週末に、湯布院温泉「お宿 五輪花」に行ってきました。
お盆休みは、個人的なGoto九州キャンペーンでたっぷり温泉を楽しんできたので、自宅の小さなユニットバスに浸かっていると「あぁ温泉に行きてー」という弊害を引き起こしてしまいました(笑)
じゃらんで「夏セールが更にお得になる4500円分クーポン」ってのが出たので、行ってみたいと思っていた五輪花を予約しました。五輪花は、部屋付き温泉素泊まりの宿で、もう10年以上前からこのスタイルで営業されています。
2019年1月には新館となる「別館」もオープンしたのですが、今回は急な予約だったため従来の旧館離れを利用しました。
通常、おとな二人1泊2日(素泊まり)18,000円のところ、Gotoキャンペーン35%オフとじゃらん夏クーポンを適用し、7,200円(税サ込み)でした。
チェックインは名乗るだけ、じゃらんで先にネット決済しているので宿帳への記入もありません。部屋に宿のお母さんが一緒に来て簡単に説明を受け、その場で入湯税150円x2を手渡して終了。あとチェックアウトも「部屋の鍵はテーブルの上に置いておいてください、そのままチェックアウトで構いません」とのことでした。
部屋は、和室6畳と板の間とベッドルーム。部屋は禁煙、宿泊棟の入り口の建て屋が共用の喫煙所になっています。
セミダブルベッドが一台なので、寝相の悪い私は畳に布団を敷いて寝ました。
温泉は、露天風呂。源泉かけ流しの風情がある浴槽です。
庭の広さの割りには、浴槽はやや小さめ。一人なら十分、二人なら譲り合い。黒い石の部分が半身浴や足湯にちょうど良い高さでした。
源泉は60℃、かけ流し口で50℃に調整されています。浴槽中央で40℃ほど、私の好きな温度です。
加水はナシで24時間ちょろちょろとかけ流し状態です。自分で加水や加温はできません、お宿にお任せになりますが、夜も朝もほぼ40℃から41℃で維持されていました。
他に、サッシで囲まれたシャワー室があるので寒い時期でも大丈夫でしょう。露天風呂の上にもひさしがかけられているので雨が降っても大丈夫です。
お宿からのサービスで、冷酒が一合。岩風呂で足場が安定しないので、ここはイメージ写真だけ撮って(笑)あとは部屋で頂きました。
こちら五輪花は、食事なしの素泊まりのみのプランです。別に経営している?古民具も部屋のあちこちに配置されていて、なにか田舎の親戚んちに泊まりに来た雰囲気です。
部屋に置いてある冊子には、デリバリー可、持ち帰りのみ、予約の必要ありなし、が記載された飲食店の一覧が載っていました。HPには書いてないので初めての方には勝手がわかりにくいかもしれませんが、自分で持ち込むか、もしくは予めお宿に相談されるといいと思います。かなりたくさんのお店がリストアップされていたので、夕食に困ることはないでしょう。
私たちは、いつもの「由布まぶし心」から「鰻まぶし」をテイクアウトしました。
いつも「豊後牛まぶし」だったので、今回はじめて「鰻まぶし」にしてみました。ボリュームも十分で美味しかったのですが、どちらかと言えば「豊後牛」かな。あと「地鶏まぶし」もあるので、次はこちらにしてみましょう。
到着した日は、温泉→ビール→昼寝→温泉→ビール→鰻まぶし→温泉→焼酎、翌朝も温泉x4回と、10時チェックアウトまで何度も何度も温泉に入ることができました。「部屋風呂」の魅力ですね。
妻は、「坪庭の池の鯉になった気がする」と言ってました(笑)
チェックアウト。鍵を部屋に置いて出るだけです。駐車場でお宿の人と少し話たのですが、週末はGotoキャンペーンの効果もあってかずっと満室のようです。ただ平日はまだまだのようでインバウンド客は全滅とのこのと。
お宿の注意書きにハングルや英語もあったのですが、恐らくこのコロナ渦までは海外からのお客さんで賑わっていたのでしょう。新館もオープンしたところですし、再び日本人客だけをターゲットにシフトしなければならず、これからが大変だと思います。
「湯布院」というブランドで露天風呂付き旅館ならば安いと思うのですが、設備もやや老朽化しており、また部屋は狭くはないのですが少し使い勝手が悪いレイアウトで脱衣場がないとか、水回りが古いとかドライヤーのハンドルがカクカクしてるとか、少しずつ減点が溜まっていきます。やっぱり同価格なら、同じスタイルの「亀山の湯:新館」かなぁ。まぁ今度は五輪花の新しい別館に泊まってみたいと思います。
帰路は「道の駅」をめぐりながら下道で帰ります。「道の駅 童話の里 くす」 15分ほど走って「道の駅 慈恩の滝くす」
いつもは通り過ぎてしまう小さな道の駅でしたが、思っていた以上に立派な滝にびっくり。二段になっていてどちらも迫力があり、周囲には水しぶきが天然のミストとなってマイナスイオンたっぷり。とても癒されました。
3つ目の「道の駅 うきは」に立ち寄ろうと思ったら、福岡方面からのお客さんで大渋滞。スルーして高速に乗り換え帰ってきました。
昼飯を食い損ねたので、サービスエリアでお昼ご飯。往路も復路も山田SAで摂ることになりました。
左:肉うどん550円。右:別府冷麺970円。
どちらも美味しかったです。山田SA、最強ですね。
