酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

GALAXY SC-03E(S3α)をQi非接点充電対応に

2014年03月31日 | モバイル&PC&AV

日常使いのAndroidスマホ、SC-03EをQi(チー)化しました。


Qi(チー)とは、USBケーブルを繋がず非接点でデバイスを充電するものです。私は早くからQiには興味がありPanasonicの充電パッドQE-TM101とモバイルバッテリーを購入していたものの、AndroidスマホはなかなかQi対応のものが発売されず、充電パッドはただの物置台と化していました。

その後もしばらくQiのニュースを見張っていましたが、iPhone用のQi対応スマホカバーを目にしたり、街のスポットでQi充電サービスが始まるなど業界の頑張りはわかるのですが、肝心のAndroidスマホ用にはこれといったものが見当たらず一時期はこんなモノに手を出しかけたりしましたが半ば諦め、Qi熱も冷めかけていた今日この頃。

そんなある日、ネットニュースで見かけたこちらの製品、ついに出たかと即ポチりそうになりましたが、いやいやまずは慎重に調べ人柱報告が出てないかとさらにネット検索を進めてみたところ、国内向けGALAXY対応を謳ったものがちゃんとあるじゃないですか、こんな製品

同じ製品が楽天市場でも売られていたのでポイントを使いポチ。
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日本国内版Androidスマートフォン対応 Qi(チー)ワイヤレス充電アダプタ microUSB端子使用 極薄で背面に挟むだけでワイヤレス充電可能に! GALAXY S4/S3、GALAXY NOTE2/1に最適!【全国送料無料_あす楽対応】05P02Mar14
 

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評判もそこそこ、S3αで使えたとのレビューもありましたが、相性といいますかスマホカバーを付けても充電できるか一抹の不安を抱えたままポチりました。

で、週末に届いたので早速と試してみました、SC-03EのQi化実験。
届いたパッケージはタバコサイズ、中は薄いパネルにUSBケーブルが伸びたもの。


パッケージから取り出すとこんな感じ。

この製品は、折り返したときにmicroUSBポートの向きが逆になるタイプのスマホは使えません。またLGみたいにUSBコネクターが上にあるタイプや、パッドがカメラレンズにかぶるスマホは方向に注意して下さい。


私は、元々こんな厚めのスマートフォンカバーを付けていたので、このUSB部分には凹みがありました。


そこにQiパッドを取り付けたら飛び出し部分もほぼスマホカバー内に収まりました。


早速、充電台においてみたところちゃんと充電を開始しました。


充電台の置く位置によっては多少感度が悪いようですが、いまのところスマホカバー、そして充電台の保護シートをつけたままでも問題ないようです。

スマホの充電ランプが見えるよう、逆さ向きに置いてあります。

SC-03Eのバッテリー残量が70%の状態から無接点充電してみました。

約90分で30%の充電が行われました。

この製品は500mAしか出力がないためパソコンからのUSB充電と同じスピードになります。AC電源からの高速充電とは比較になりませんが、それでも一晩放置でフル充電が可能なので日常運用では十分だと思います。
SC-03EだけにとどまらずGALAXY製品はUSBコネクタの故障が多いようなので、抜き差しすることなく置くだけ充電のQi、これは使えるんではないでしょうか。

もうしばらく評価してみたいと思います。

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雨の小国、黒川温泉ドライブ(1)

2014年03月30日 | 旅行、蕎麦と温泉



土曜日、こりゃ朝から雨が降るなぁと思いつつ行って来ました熊本小国の蕎麦&温泉ドライブ。
3月の初めに行ったときは雪が膝下まで残る状態だったのですが、今回は雨の中、桜が競うように咲き誇っていました。
今回は日田ICから国道210号を登ります。日帰りで、蕎麦、温泉、パン、カフェ、牧場バターと忙しい予定なので、まずは売切れてしまうと困る、パン屋さんから回ります。

小国、黒川温泉の下手にある「こんがりパン屋さん」です。昨年の秋、以来になりました。
こちらは土日と連休の祝日しかやっていない潔さ、しかも午後遅くだと売切れてしまうので午前中に訪れるのが吉。

