです。でも、蕎麦の量は少なめなのでお腹が空いたときはセットや稲荷寿司がいいかもしれません。
厨房の一角がガラス張りになっていて蕎麦を打つ姿が見えます。開店直後ということもあり、ちょうど蕎麦を打っている最中でしたが、職人さんは若い女性が担当していました。
帰り際にお嬢さんですか?と尋ねるとそうですと女将さん。じゃ修行中ですね、というと「もう十年になります」とのことで、失礼しました。美味しかったですよと告げ会計を済ませました。
さぁ一人だから好きなことするぞーっと思ったのですが、一人でどうやって遊んでいいのか分かりません。そうだ、せっかくだから温泉に入ってこようと山に向かいONCRIを目指します。
ONCRIは、株式会社ポジティブドリームパーソンズという会社が、新しいコンセプトでリニューアルオープンさせた旅館になります。以前は吉花亭という旅館でしたが、数年前に立ち行かなくなり、こちらのブランドにリニューアルされています。
ロビーはシンプルモダン、カフェとイタリアンレストランが入ったスペースと、その反対側にはキッズコーナーを併設したショップもあります。
但し全館全室がリニューアルされたわけではなく、このロビーといくつかの客室に手を入れただけのようです。
以前のお風呂にはいったことが無いのですが、恐らくこちらも旅館時代のままだと思われます。
お湯は「ぬる湯」。38度くらいの湯温しかありません。私は40度が好みなのでさすがに少しヌルイかな?と思ったのですが返ってこれはゆっくり長くつかれるのでなかなか良かったですね。
お風呂の中は撮影できませんでしたので、公式HPからキャプチャーを持ってきました。画像クリックでホテル公式HPへ。
立ち寄り湯1000円で小タオル付きです。うたせ湯や寝湯、露天には大型のヒノキ風呂もあります。どこも38度前後らしいですが湯量はたっぷりなので長湯が楽しめます。カラスの行水な私にしては珍しく1時間くらい入っていました。他にも貸切の家族風呂が3つ、あと砂風呂などもあるようです。ただし、2013年11月現在、足湯は修理中のため使用できませんでした。
山も深いところまで来ると紅葉が始まっています。
帰り道、喉が渇いたのでソフトクリームでも、と思い道の駅へ立ち寄りました。ついでに買い物と、揚げ豆腐、大根、コンニャク・・・そうだ今夜はおでんにしよう!
帰って作り始めたら、ついあれもこれもと具材を入れ過ぎ10人前くらいに膨れ上がりました。どうしよう一人で食いきれませんよ。今日から3日間、おでんが続きます。
月に1回くらいのペースで行く「無声庵」。先週に続き2週連続で訪れました。
かれこれもう5、6年はここで蕎麦を食べていますが、さすがに2週連続は初めてかもしれません。
まだ紅葉は始まっていません。お店の前にあるモミジの木が1本だけ赤く染まっています。
いつもの板蕎麦、妻、今日は鶏天セット。
先週も思ったけど、水切りが甘い。先週は気のせいかと思ったけど今日は意識して蕎麦をめくってみたら下のほうはかなり水が残ってる状態。
うーん、どうしたんでしょ。茹で方はちょい固め、それはそれで好みなので構わないんだが、水はもう少ししっかり切ったほうがいいと思うし、以前はそんなこと無かったよなぁ。
そして全部食べ終わってから気づいた。「新そばで打っております」の掲示・・・・。全然わからんかった。確かこちらのお店は熊本のそば粉だったはずだが、それにしても「新そば」はホントだったんでしょうか。私の味覚が悪いにしろ、色合いや風味から新そばの香りは全く感じませんでした。
今年の「新そば」一号は、先月行った南小国の「美原」さん。こちらは新そばの名のとおり、うっすらとした緑が入った蕎麦で、一口すすれば僅かに蕎麦の香りが広がったもんなんですが・・・。
蕎麦はそば粉に挽いてからの時間がその香りに影響する、と言いますから、挽き立てでないとほんとの蕎麦の香りは分からない。
これはもう、その場で挽いてから蕎麦を打つ「里見庵」にでも行くしかないか。
無声庵、蕎麦はそこそこ旨い、隠れ里のようでその名前のとおり蕎麦をすする音しか聞こえないような静寂なお店、庭はきれいに手入れされていて季節の変化も楽しめる・・・そんなお店で通ってきたけれど、最近はお子様連れも増えてきてドタドタ走る回るのを放置している親を見てると「はぁああ」とため息が。
静けさを失い、混雑で入れない日もしばしば、その上、肝心の蕎麦がなぁ。取り立てて名店という訳じゃないがそれなりに美味しいと思って通ってきたんで頑張って欲しい。
さて進路を北にとり産直を目指す道中で「無料天然水汲み場」の看板発見。いつも通っているのだが全然知らなかった。
ハンドルを切り駐車場に停める。
三瀬高原ギャラリーが、その敷地内で天然水を提供してくれているそうだ。ポリタンに水を頂く。ここなら「鳥羽院の水」のように回り道しなくても行き帰りの途中で簡単に水が汲めるからこれは助かる。味は分からぬが汲むほうはな。
産直まっちゃんで野菜やみかんを買ったら、今回、いつも行く「イブスキ」から浮気して「アーノヴルストカーテ」という生ウインナーのお店を訪問。
生ウインナーというから生なのかと思ったら、生のウインナーを冷凍して販売しています。日持ちしないからでしょうね。お店ではウインナーを使ったバーガーやドッグが食べられるようです。3種ほど買ってみたので、三瀬ベルボアーズのパンに合わせてみましょう。
そうそう、ソーセージとウインナーって何が違うの?と調べてみたら、羊腸を使い太さが20mmまでのものをウインナーと呼ぶそうです。
あとはざーざー降り続く雨の中、細い山道を辿り「珈道庵」へ。
ここでは水代わりに「水出し珈琲」が出てきます。
さかずき程度の器にピスタチオ。これが美味しい。
更にわたし、いつもの自分で注ぐアイス珈琲。妻、今日のお薦めブレンド。
この寒いのにアイス?