※ツイッターで右側写真を「山田SA下り」と投稿しましたが、逆ですね。左が「下り」右が「上り」SAのレストランになります。
快晴だったのに、飯を食ってる最中に突然の豪雨と雷鳴。あっという間に駐車場がプールになりました。
バイクの皆さん、大丈夫だったでしょうか。車でも走れないくらいの豪雨でした。
旅行日:2020年8月29日
Goto九州の旅、三日目は雲仙九州ホテルに泊まってきました。「Goto九州」とは、九州在住者である私が3密を避けながらできるだけかつてのような旅が楽しめるのか、というマイクロツーリズム企画です。
近場で自家用車を使い、
1.おこもり宿
2.ホテル
3.温泉旅館
のスタイルが違う3つの宿を、ぐるりと回ろうというものです。
一日目 Goto九州、守護陣温泉に泊まる
二日目 Goto九州、ANA熊本ホテルに泊まる
三日目 Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる①
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる②
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③ (この記事)
昨夜、レストランとバーを2軒はしごしたのですが、いつものように早朝に目が覚めました(笑)
ホテルの周辺を散歩します。
雲仙九州ホテルをぐるりと一周すると、30分ほどの散歩コースになります。ちゃんとした遊歩道が整備されていて歩きやすい散歩コースです。
朝食を頂きにレストラン会場へ移動します。朝食は和食か洋食かの2択、コロナ対策ではなく日頃からセットメニューの提供だと思います。
妻、洋食。私、和食。
前夜のコースで和食がちょっと?だったのですが、和定食はどれも美味しかったです。
特製だしの「卵かけごはん」、どこに卵が?とテーブルを見渡しましたが、既に混ぜられた状態で出汁にしっかりと黄身の味が通っていました。どうやって作ってるんだろう?
妻の洋食。
紫(ぶどう)の野菜ジュースと野菜サラダ、コーンスープに続いてエッグマフィン。
ところが、続いて出てきたハッシュドビーフで早くもギブアップ。写真を撮り忘れたのですがハッシュドビーフは、ご飯とパンが一緒に盛ってあり、この一品だけで「昼食」並みのボリュームが。ちょっと味見させてもらたのですが味も濃く朝食に続き昼食も一緒に頂く感じで、確かに女性にはちょっと多いでしょうね。
そのあとに、「フレンチトースト」とメニューに書いてあったので、ギブギブ! すいませんハッシュドビーフをほぼ全部残してしまいました。私も自分の分で満腹、手伝うこともできませんでしたが、これ、皆さん完食してるんでしょうか。
部屋に戻り最後の温泉を頂きます。
チェックアウト11時。
以前、大型旅館だった頃は完全にスルーしていたお宿ですが、リニューアルに気付かず、今回の企画で妻が探してきた「Mt.Resort 雲仙九州ホテル」 施設、接客、温泉、そしてオールインクルーシブとはいかないけれど2つのバーが自由に使えるリゾート型温泉ホテル、「あり」だと思います。また機会をみて再訪したいお宿でした。
チェックアウト後は、昨日行けなかった仁田峠第二展望所へ寄りました。本日は快晴、海を隔て熊本まで一望できます。
位置関係はこんな感じ。
普賢岳。こんな山頂から一気に大火砕流が町まで下り落ちたのですね。
マイクロツーリズムで巡った3ヶ所のお宿、それぞれ特色がありました。どちらもコロナウイルス対策はしっかりしており、また個人がきちんとマスクをするなど予防すれば、多少の不自由はあれど、以前と変わらぬような旅が楽しめることが分かりました。
過剰なほどに「ゼロリスク」を追い求めていては家から一歩も出ることができなくなります。もし「自分は怖いから家にこもる」けど「食品や物流は止めないで」「電気もガスも止めるなよ」というのは単なるわがままです。自分たちの生活は誰かが支えてくれているから成り立つのです。
誰もが何らかの形で新型コロナウイルスの影響を受けている最中ですが、今、行動できるひとはGotoトラベル使って(使わなくても)ぜひ観光地を支援して欲しいと願っています。
<滞在中の3密、2m以内で接触した人たち>
チェックイン10分、部屋への案内5分。
夕食レストランで接客が計10分ほど。バーで1分未満。
他のお客さんとはすれ違い程度、バーでは5m以上の距離で、全員がマスク着用でした。
旅行日:2020年8月13日
Goto九州の旅、三日目は雲仙九州ホテルに泊まってきました。「Goto九州」とは、九州在住者である私が3密を避けながらできるだけかつてのような旅が楽しめるのか、というマイクロツーリズム企画です。
近場で自家用車を使い、
1.おこもり宿
2.ホテル
3.温泉旅館
のスタイルが違う3つの宿を、ぐるりと回ろうというものです。
一日目 Goto九州、守護陣温泉に泊まる
二日目 Goto九州、ANA熊本ホテルに泊まる
三日目 Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる①