バターに合いそうなヤツを4つ。1500円ほど。
大型のパンは近くのペンションなどが予約している分しか残っていないようでした。

パンの匂いをかいだら猛烈にお腹が空いてきます。車中で「パン食べる~」という妻を制しつつ蕎麦屋へ車を走らせます。

そば処・お宿 草太郎庵

黒川温泉の山手、県道442号線を挟んだ反対側、小田温泉と呼ばれる地区にあります。4室のお宿で昼は蕎麦を出してます。

畳の座敷にまだ真新しい椅子とテーブルがセットされていました。以前は座敷だけだったのですが、足腰が弱いお年寄りが多いとのことで椅子席に変ったそうです。

私、ざる。妻は温かい揚げ蕎麦、そして三色割り子というのを頼んでみました。

ざるは二八、挽きぐるみの田舎風蕎麦です。割り子蕎麦も同様、おろしイクラ・海老天・山芋を乗せたぶっかけになります。
温かい蕎麦は太打ち麺でボリュームがあり揚げが出汁を吸って甘く優しい味でした。割り子に乗っていた山芋が美味しく、これなら最初から山かけ蕎麦にしておいたら良かったとちょっと後悔。
こちらはつけ汁が甘めでカツオだしが効いており好みの味。しかも割り子、ざるともに徳利にたっぷり1本分の出汁が付きます。蕎麦の消費量を計算しつつ汁を温存するという悲しい計算をしなくてもいいのが嬉しい。
蕎麦湯にもたっぷり出汁を追加して最後まで美味しく頂けました。

こちらはお宿として部屋が4つに温泉が5つあるそうで、宿泊客はどれでも自由に貸しきって利用することができます。部屋数より温泉がひとつ多いので必ずどこかが空いてる状態で選べるそうです。
日中は日帰りの貸切湯としても営業されており、食事のあとに・・・と思ったのですが11時から15時までとちょっと忙しかった事と、なんせ満腹でまだ風呂に入る気がしません(笑)

接客は丁寧、説明もきちんとしており、さすが旅館だなぁと高評価。ちょっと古くなったHPをもう少し工夫したらもっと人気がでそうな感じですよ。
ここに来るなら午前中に温泉、湯上りに蕎麦というのがベストでしょう。次回はそうしたいと思います。

今日は買い物がまだあるので先を急ぎます。
続いて訪れたのは「シェタニ瀬の本高原本店」。先日購入した「ふわり」が美味しくって再訪です。

2回目なんですが、ご主人は私の風貌を覚えていたのか「いつも有難うございます、今日は"ふわり"のプレーンが用意できていますよ」と勧めてくれました。

前回購入したショコラとプレーンを購入しました。プレーンはなんだか伊勢丹のフェアで一位になったとかかなりお勧めだったのですが、同じ600円だと私はやっぱショコラの方がいいかなぁ。ま、プレーンもほんと"ふわり"なんで美味しいです。
こちら、巨大バームクーヘンのディスプレイがあり、そっちがメインのようですが私達はいつも「ふわり」オンリーです。
持って帰って各自各種1個ずつ食べてしまいました。妻、「賞味期限が短いから仕方ないよね」とか言いながら。

続いて三愛レストハウスから先に進み、こちらもリピート食材の「高原バター」を仕入れに行きます。

ガンジーファームの「ガンジー牛の生乳と塩だけを使ったバター」1050円。
3月2日に購入した2瓶をひと月ほどで消費してしまい、今回は3つ買いました。パン・バター・ハム・ワインで夕食が賄える我が家では定番の食材です。

あとは国道を引き返し、池山水源で水を汲み温泉に向かいます。

(水汲み場は、「池山水源→」の看板と逆方向、駐車場下にありますよ)


大人だけの貸切湯、るりの湯に行って来ました

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熊の川温泉、湯招花のhanareで水没

2014年03月23日 | 旅行、蕎麦と温泉

みたび、湯招花の離れ貸切風呂へ行ってきました。


熊の川温泉 湯招花の貸切風呂「離れ」です。

朝、電話で予約しておいて夕方に行って来ました3回目。

最初が「樹(いつき)」、2回目が「芭(はな)」、そして今回、予約する際にできれば先の二つ以外のお風呂を、とリクエストしたら用意してくれたのが「○(えん)」でした。


扉を開けると玄関と上り框だけで六畳はあろうかという広さ、格子戸を通して奥にリビングが広がります。


リビングから玄関方向。

坪庭を臨むテラスとリビングの間にある扉はフルオープン可能なじゃばらのサッシです。全部つなげたら優に20畳はあるでしょうか。


中央が玄関、左手奥の廊下は温泉に続いています。
あと、ここにベッドがあれば泊まれるというか夫婦ふたりが普通に住めると思います。


脱衣場は4畳ほど、ドライヤー、ティッシュ、麺棒が揃ってます。脱衣場から続く畳はトイレの中まで。


湯茶は、左から温泉水、コーヒー、ティファール。下に電子レンジと冷蔵庫。このあたりは各部屋共通ですね。他に木の枝をかたどったコートラックとリビングには液晶TVもあります。当然エアコン付き。

