何度か訪れたことがあるトライアル温泉郷。いつもは「虎乃湯」にカテゴリーされる「萌葱(もえ)」だったのですが、今回はじめて「久織亭」の「鴇(とき)」に泊まってきました。
お部屋「鴇(とき)」は、公式HPでもあまり詳しく紹介されていませんでしたので、いくつか写真を投稿しておきます。
訪れたのは5月1日。GW真っ最中とはいえ、トライアル温泉郷の価格設定は平日扱いになっていましたので安く泊まれました。
プラン:久織亭 一泊二食季節の懐石コース付きプラン
1泊目 05/01 (火)
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人数:2人 2食付
室数:1 室
客室:久織亭 KC1 鴇(トキ)
大人@ 15,900 円 x 2 名
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合計 31,800 円 (サービス料込・消費税込・入湯税込)
合計室数:1室 合計人数 大人:2名様
実は、トライアル温泉郷ではこの(2018年)4月に温泉を組み上げる設備に故障が起き、一部、温泉施設を停止して営業していました。HPに掲載されていたのを直前になって発見したのですが、結果、私たちが泊った「鴇」には大きな影響がなかったものの、支払い時に「サービス不十分で」ということで室料から1,600円x2人分、3,200円を値引きしてもらいました。
虎乃湯、蔦・萌葱のほうは、一番肝心な貸切風呂と露天風呂が閉鎖されるなど、温泉に来て温泉に入れない?という緊急事態のようでしたが、まだ修復には5月いっぱいまでかかるようです。
ともあれ、久織亭には個室温泉が付いていますので、若干の湯量制限はあったもののゆっくりと温泉を楽しむことができました。湯温は源泉が90℃あり加水しての供給になっていて、硫黄臭が若干する良泉です。
久織亭 KC1 鴇(とき)は、久織亭の中で一番小さな部屋になりますが、それでも55平米とゆとりを持ったレイアウトです。浴槽は、内寸で1.5m四方くらいあり、2人なら一緒に入っても問題ない広さです。浴室外側のサッシを開けると半露天風呂に。そこには屋外デッキがありチェアーが設置されていますから、風呂とデッキとを交互に楽しむことができます。
浴室横には、別にシャワールームが用意されていますし、トイレも最新の物が設置されています。歯ブラシなどアメニティは「トライアル」商品クラスですが、タオルは割と高級なものが一人に2セット用意されています。そして部屋着と半纏もあり、これは食事処にそのまま着て行けるものです。
幅広なソファや液晶TVを配置したリビングは広く、一段下がったところにベッドルームがあり、その両方の空間は貫かれていますので解放感もありました。
料理は、夕朝とも「料匠KOHAKU」で頂きます。
レストランの名前はしばしば変わりますが、基本、この「こはく」は懐石コースのみの提供で、今までと大きな変更はありません。
1泊2食で、一人15,900円(サ・税・入湯税込)という宿泊代ですが、朝夕の料理が合わせて10,500円という設定からみても、相当に頑張って良い品質のものを出していただいていると思います。
逆に個室温泉付きの部屋代が5,400円というのが格安すぎる設定とも言えますが、決して料理のほうで胡麻化したりせず、お値段以上のものを提供されています。虎乃湯の蔦や萌葱に泊まっても、こちらのレストランは利用できますので、宿泊代を安く上げた分、食事に回したと思えばコストパフォーマンスは高いでしょう。
朝食はこちら。
ご飯、お味噌汁、サラダ、野菜天ぷらはブッフェ形式になっていますが、小鉢だけでも十分な量でした。朝から一杯飲みたくなるような感じです(笑)
トライアル温泉郷は、虎乃湯の「蔦(つた)」が長屋形式で超格安。同じく「萌葱(もえ)」も格安ですが戸建てになっており、一部には部屋風呂があります。「風呂付き戸建て、萌葱F(もえ)の宿泊ブログはこちら」
トライアル温泉郷
・虎乃湯 蔦(未宿泊)
・虎乃湯 萌葱 食事を持ち込んで素泊まり、もしくは食事処利用(こはく食堂の弁当・定食、料匠KOHAKUの3択)
・久織亭 料亭KOHAKU
・久織亭別館(未宿泊)
今回は、久織亭を利用しましたが、トライアル温泉郷全体で、それぞれがよく考えられた価格設定になっていて、予算に合わせ自由に選べる、このような食泊分離スタイルがもっと増えるといいなぁと感じました。
また利用したいと思います。
宿泊日:2018年05月01日