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる② (この記事)
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③
夕食は、和洋折衷スタイルです。併せてワイン4グラスセットx2をオーダーしました。ペアリングというほどのチョイスはありませんが、メニューにある「スパークリングかビール・白・赤・赤」に拘ることなく「全部、白で」もOKです。それぞれ2種類ずつ用意されていましたが、私は「スパークリング・白・白・赤」で頂きました。
創業オーナーが外国航路のコックさんだったことから、元々は洋食メインですが現在は和洋折衷とのこと。しかし、洋に比べると和が少し物足りない感じ。お刺身の「太刀魚の昆布締め」をなぜ塩昆布で?。普通に絞めたほうが旨いと思うのですが塩辛かったです(笑)
他はどれも美味しかったですし、量もちょうど良い感じでした。
特に洋食系のソースは「さすが」という感じ。味付けは濃いめが多いのでワインが進みます。
〆の「じゃこめし」の出汁は美味しかったです。翌朝のお味噌汁も美味しかっただけに、ちゃんとした和食の料理人さんが居るんだろうなぁと思うだけに、あのお刺身だけがちょっと残念。
メニュー
・夏のとうもろこし冷製スープ仕立て
・島原半島産夏野菜のグリルとサラダ
・長崎近海でとれた本日のお刺身3種
・橘湾産 イサキの炙りとじゃがいものピューレ
・パンチェッタと島原半島産 青紫蘇のパスタ ジェノヴェーゼ風
・長崎近海産 真鯛の蒸し焼き レモンバターソース添え
・長崎和牛ランプ肉の炭火焼 赤ワインのソース
・小浜じゃこ俵めし出汁茶漬け
・シェフ特製 雲仙茶と抹茶のアイス
・コーヒーまたは紅茶
ごちそうさまでした。
さて、続いてのご紹介は、パブリックスペースになるラウンジです。宿泊棟の屋上階にある「ルーフトップラウンジ」、雲仙地獄を見下ろすオープンエアのスペースと、セルフサービスのバーがあります。
こちらのバーは宿泊者専用で、簡単なドリンクが無料で用意されています。
「セルフバー」ってのが良いですね、酒飲みにとっては。(おい、また来たよあの客)とバーテンダーに思われなくて(笑)
ビールや炭酸類はありません、スナックもちょっとナッツが置いてあるだけです。
真夏とはいえ、標高700mの雲仙岳、オープンエアーは過ごしやすく気持ちの良い空間でした。
屋内のバーにはマッサージチェアもあり、洋書などをめくりながらのんびりするのもいいかもしれません。
こちらのホテルは基本、子供はオコトワリ(禁止ではありません)なので、大人のゆったりした時間が過ごせます。
続いて、バーをはしごします(笑)
2Fにあるテラスカフェは、夜にはカフェバーになります。こちらも宿泊者は無料です。見かけませんでしたが一般客の利用も可とのこと。
カフェバーにはバーテンダーが居て、ビールやカクテルもサーブしてくれます。もうだいぶ飲んだのと、(また来た)と思われてもなんですから、カクテルを1杯だけ頂いて引き上げました(笑)
テラスは夜の写真を撮ってなかったので、昼の風景を再掲。
こちらも屋内エリアがありますから、寒い時期でも大丈夫でしょう。メインロビーに広がる水盆が照明に照らされステキな空間でした。
レストランでワイン(有料)、トップバーでまたワインとウイスキー、カフェバーでカクテル。部屋に戻ってから何か飲んだようですが記憶が定かではありません(笑)
長くなったので、その③へ続きます。
旅行日:2020年8月12日
Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③ へ続く
Goto九州の旅、三日目は雲仙九州ホテルに泊まってきました。「Goto九州」とは、九州在住者である私が3密を避けながらできるだけかつてのような旅が楽しめるのか、というマイクロツーリズム企画です。
近場で自家用車を使い、
1.おこもり宿
2.ホテル
3.温泉旅館
のスタイルが違う3つの宿を、ぐるりと回ろうというものです。
一日目 Goto九州、守護陣温泉に泊まる
二日目 Goto九州、ANA熊本ホテルに泊まる
三日目 Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる①(この記事)
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる②
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③
大正6年(1917年)に創業、100年を超える歴史がある老舗旅館です。2018年に大規模リニューアルを行い現在は「Mt.Resort 雲仙九州ホテル」として生まれ変わりました。
以前は95室を擁する温泉地でよくみる大型旅館でしたが、現在は客室数を25室と大幅に減らし、その分だけロビーや庭園、ラウンジなどのパブリックスペースの充実を図ることで、単なる「おこもり宿」ではない大人のリゾート滞在型ホテルへと進化しました。