こちらのお部屋は「○(えん)」という名前ですが、お風呂は正方形の石切りになってます。

とても広くって内寸で1.5m四方というところでしょうか。


シャワーとカランは一つ、浴槽には左手から源泉が注がれる掛け流しの湯です。

湯音は源泉43度ということなので早速と計ってみます湯温計2号機。湯温計の1号機、買ったはいいが2回目にして浸水してしまいクレームで昨日2号機に買い換えたばかりの新品です。

源泉の注ぎ口で43から44度、湯船の中心で42度くらいです。先日行った古湯温泉より少し熱めの源泉になります。
古湯温泉の37度からするとかなり熱めになりますが、こちらは少し過熱していると思われます。夏場はもう少しぬるいかもしれませんね。

で、温度を計測していてふと見ると、なんとまた浸水してるではありませんか!

先日は湯温計の裏蓋から浸水したので今日は湯船に沈めたりせぬよう気をつけていたのですが、ボディ横にクラックが入っていてそこから浸水したようです。
この2号機もデビューで即浸水ということになってしまいました。今日初めて使った新品ですよ?MADE IN CHINAクオリティ、まだまだのようです。


湯温計が浸水してワーワー言ってる私に構わず、妻、温泉に浸かります。私も時間がもったいないので温泉に浸かります。クレームはまた後日で。(もう面倒だからいいか・・・)


湯招花の離れ3回目。実は前回訪れた際にスタンプカードを初めてもらいました。その前のスタンプは?と思っていたので、今日はチェックインする際に受付で「お姉さん、1回目はスタンプもらってないんだけど、どうかね?」とお願いしたら捺してくれました。こういった時のクレームは丁寧にそして女性にはどんな年代でも「お姉さん」と呼びかけることが大切です(笑)

これで3回、高級温泉ですけど6回通って1回無料の高還元率です。全6室制覇を目指したいと思います。

そうそう、肝心の温泉ですが、こちらも間違いなく「ぬるつる」ですよ。広い浴槽にたっぷりの温泉、横になったりうつ伏せになったりグルグル回ったり(笑)、ゆっくり楽しめる温泉です。

暑くなる前に制覇したいと思います。

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古湯温泉、山水の貸切風呂

2014年03月16日 | 旅行、蕎麦と温泉

古湯温泉に行ってきました。


古湯温泉といえば「ぬる湯」が有名な温泉場です。先日行った熊の川温泉から車で10分ほど登った場所になります。熊の川温泉の源泉が43度なのに比べこちら古湯温泉は38度とさらに低い温度になっています。

今回、訪ねたのは「和かふぇと素泊まりの宿 山水」の貸切風呂です。以前の山水荘が新しくなり、さらに立ち寄り湯だった男湯と女湯も現在では貸切湯として営業されています。
以前からあった樽風呂の貸切湯と合わせて3つのお風呂が、60分2300円~となっています。(2014年3月現在、貸切風呂のみで、大浴場の立ち寄り入浴はやっていないそうです)


朝、山水さんへ電話してお尋ねしたところ、「時間が決まっているならご予約できます」とのことで、夕方5時にお願いしておきました。
お借りしたのは、以前の男風呂だった一番広いお風呂。

洗面台がふたつある3畳ほどの脱衣場。ドライヤーとティッシュあり、トイレは廊下になります。

浴槽が2つ連結されています。

手前が源泉そのままの「ぬる湯」。奥は源泉掛け流しと浴槽の中で過熱したお湯が注がれています。
洗い場はカランが二つ、右手の障子窓を開けると竹囲いの庭が見渡せますがガラスは無いので外気が流れ込み、まだちょっと寒いので閉めたままにしておきました。