そーなんです、メニューにある限りコイツを頼みますよ。蕎麦もいつまでもザル蕎麦。冬でも大丈夫です。
いつも季節感を感じさせる飾り付けがきれいにディスプレイされています。
これだけ雨が降っていれば空いているだろうと思いきや、産直まっちゃんもこちらも結構な賑わいですよ。しかも珈道庵の男性客は私ひとり。あと全員女性、しかもおばty、いや中年から上の女性グループばかりでした。
あの、細い山道、車で登ってくるんですよね?できればすれ違いたくありません。
さすがに山の上、既に紅葉が始まっていました。今年の暑さで紅葉は遅れているようですが、これから山はグッと色付いてくると思います。
積雪や凍結の時期にはここまで登ってくることができません。 紅葉を楽しめる期間はわずかしかないでしょう。もう一度、いや2、3度は年内訪れてみたいと思います。
無声庵もあと2、3回は食べてみて最終評価してみます。
2013 Saga International Balloon Fiestaに行ってきました。
前日の天気予報では曇り、日差しが薄いと撮影してもなぁと悩んだのですが、ちょうどこの時期は、東京で隔年開催される展示会の出張と重なるので、今年行かなければ再来年まで行けないから頑張って早起き。
通行規制をちょちょいと潜り抜けて会場近くの駐車場に停めたのが6時30分、バルーン会場に着いたらテストフライトが始まっていました。
もう飛んでいるのは競技に参加しないパイロットがテスト飛行をかねて偵察中です。赤いフラッグが上がっている間は、競技者は気球を膨らませてはいけません。
競技者は準備をしてフラッグがイエローからグリーンに変るのを待ちます。
今大会は競技参加が101チームだそうです。午前7時20分、フラッグがグリーンに変るとその後午前8時までに離陸しないと失格になります。いざグリーンフラッグが上がれば一斉に準備がはじまり気球が立ち上がります。
準備ができたら周囲に居る審判団が順番に離陸を許可します。各気球にオブザーバー、3チームごとに審判員が居るようです。審判は大きなジェスチャーで、次こっち、その次はこっちと指示を下します。
バーナーの音、ひときわ高く響かせ離陸。競争というより見送り・・・という感じ。競技者同士、観客にも手を振り気球が昇っていきます。
通常であればこの時期、北東の風が吹いています。この風に乗って会場となる河川敷から南西方向に流れていくのですが、今日はテストフライトを見ても分かるように、ほとんどの機が北上していきました。先頭に飛んだ気球だけがうまく?南西方向に飛んだのですが、ぽつんと1機だけで、あとはほぼ全部が川に沿うように北から東に上昇してました。
午前8時、離陸の最終時刻までに全員が飛び上がりましたが、ほぼ全ての気球が会場上空にとどまります。高度によって風向きが違うそうで周囲の動きを監視しながら乗りたい風を探します。
私は、カイトを揚げている際に経験した事があるのですが、風に乗ってしまった状態になり意図しない方角に行ってしまうこともあるそうです。風に流されるのではなく風が来る方向に「前進」してしまうケースですね。
暗いだろうなぁと思いながらもGoProタイムラプス映像を撮りました。
久々に、キッチンタイマーインターバル。あと固定にした960も参加。3台あるGoProシリーズ全部引っ張り出してきて撮った映像です。
やっぱ、あんまり・・・ですが。
2013SAGA Baloon Festa GoPro Time-Lapse Photograrhy
今日(11月3日)は朝から雨です。バルーン競技は中止、さて夜のラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)はどうでしょうか。
不思議と、ずーっと天気がいい時期なのに、なぜかバルーンは雨にたたられることが多いんですよね。