現在、島原半島世界ジオパークに登録されている雲仙温泉一帯は、明治時代には早くも外国人居留者の避暑地として人気を呼び、以降長らく栄えてきました。とはいえ、こちらのような大型旅館がいち早くリゾートホテルへと生まれ変わったことは、コロナ渦やインバウンドが消滅した今となっては正解だったと言えるのではないでしょうか。
というのも、ここ雲仙温泉周辺に立地する多くのホテルや旅館のうち、大手チェーンに買収されたり、または廃業しすでに廃屋と化しているホテルも散見されるからです。
かつての避暑地とはいえ、九州エリアでも比較的足の遠い島原半島のど真ん中、大型旅館は団体客が来なければとても経営が成り立たない状況でしょう。そして硫黄成分を含んだ蒸気が立ち込める環境のため設備や建屋の腐食、定期的な保守と維持コストもかかるようです。
当日の前半は先の記事で紹介したように「がまだすドーム」を見学してきました。続いて展望台に寄ろうと山道を登って行ったところ霧の為に閉鎖されており、ホテルに1時間も早く到着してしまいました。
玄関にさっと出てきたフロントスタッフに「車を置いて一時間ほど散歩してきてもいいですか」と尋ねたところ、「もちろん構いません。あと、もう一つご提案としてカフェテラスでしばらくお待ち頂く事も可能です」と言って頂き、そうさせてもらうことにしました。(通常はカフェテラスの利用も15時からだそうです、感謝。)
先にフロントでチェックイン、説明、2Fカフェテラスでコーヒーを頂いていると30分もしないうちに「準備が整いましたので」とお部屋へ案内してもらうことができました。
さて、こちら雲仙九州ホテルの中を紹介していきましょう。
部屋はテラスプレミアツイン4階半露天風呂+テラス付和洋室です。こちらは、フロント棟が平屋、レストラン棟が2F、宿泊棟は5Fと屋上階になっており、それぞれ別のエレベーターに乗り換えないといけません。
宿泊棟のいずれのお部屋も「雲仙地獄」を真正面に見渡すレイアウトになっています。別に「離れ」が2棟ありますが、こちらは地上階の平屋建てになりますので、おそらく「雲仙地獄」はあまり望めないかと思います。
4Fツインの部屋は、玄関ドアを開けるとすぐにウォークインクローゼット(おそらく旧ホテル時代のユニットバス部分ではないでしょうか??)、広い棚も用意されておりスーツケースや着替えを広く使う事ができます。
ツインのベッドルームと、窓際には大きくて座り心地のよいソファーセット、さらにテラス部分にもテーブルとソファが用意されおり、気持ちの良い空間が用意されています。喫煙する方はこちらの外部テラスでOKです。
そしてなんと言っても源泉かけ流しの展望風呂が魅力です。テラスのガラス越しとはいえ解放感溢れるヒノキの浴槽に肩までつかり雲仙地獄の湯けむりを眺める・・・なんという贅沢でしょう。
温泉の質は乳白色のやや硫黄臭がするつるっとした感触の源泉です。このところ単純泉が多かったので久しぶりに「クセ」のある温泉に入りました。「雲仙地獄」でボコボコと拭きあがってる源泉そのものの色をしています。
こちらのホテルは雲仙国立公園に立地することから、温泉はボーリングを行うことができず、自噴の温泉を調整し供給しているそうです。従って「温泉に入ったら栓を抜いてまた一から給湯」というような贅沢な真似はできませんが、一晩中、ちょろちょろと源泉が供給されるかけ流し方式になっています。
その為、季節によって源泉の温度が変化するそうですが、お宿の方で適宜調整して給湯しているようです。ちなみにこの日は、給湯部分で42℃ちょい、浴槽の中心で41℃くらいでした。
※追記:「源泉が供給されるかけ流し方式」と書きましたが、源泉そのものかは確認していませんでした。お宿の説明を引用しておきます。
(HPから引用)
Q.温泉はかけ流しですか?
雲仙は国立公園でボーリング(掘削)できない天然温泉のため、天候や季節により湯量・温度が変わります。よって季節毎に加水加温が必要な日が多く、100%源泉かけ流しとまではいかないことをご承知ください。(宿泊棟・離れ共同様)
泉質をお求めのお客様には、湯量も豊富な雲仙内他の旅館ホテルをご紹介致します。
館内は、レストランやテラスバーも含め、全て館内着でOKです。温泉に入ったらまたドレスアップして・・・という億劫さが無いのがいいですね。
日が沈みあたりが暗くなったころ、レストラン「1917」へと向かいます。
「1917」のネーミングは、ホテルの創業年ですね。
旅行日:2020年8月12日
Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる② へ続く
Goto九州の旅、二日目はANA熊本に泊まってきました。「Goto九州」とは、九州在住者である私が3密を避けながらできるだけかつてのような旅が楽しめるのか、というマイクロツーリズム企画です。
近場で自家用車を使い、
1.おこもり宿
2.ホテル
3.温泉旅館
のスタイルが違う3つの宿を、ぐるりと回ろうというものです。
一日目 Goto九州、守護陣温泉に泊まる
二日目 Goto九州、ANA熊本ホテルに泊まる(この記事)
三日目 Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる①