今日は忘れずに持ってきた「お風呂温度計」で湯温を計ります。

手前の源泉そのまま浴槽は36度。奥の過熱したほうが42度。体感的にはもう少し熱くプラス1度といったところでしょうか。
「ぬる湯」が自慢の古湯温泉ですが、さすが体温と同じ36度では寒かろう、と思うのですが、これはかつて経験済みです。意外とこの温度でもずっと入っていると芯から温まってくるんですよ不思議なことに。
さすがに熱い浴槽から移るとプールに入ってるような感じなのですが、洗い場で冷えた身体をこちらに沈めるとほんのりと温かい・・・、そしてずっと入れてしまうのです。
そして源泉そのまま掛け流し、ホントぬるつるなんです。しっとりと肌に馴染んで湯上りにはぷるんと水滴が弾けます。まるで化粧水のような良質の温泉です。おっさんなんですけど、つるっとなります(笑)
熱い風呂、ぬるい風呂、交互に入ると長湯が楽しめます。夏だったらもっとゆっくりつかれるでしょうね。

1時間があっという間に過ぎました。惜しいくらいです。もっと浸かっていたかった。

こちらは湯上りに「和かふぇ」で休憩することもできます。今日は時間がもう遅かったのでカフェというより、「早くビール!」という感じでしたのでお茶はせずにとっとと帰りました。


宿泊は、週末だけの金土日。素泊まりでも泊まれます。近場だけに夏、もう一度ゆっくり温泉にはいりたいと思います。


 

 

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熊の川温泉、夢千鳥の貸切風呂

2014年03月09日 | 旅行、蕎麦と温泉



2ヶ月振りの「無声庵」。


いつもの板蕎麦と、妻、ごぼう天蕎麦。


しばらくの間、水っぽくなってしまっていた板蕎麦も、今日は問題ありませんでした。


こちらの蕎麦、旨い!というほどではないのですが、出汁が旨いので量があっても最後まで飽きずに食べることが出来ます。
ただ、忙しくなったりすると水切りがあまくなるので最後まで食すのが辛くなります。今日は大丈夫でしたが。

続いて産直まっちゃんで野菜を買い、ベルボアーズでパンを買い、イブスキでソーセージを買います。イブスキの庭にあったイートインコーナーが改築中でした。
3月末にはテラスが大幅にリニューアルされるそうです。

デッサンを拝見するとオープンスペースだったところにサンルーム付きのテラスハウスが増築されるようです。それもいいけど駐車場が泥だらけになるんで敷石かアスファルトを敷いて欲しいですよね。

続いて鳥羽院の水を頂きました。冒頭の写真は校舎の前に咲く白い梅、もう満開に近く咲いてました。水汲み場の脇にある紅梅はまだまだのようです。少し時期がずれて咲くのでしょうね。

最後にやってきたのは、熊の川温泉「夢千鳥」。


先日立ち寄った「湯招花」の少し山手にあるお宿です。今日はこちらの家族風呂をお借りしました。

家族風呂は2つあって、ヒノキの内湯が「山どりの湯」。そして私達がお借りしたのは「川せみの湯」、半露天の石造りの温泉です。


熊の川温泉は、古湯温泉と同じく「ぬる湯」を楽しむ温泉になります。源泉が38.7度と低い為、冬場は過熱した温泉も利用できるようになっていました。

で、せっかく買った「お風呂温度計」を持っていくのを忘れてしまいました。

正確には何度だかわかりませんが、加温して40度そこそこだったと思います。


左から、洗い場にシャワーつきのカランがひとつ、水栓と加温した温泉の蛇口、湯船の右側に源泉の注ぎ口がありかけ流しになっています。
お湯は無色透明、やや硫黄臭がする「ややぬる」の温泉です。場所もすぐ隣にある湯招花と同じような源泉ですね。

ぬる湯なのでゆっくり入れますよ。最初は寒いように思うんですけど、じっくりつかっていることができるので、湯上りにいつまでも汗が湧いてくる身体の芯から温まる温泉です。

熊本の、超熱い温泉とか水を埋めずに入るひと居るんでしょうか。私はとてもじゃありませんがそのままでは湯船につかることはできません。
古湯温泉や熊の川温泉は入った瞬間「やや?これでいいのか」と思うんですが、ゆっくり入っているといつの間にかこれが「適温」になっちゃうんですよね。 
とはいえ冬場の露天は洗い場が厳しいので、やっぱり夏の夕方、さっと降った夕立のあとなんかに入るのがベストシーズンと言えるでしょう。

こちら「夢千鳥」では、立ち寄り湯が使える入浴料が800円。家族風呂は2つあってプラス1000円(60分)。電話予約はできませんが、一度、お宿に立ち寄った際に「午後3時からお願いします」というような形はOKです。 
宿も一部リニューアルされたということで、玄関周りもきれいに飾り付けされていました。
名物の「温泉豆腐料理」も先代からその味を引き継がれ今も健在のようです。お昼ごはんを頂いたら入浴料金は半額になります。

