いつの間にか、熊本に菊鹿ワイナリーというのが出来ていたそうでさっそく行ってきました。
今まで、湯布院ワイナリー(大分県)、久住ワイナリー(熊本県)、五ヶ瀬ワイナリー(宮崎県)と訪れてきましたが、熊本のしかも山鹿市となると日帰りでも簡単に訪れることができる距離です。
そして、山鹿市といえば温泉、三加和(みかわ)、和水(なごみ)、菊池、植木、そして山鹿に平山温泉と、この近辺には温泉の名所がたくさんあります。多くは日帰り家族風呂の営業をやっていて、温泉→ワイン→家飲みというトライアングルが頭に浮かびます(笑)
産直で野菜やアテを買ってから菊鹿ワイナリーへ向かいます。
広い敷地に、ショップやワイナリーが並んでいます。以前はレストラン営業もあったようですが、現在ではイートインコーナーでピザなどの軽食のみになっています。
ワインショップでは、有料で試飲もできます。私はレヴォーグのハンドルを握ってるので試飲も無し。妻に選択をゆだねます。
試飲は、お高いワインは、30mlで500円から。安いので100円から。
テーブル席では、主に奥様方が白ワイン3点セットなど、グラスを並べてワインを楽しんでおられます。
菊鹿ワイナリーは、創業が若いのですがここのところ急激に頭角を現し、ワイン界で各賞をとっているようです。
お安いのと、ちょっとお高いのを併せて3本購入しました。
左から「デラウェア白辛口1,854円」「菊鹿シャルドネ白辛口2,913円」「マスカット・ベーリーA赤辛口1,854円」
ワイナリーから地道で20分あまり、平山温泉に到着です。いくつも家族湯があるのですが、元々、評判の高い「湯処風月」が、昨年末にリニューアルしたとのことで、そちらを訪れます。
日曜の午後2時過ぎ、ギリであと二部屋でしたので、60分1,600円の一番安い部屋をお願いしました。出る時にはすでに満室で1時間以上待ちになってました。
リニューアルで綺麗になってました。芝生広場を囲むように17部屋。
1,600円、1,800円、2,800円の3タイプ。いずれも税込み60分貸切の料金です。
私たちが利用したのは14番「凪」。一番小さなタイプで、脱衣所は3畳ほどの広さ、洗面台やドライヤー、扇風機は常設、エアコンは60分100円の有料制。
浴槽は石切の1人から2人用。湯温は給湯口で42℃くらい、浴槽中央で41℃でした。最初はどばっと出てあとはじょろじょろ、退出10分前には給湯が止まります。
浴槽が小さいため、入浴中は40℃ほどになりますので長湯の人にはちょうど良い感じでした。
この写真の奥側3辺が数センチ低く作られており、浴槽いっぱいに温泉が溜まると水盆のように縁が沈みます。
湯舟に浸かると、どばーっと溢れるのが贅沢、いやもったいない感が(笑) このあたりは湯量が豊富な上、泉質も素晴らしくたくさんのお客さんが訪れていました。
ワインの試飲を見送り、温泉に入ってからのビールも我慢。速攻で家に帰って冷蔵庫で「デラウェア白」を冷やしておきます。
ワインが冷えるまでしばし我慢・・・。
やっぱり家飲み、最高ですね。
まん延防止措置が解除になったので、いつもの麻生釣(あそづる)温泉「亀山の湯」に行ってきました。
前回と同じ新館二間の部屋「ききょう」でしたので、もうあらためて紹介するようなトピックスはありません、亀山の湯については過去記事をご参照ください。
(新館)
麻生釣温泉「亀山の湯」、新築「二間」に初めて泊まる
やっぱり「亀山の湯」だな、素泊まり露天風呂の楽しみ
麻生釣温泉「亀山の湯」 新築露天付離れに泊まる
(旧館)
阿蘇、小国、南小国を早秋ドライブ
早春の小国町ドライブ、亀山の湯で一泊
まぁ、そうは言っても何も書かないとブログにならないので、新館「ききょう」のテレビの裏を紹介します(笑)
私たちは前回からFire TV Stickを持参して、お宿のWi-FiでNetflixなどを楽しんでいますが、こちら「ききょう」ではコンセントの数が限られており、もし皆様が訪れた際に「電源足りねー」という事が無きよう詳報しておきたいと思います。
テレビはFUNAIの47インチほどの液晶TV。
裏を覗くと、壁コンセントは2口。一つはテレビ本体に、もう一つはお宿の延長コードで湯沸かしポットと、部屋のルーターの電源が取られており空きはありません。テレビの裏とはいえ、ホコリも無く綺麗に掃除されています。
新館の居間には、これ以外には冷蔵庫の横に延長コードが一つ取りだしてあるだけで、スマホなど充電するには何かと不便なレイアウトになっています。(寝室には別に壁コンセントがあります)
そこで持参の電源タップを取り付けて延長コードを接続します。
分岐した先にFire TV Stickと、スマホ用にUSBコンセント、そこにスピーカーSONY SRX-3の電源を取ります。
お部屋のWi-FiもFire TV Stickが覚えていてポン付けでOK。
だがしかし、肝心のFire TV Stickリモコンを持ってくるのを忘れ、慌ててスマホにリモコンアプリをダウンロードしました(笑)
Wi-Fiの速度は問題なく、HD画質でストリーミングできました。
こちらのお宿はHPにも楽天トラベルにも部屋にある説明書きにもWi-Fiについては表記されていませんが、各部屋ごとに独立したルーターがあり部屋の名前のSSIDになっています。パスワード設定もありません。
恐らく、旧館と日帰りの貸切温泉にはWi-Fiは無いと思うのですが、少なくても新館のWi-Fiは快適な環境になっています。
貸切湯は50分1,200円から。
ちなみにこちら亀山の湯は、熊本県のまん延防止措置発令中は、駐車場での車内泊は禁止になっています。
翌朝チェックアウトしたら、いつものように岡本とうふ店に寄り国道212号を南下してちょっと折り返して「手打ちそば美原」に行きます。
(はっ!)・・・入り国に何か張り紙がしてある!
近寄ってみると、(2021年の)「10月1日から予約制に・・・」との告知が。
中に入るといつも通りお父さんとお母さんが元気よく「いらっしゃいませー」と出迎えてくれます。注文する前に「予約制になるのですか?」とお尋ねすると、「もう歳も取ったしご迷惑をかけないよう、ご予約のお客様だけにしようと・・」とのこと。
こちら「手打ちそば美原」は、小国そば街道の中でも隠れ家的な存在で、街道入り口にある看板にも名前が無く、全く観光地化されていない昔ながらの朴訥としたお店なのです。
恐らく「そば街道」を下から登ってきたら、途中のそば屋に吸い込まれてしまい「美原」までたどり着くお客さんは、そう多くないでしょう。ぜひ長らく続けて頂きたい名店なのですが、やはり寄る年波には勝てず・・ということなんでしょうか。
かつて阿蘇、いや熊本を代表すると言われた蕎麦の名店「そば屋漱石」が廃業してしまい、寂しい思いをしましたが、こちら「手打ちそば美原」には予約制でも構わないのでもう少し、少しでも長く営業して頂きたいと思います。
この日、日曜日の正午までに訪れたお客様は私たちともう一組だけでした。
美原のお父さんとお母さん、お身体が元気なうちはぜひ美味しいお蕎麦を打ち続けて頂きたいと思いました。
旅行日:2021年9月11日