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる②
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイは、「温泉」ではありませんが旅の流れでこちらのカテゴリーに載せています。
一日目は、大分県と熊本県の県境に近い「守護陣温泉」。そこから熊本県を横断するように阿蘇外輪山を抜けて熊本の市街地に一泊します。こちらの宿を選択したのは、3日目の中継地点としての立地、またホテル泊でビュッフェ形式を楽しみ・・いや試してみたいと考えたからです。コロナ自粛のなかビュッフェ(バイキング)形式はどうなっているのか、ANAホテルを利用してみました。
部屋は、14Fのスタンダードツイン。27㎡の標準的なお部屋です。
22階建て?の中層階になりますが、眼下には白川の河川敷が一望できる景色の良いお部屋でした。
翌朝は早く起きてこの河川敷を小一時間ほど散歩してきました。
さて、こちらはANA系ホテルとして熊本を代表するような立派なホテルです。しかし、このコロナの影響で大幅にディスカウントされており、さらにGotoトラベルキャンペーンと併せ、お得に宿泊することができました。
Gotoキャンペーンが公式に発表される前から、お盆なのにツイン1泊2日おとな二人で15,000円ほどで販売されており、日を重ねるごとに色々なプランが追加されていきます。
私が楽天トラベルで最初に予約していたプランは、15,000円で26時間ステイ朝食サービスというもの。朝10:00からチェックインできるそうです。実際には前泊地の関係もありますので、通常の15:00インを目指して利用するつもりでした。
ところが一週間ほど経つと今度は、11,018円で1泊2食付き駐車場代無料というプランが出ました。一応、公式には朝食がひとり2,500円になってます。朝食代が二人で5,000円、あと駐車場が1,000円。夕食の詳細は分かりませんが同時に販売されている『日本料理「光琳(こうりん)」でお一人さま9品で4,700円』だとすれば、二食と駐車場代だけで既に15,400円!部屋代はどこへ行ったんだ?という価格設定です。
楽天トラベルでは「限定5部屋」となっていますが、何日経っても残5部屋のままだったので、プランをこちらに変更しました。
ツインおとな二人1泊2食(駐車場代無料、TV有料放送無料特典付き)11,018円(Gotoトラベル価格)
15:00、併設の立体駐車場にレヴォーグを入れると場内はガラガラ。荷物を降ろしてフロントでチェックイン。お部屋まで荷物を運んで頂きました。
少しホテル内を散策しましたが、ロビーに数人お客さんが居るだけで全体的に閑散とした感じです。やはりこのような大箱ホテルはいまは集客が大変なんでしょう。
夕食を18:00にしてもらったので、17:00からの「ハッピーアワー」でバーを利用しました。テーブル席に1組4人、カウンターは私たちだけです。通常800円から1,000円ほどの価格が、ハッピーアワーでワンコインの500円。妻はスパークリングワイン、私はビールを頂きます。
元々、夕食は熊本の繁華街に出るつもりはなく、何か簡単なものを買ってこようかと思っていたのですが、ホテル内で夕食を頂くプランに変更したため、せめてものお礼代わりにとバーを利用し、ワインを1本お願いしました。
ANA熊本ホテルでは、「ワイン革命」と称し、ワインを市価で提供するとともに館内どちらでもそのワインを持ち込むことができるサービスがあります。
※この「ワイン革命」の表示価格は、税サ「別」です。各10%が必要です。それでも安い!
つまり、ワインセラーから自分で好きなワインを選んで夕食会場に持ち込んだり、飲み残したワインを部屋に持ち帰ったりすることもできます。
価格は、ほんとに市価、イオンで売っているようなリーズナブルなワインから、相当のワインまで格安で用意されています。このホテルを選んだ理由のひとつがこの「ワイン革命」でもあります。極論すれば、市販価格で購入したワインを食前酒としてバーで飲んだのち、夕食へ持ち込んで更に部屋にまで持って帰ることができる訳です。
リーズナブルな宿泊プランで泊まらせて頂いたので、バーで最初の一杯を頂き、更にワインを1本選んで夕食場所の日本料理「光琳」へ運んで頂きました。
と、ところが・・・
夕食は「お一人さま9品で4,700円」ではなく、「お一人さま9品と飲み放題のコース」ではありませんか! これ、当日料金で5,500円となっています。先にハッピーアワーで飲んだスパークリングやビールも、こちら「飲み放題」のメニューにあります、「ワイン革命」で購入したワインも、焼酎もウイスキーも日本酒も、コース「飲み放題」で用意されていました。
なんということでしょう・・・
大人ふたり一泊二食付き、駐車場代TV有料放送無料、えーっと、朝食2,500円x2 夕食5,500円x2 駐車場代が1,000円、有料放送代は分かりません! ここまで既に合計で17,000円也。これが11,018円(Gotoトラベル価格)でいいんですか?