次は料理とともに楽しみたいと思います。

 

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早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(3)

2014年03月06日 | 旅行、蕎麦と温泉

先日の続き、くじゅう温泉ドライブ二日目の後半。



そもそも、このトライアル温泉郷に来たのは、両親の足が弱る前に一度・・・と思って下見を兼ねてやってきました。
正月、実家に帰ったとき「九州の温泉いく?」と尋ねたら珍しく乗り気だったのですが、「いいとこ要らんよ、5000円上限ね」と言われました。
もう歳なんで、1泊2食、豪華温泉旅館とか要らんから風呂ね、いい温泉があってちょっと食べるところがあって、寒くなくて近所で散歩ができたらそれで構わん、と言われました。
九州各地でけっこう温泉を巡ってきたんですが、いわゆる湯治場というような温泉は全然わかりません。 
予算5千円なぁ。日帰りで5千円くらいのとこ行ってるなんて言ったら怒られそうですし。

で、色々と安そうなところをあたってみたところ、ここトライアル温泉郷に行き当たった次第です。
トライアル温泉郷には2つのレストランがあります。ひとつは「こはく食堂」。もう一つが「蓼の杜(たでのもり)」です。

食泊分離をうたったこの温泉、宿泊は最安値1980円から、と条件をクリアしていたのですけど、飯ってどうなってんだろうと検索してみました。だけど、公式HPにはあまり詳しく書いていなかった事と、各ブロガーさんの記事を見ても、以前は焼肉レストランだったり「旅の途中」がいつの間にか「こはく食堂」と名前を変えていたり、アラカルト料理があったり無かったりと割合頻繁にメニューを変えているようでして、これは一度自分の目で確かめてみなければ、と思ったわけです。

事前に1泊2食も予約できますけど、素泊まりでチェックインすると「食事はどうされますか?」とその場で予約もできるシステムです。
「蓼の杜」は和会席のコースで「こはく食堂」は定食メニューになっていました。 
で、夜を「こはく食堂」で、翌朝は「蓼の杜」を選択しました。

真っ暗な道を誘導灯に添って歩くこと10分ほど。「こはく食堂」に到着です。

1000円前後の定食、焼き魚かハンバーグか唐揚げか鳥天か・・・というようなメインにご飯とお味噌汁がついてます。

天井は高いですが思った以上にこじんまりとした建物でした。

ほぼ満席ですが予約制なので待つようなことはありません。暖房もしっかり効いていて段取りよく案内してくれました。
壁には全部屋全風呂の写真が部屋番号入りで貼ってありました。これ、公式HPに載せろよと。同じ「萌葱(A)」でも何タイプも間取りがあるようです。

頼んだのは、煮込みハンバーグ定食にプラス「半とり天」とサラダ、単品で鶏唐揚げです。あと、チューハイレモン2杯。

酒飲みなんでメニューがちょっとな、と思いつつ、お腹いっぱい食べました。チューハイ入れてこれで2750円でした。
一応、単品もあるし、お店のおばちゃんは気さくで優しいし、これはこれでアリかなと思います。(一品料理で酒呑みながらだらだら、という感じではありませんが)

翌朝は「蓼の杜」へ出かけます。こちらはフロント棟から駐車場を挟んだ反対側、萌葱から歩いて5分といったところです。

夜は会席5000円からと、宿泊代金より高い食事代になります。
朝は1500円の和定食メニュー一本。

ご飯、鍋仕立てのお味噌汁、小鉢に朴葉焼き。あとブッフェコーナーで野菜や天ぷら、デザートとコーヒーが自由に頂けます。若干ですがパンやサラダなども置いてありました。
女性好みの品揃えで接客も丁寧、久織亭の宿泊客も利用するのできちんとした料理が用意されています。
私ら酒飲みなんでコレ、夜に出してもらえたら十分なんですけど。夜も一品料理を用意して欲しいです。

ロビーには革のソファーにこじゃれた調度品が。


裏にはデッキがありましたよ。暖かくなったらテラスでコーヒーが良さそう。ここから眺める九重連山とたで湿原の景色は素晴らしかったです。


現在のところ、食堂もレストランも朝夜だけの営業です。お昼ごはんはありません。歩いて移動できる範囲には飲食店はありませんでした。(期待していた近くの「高原の駅長者の茶屋場」は見当たらず草原になってました)
土日に両親を連れてきて、次の週末までそのまま置いていこうかなと思ってたのですが昼ごはんどうしましょう。車なら長者原ビジターセンターとかドライブインも近いのですが歩いてはちょっとな。