あとの部屋代はどこへ行ったんでしょうか!(笑)
ちょっと食べて持ち込んだワインで軽く飲んであとは部屋飲みするつもりでしたが、がっつり9品、正直食べきれませんでした。9品といっても途中に「エビフライと唐揚げ」とか出てきて時点でギブアップ宣言して料理はとめてもらいました。持ち込んだワインはそのままお土産として自宅まで持ち帰りました(笑)
翌朝は、ビュッフェ形式の和洋食です。コロナウイルスの関係からこのようなビュッフェ形式は忌避されている状況ですが、こちらANA熊本ホテルでは色々と対策されながらビュッフェを継続されています。
レストラン入り口ではサーモテスターによる体温測定、トングの交換、料理をとる際には手袋の着用など、今まではとは違うスタイルではありますが、自分の好きなものを好きなだけ選べるビュッフェ、やはりホテル泊の楽しさと言えるのではないでしょうか。
※コロナウイルス対策で、ルームサービスは現在、停止中です。
実は、先日、長崎県の西海橋コラソンホテルに泊まった際にものこのビュッフェ形式を楽しんだことがあります。こちらと同様に、コロナウイルス対策が徹底されており、客席間のパーテーションや消毒、手袋の着用など同様の仕組みで運営されていました。
今までのように、自由に、とは行きませんが、このようにしっかりした対策がなされていればビュッフェもまた楽しめるのではないでしょうか。
ただ、ビニール手袋をしてトングを使うと手が滑って料理が上手に掴めません! こちらの対策もよろしくお願いします(笑)
翌朝、チェックアウトして熊本港に向かいフェリーを利用し長崎県の雲仙に渡ります。
写真が無かったので公式HPから拝借。
(熊本フェリーHP)
レヴォーグ1台(全長5m未満)と大人2名で5,080円。島原港まで30分の航路です。並行して九商フェリーも運航されていますが、お値段が少し安くて所要時間は60分、旅の都合に合わせて選びましょう。
到着した島原港から車で10分ほど、「がまだすドーム」で普賢岳災害について学んできました。いまからおよそ30年前の平成2年11月、島原半島の普賢岳が噴火し、崩れ落ちた溶岩ドームにより火砕流が発生。多くの報道陣とそれに付き添っていたタクシー運転手、また警戒にあたっていた消防団員の方が亡くなられ、のちの災害報道に一石を投じることとなりました。
また古くは、島原半島の眉山が山体崩壊したことで対岸の熊本にまで大津波の被害を及ぼした「島原大変肥後迷惑」が知られています。
あらためて、こうした歴史を見学することができました。
右下の写真は、サッカー日本代表サムライブルーのユニホームをまとった坂本龍馬像です。
さて、三日目は雲仙温泉の九州ホテルへと向かいます。
<今日の3密、2m以内で接触した人たち>
ホテルのフロントでチェックイン、5分程度。バーカウンターで接客3分未満、レストランで接客、都合15分程度。
宿泊客は、エレベーターやロビーでも2m以内の接触はありませんでした。
フェリー窓口で1分未満、フェリー内では他の乗客の方と2m以内1分以上の接触無し。
がまだすドームの入場券購入で1分、館内は空いており3密状態無しでした。全員マスク着用。
旅行日:2020年8月12日
Goto九州の旅、三日目に続く
Goto九州の旅、一日目は守護陣温泉に泊まってきました。「Goto九州」とは、九州在住者である私が3密を避けながらできるだけかつてのような旅が楽しめるのか、というマイクロツーリズム企画です。
かつてのような旅行とはいえば、毎夏は八重山旅行ですが、さすがに今年は無理ですので。
従って、近場で自家用車を使い、
1.おこもり宿
2.ホテル
3.温泉旅館
のスタイルが違う3つの宿を、ぐるりと回ろうというものです。
一日目 Goto九州、守護陣温泉に泊まる(この記事)
二日目 Goto九州、ANA熊本ホテルに泊まる
三日目 Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる①
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる②
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③
政府のGotoトラベルキャンペーンが何かと批判を受ける中ですが、私は、自分で考えて自分で判断し今回の旅行を企画しました。もちろん私も楽天トラベル経由でGotoキャンペーンを利用し予約しています。
この記事はその最初の一泊目、「おこもり宿」守護陣温泉です。
Myレヴォーグで高速を使い移動すること1時間ちょい、途中のSAで昼食を頂きます。大分道山田SA、食券の販売も間隔を空けて並び、テーブル席にもパーテーションが設置されるなど、コロナ対策がしっかりしていました。
ここのレストランはSA内とは思えないサービスの良さ、そして「早い安い旨い」を提供しています。山田ラーメン550円、以前は520円でしたが、SA内のレストランであれば旨くなくても700円以上は普通に取られます。
注文は、食券を自販機でポチっとした時点で自動的にオーダーが通ります。あとは電光掲示板に「159番~ 160番~」と表示されたら料理を受け取るだけです。以前は食券を厨房に出し「呼び出し機」をもらうフードコート的な運用だったものからずいぶんと変更されています。
この山田SAの進化ぶりに、思わず「お客様アンケート」に激励のメッセージを書いて投函しておきました(笑)
さて高速を降りいつもの国道387号線を宝泉寺温泉方面へと進みます。途中、いくつもの対面通行規制があり、場所によっては大掛かりな復旧工事が行われていました。いま新型コロナウイルスで旅館やホテルは大変な時ですが、ここ大分と熊本県では先の豪雨災害によって二重三重の被害を被っています。
コロナ自粛、大雨災害、またコロナ自粛と続けば、名湯とはいえ、さすがに経営的に立ち行かなくなるお宿も出てくるのではないでしょうか。
いつもの「亀山の湯」を通り越し、さらに車で約15分ほど先にある「守護陣温泉」に到着しました。今回、亀山の湯ではなく守護陣温泉を選んだのは、そう、一度、守護陣温泉に泊まりたかったからです(笑)
亀山の湯と迷っていたのですが、Gotoキャンペーンでお安く泊まれるならばとこちらを選択しました。参考にしていたのは、こちら様のサイト。先日のインターヒル翼湯布院でも参考にさせて頂いています。
亀山の湯と比べると、設備に力を入れ高級感を演出されています。個別TV付きマッサージチェアとか、NetflixやU-Nextが観られる大型液晶TVなど、「お籠り」に特化した「日帰り温泉」にある「宿泊施設」です。
私は、九州に来るまでは「家族風呂」「貸切風呂」という文化を知りませんでした。主に日帰りで温泉を1時間ほど貸切で利用するという形態ですが、最近ではこちら守護陣温泉や亀山の湯のように「日帰り温泉施設」に「宿泊施設」を増設したお宿というのが増えてきました。
従って、日帰りの「貸切温泉」を知らない人が「旅館」だと思って宿泊すると期待を裏切られます。「貸切風呂」に「宿泊施設」が付いたと分かっている人にとってはこちら守護陣温泉が「ハイクラス」だと理解できます。
亀山の湯もそうです。普通の温泉旅館だと思って行くと「フロントに笑顔がない」とか「ゴミが持ち帰りなんて信じられない宿」という評価になります。
もちろん、旅館業としての許可を得て営業しているのですが、主体は「日帰り貸切温泉」です。従来のような旅館の上げ膳据え膳とは全く違う宿泊文化だと思ったほうが良いでしょう。
そういう目線で見れば、守護陣温泉はまさに「ハイクラスプレミアムステイ」と言える設備を用意されています。
夕食、朝食とも全て持ち込みです。テーブルの上にはフリードリンクとしてワインの小瓶と、お茶などのペットボトルが数本。近所に気軽に行けるごはん屋さんはありませんので、基本、全て持ち込みです。
私たちは、「クレハ」のテイクアウト弁当を用意しました。
2,000円と、レジ袋代金が別に5円必要です(笑)
税込み価格でお安く提供されていますが、一流レストランのお持ち帰り弁当で、ちゃんとメニューも付いてました。酒飲みの夫婦であれば、おひとつで充分でしょう。
そして、なんと言っても私たちの目的はこの温泉です。
亀山の湯と同様、ボタンを押せばどばっと温泉が供給されます。約6分で満杯に、あと小一時間ほどジョロジョロと源泉がかけ流し状態になります。とにかくものすごい勢いで源泉が供給されますから、この広い岩風呂があっと言う間に満たされます。さらに毎回入るたびにお湯を入れ替えてもOK。どばっと満たして「はぁ~」と入って風呂の栓を抜く、なんと贅沢な、いやもはや背徳的な行いと言えるのではないでしょうか(笑)
供給される源泉は、44℃くらい。浴槽中央で41℃から42℃くらいになります。この季節はぬるめで長めがお薦めです。温泉の質はクセもなく臭いもほぼ無し、亀山の湯と変わらない感じでした。
フロント脇には、守護陣温泉の全体マップと利用中パネルが掲示されています。
今回泊まった「西の一」と、「西の三」は宿泊者専用に改装されていますが、以前はそこも「貸切湯」の一つだったため、お風呂場自体は新築ではありません。貸切風呂に新しく宿泊棟を増設した形になります。
敷地内にはフロントと貸切湯の休憩所くらいしかありません。休憩所はロビーのようなものではなく倉庫と兼用です。このあたりにも旅館との違いがあるので、知らない人たちから見たら「だまされた感」があるやもしれません。
あと、敷地内にはたくさんの掲示物があります。一番は「頭上注意」、至るところにありますが何回も頭をぶつけました(笑)
そして、部屋の中にも「~しないで下さい!!」系の注意書きが多いのも、人によっては息苦しさを感じるかもしれません。たくさんの注意書きを端から順番に読んでいると、「あぁ今まで色々と戦ってきたんだろうなぁ」という感が湧き上がってきます(笑)
とはいえ、お籠りしてしまえば、とても良い設備と湯量たっぷりの温泉を、誰にも気兼ねすることなく満喫でき、これがこのスタイルのお宿の最大のメリットです。
しかもこちらのプランはチェックインが15:00からチェックアウトは翌日13:00とロングステイ、つまり夜、朝、昼と三食持ち込めば完全なお籠りステイが完成します(笑)
私たちは九州各地でいくつもの「日帰り温泉」を利用しているし、宿泊も「亀山の湯」で経験済みなので、とまどいはありませんでした。
似たスタイルの「亀山の湯」と比べると・・・
・価格が安くて新築棟の亀山の湯が一番(コスパが良い)
・守護陣温泉のハイクラスのお部屋の設備はずば抜けて良い
・滞在時間が長い守護陣温泉のプランは貴重
・温泉はどちらも質が良く豊富
・守護陣温泉の岩風呂は過去最大級の広さ
・敷地の整地や手入れは亀山の湯のほうが良い
・秘境感、秘湯感を味わうなら守護陣温泉
という感想でした。
要は、このようなお宿ではどう滞在するかで評価が変わると思います。部屋の中で酒飲んでトランプしてるだけなら亀山の湯、夫婦それぞれ好きなこと、好きな本、ビデオを個別に楽しみたいなら守護陣温泉、という感じではないでしょうか。
※マッサージチェアのTVではネトフリなどは視聴できません、一般放送だけです。
<今日の3密、2m以内で接触した人たち>
テイクアウト弁当の受け取りで3分未満、SAレストランの受け渡しで1分未満、SAのパン屋さんのレジで1分未満。
お宿の人との接触はフロントで3分未満、掃除の人と挨拶で1分未満。他の宿泊者との接触は無し。全員マスク着用。3密はナシ。
旅行日:2020年8月10日
Goto 九州の旅、二日目に続く
レーザー探知機を設置しました。
ユピテル レーザー探知機 SUPER CAT LS10 長距離&広範囲探知エスフェリックレンズ搭載 誤警報低減機能 ユピテル製レーダー探知機接続対応 コンパクト設計 日本製 Yupiteru Amazon 7,665円 (2020/8/8時点)
レーダー探知機ではなくレーザー。最近の速度違反取り締まりは従来のレーダー波ではなくレーザー式に代わりつつあります。電波式のレーダーだと、お巡りさんにとっても無線局の免許や手続きだと何かと面倒なようですが、光学式の新しい「レーザー波」は、免許が無くても簡単に運用することができるそうです。
私が、いわゆる「ネズミ捕り」に捕まったのはまだ高校生だった頃。当時はスポーツタイプの原付に乗っていたのですが、ネズミ捕りのレーダーアンテナを通過しても停止させられずその先の信号で止まっていたところ、お巡りさんがトットコトットコ走ってきて「これ原付じゃん、時速30km上限だから速度違反だよ」と言われ捕まりました。
お巡りさんは当初「スポーツバイク」だからこれは125cc以上だと思って見送ったようですが、原付のナンバープレートを見て気付いたようです。
「速度が44km/hで、原付だから14kmオーバーね」・・・赤信号で止まっていなかったらそのまま見過ごされたのに。
ちょうど警備員のアルバイト帰りだった為、襟章に星が3つ付いた警備員の制服を着ていました。「お偉いさん、捕まえちゃったなあ」「14kmオーバーだから、市中引き回しの上、獄門貼り付けね」と、切符を切るお巡りさんは終始ご機嫌でした(笑)
それ以来、何十年とネズミ捕りやオービスに捕まったことはなく、ここ20年以上は無事故無違反でずっとゴールド免許です。しかし飛ばさないかと言えば結構飛ばすほうです(笑)いつ捕まってもおかしくないのですが、地元には設置式のオービスは一か所だけ、ネズミ捕りも見たことがありませんので、ここ数年、ずっとレーダー探知機は付けていませんでした。
しかし、わが県でも新しい「レーザー式」の移動型のオービスが導入されており、県警のHPを見ているとこの移動式オービスを使った取り締まりを強化しているようです。
移動式オービスは、従来のネズミ捕りレーダーと違い道路脇にさっと設置しレーザー波で計測すると同時に撮影。後日招集という方法なので、「サイン会場」も必要ないし動員する警察官も少数で済むためどこでも簡単に取り締まりが行えます。
今のところ、小学校の通学路などゾーン30エリアを中心に取り締まりしているようですが、いつどこへ拡大されるか分かりません。私が通勤で通る道は、見渡す限り全部田んぼというような状況ですが、もしここへ移動式オービスを持ってこられたら確実に摘発されます(笑)
ということで「レーザー式」に対応した探知機をいくつか検討していたのですが、お値段が3万から4万円と高額なことからなかなか導入に踏み切れていませんでした。
しかし、このLS10は「レーザー波」のみ対応、液晶もGPSもWi-Fiもデータ更新も全くない、レーザー検知に特化した警報装置だと気付きこれを購入することにしました。
以前、発売時にちらっと見た時には「あぁこれは既存のレーダー探知機にレーザー波検知機能を追加する為のオプションだな」と思い込んでいたのですが、こちらLS10は「単体」でも動作すると知り、まさに私が望んでいたものだと分かりました。
価格も7,665円とお手頃だし、個人的にはあの大きな液晶やGPSと連動した「ネズミ捕り情報」の警告とか好きではなかったので、「レーザー検知のみ」と割り切って購入することにしました。
超小型、横幅は硬貨2枚分ほど、ダッシュボードまたはウインドウ上部に吊り下げる方式ですが、レーザー波の直進性を考慮するとできるだけ見通しの良いウインドウ上部に設置する方を選択しました。
電源をシガーソケットから取り、ダッシュボードの下からAピラーを通して助手席上部の窓枠に貼り付けて設置完了。
明日から「Goto九州」です。最新式のレーザーオービスが設置されているところを通過する機会があるのでしょうか。あって欲しいような欲しくないような。
とは言え、ドラレコやレーザー探知機を付けるとドライバーは自然と安全運転を意識するものです。これからも慎重に運転したいと思います。