一応、歯ブラシやタオル、簡単な軽食というかインスタント食品とお菓子類はフロント棟で販売しています。


でもご飯類はないしおにぎりや弁当も今は用意がないようです。電子レンジはここフロント棟だけなので、昼飯に困るだろうなぁとちょっと悩むこところです。
せっかくディスカウントスーパー「トライアル」が経営してるんだからここにトライアルを作れば・・・といっても国立公園内なので何かと制限があるんでしょうね。

また、以前は宿泊棟の部屋で、カセットコンロやIHヒーターで煮炊きが出来たようですが、現在は火気厳禁、調理禁止になっています。
公園内なんで敷地でのBBQや焚き火も禁止です。従って自炊はできません・・・。せめて部屋に電子レンジでもあればいいのになぁ。

色々と良い点、足りない点はありますが総合的にかなりお得な温泉施設だと思います。
楽天トラベル、じゃらん、公式HPで予約可能です。キャンセルポリシーは1週間前から必要です。ただし公式HPからの予約のみ、キャンセル期間に入ってからでも「他の予約で埋まればキャンセル料不要」となっています。
あらかじめ「トライアル」の会員になっておけば会員価格が適用されます。各店舗のサービスカウンターで無料発行してもらえます。温泉郷の現地では会員登録はできません。
会員価格で予約しておいて、当日、フロントでポイントカードを提示すれば会員料金が適用されますが、楽天やじゃらん経由では会員価格はありません。

週末泊はずいぶん先まで予約で埋まっていますが、キャンセル料発生の直前になると、ぽこっと週末の予約も空くようで、今回は急遽あいた土曜日に泊まることができました。

半年先まで土曜泊は埋まってますが、このように3日から1週間前になるとちょくちょくとキャンセルが入るようです。
一番安い1980円の部屋とか、お部屋に温泉付きで10200円の久織亭など試してみたいと思います。

さて、親はどうしようかな。

早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(2):部屋と温泉
早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(1):蕎麦

旅行日:2014年3月1日~2日

2014年4月1日追記
レストラン「蓼の杜」がリブランド。「料匠 Kohaku」 
 

 

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早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(2)

2014年03月03日 | 旅行、蕎麦と温泉

先日の続き、くじゅう温泉ドライブ二日目。


九重連山に囲まれた長者原のタデ湿原。

そこに位置するトライアル温泉郷です。

九州地区に展開するトライアルカンパニーが運営する温泉郷になります。トライアルといえば関西で言えばコーナンのようなディスカウントショップですね。

そのトライアル温泉郷は、三つのタイプの宿泊施設が用意された温泉施設になります。
虎乃湯、会員価格で1980円から。
久織亭、9900円から。
久織亭別館、35000円から。
いずれも平日素泊まりで大人ひとりあたりの価格です。


広葉樹林に囲まれた広い敷地内に離れ(風)の宿泊施設が点在します。

最安は「虎乃湯 長屋 鳶(トビ)」。
長屋造りで10部屋がL字型に2棟、トライアル会員(無料)なら大人平日1980円。 



虎乃湯のもう一つ、「虎乃湯 萌葱(もえ)」は離れ風コテージで、3部屋が1棟の建屋になっていて、2名から6名、大人ひとり2,980円からです。


敷地内にはその他に「久織亭」が一人9,900円から、そして「久織亭別館」がお一人35,000円から(いずれも素泊まり)と3タイプ用意されています。
「久織亭」ブランドのお部屋は、各部屋に温泉が付いた離れになります。


今回泊まったのは、虎乃湯「萌葱(A)」になります。

左、リビングからテラス方向。右、ベッドルーム。自分で布団を敷きます。

清潔な洗面所とウォシュレットのトイレ。


虎乃湯「萌葱」は、部屋に温泉こそ付いていませんが、週末の土曜日泊で大人ひとり4,480円と格安な料金になっています。
歯ブラシやお茶などアメニティを一切排除し、コストを切り詰めて宿泊に特化させた結果、長者原温泉という好立地にもかかわらずこのような低価格で営業しています。
洗面所にはドライヤーとタオルが1枚、あとティファールの湯沸しやコップ、作務衣と丹前は用意されています。
あとテレビに冷蔵庫、エアコンが2台、ホットカーペットも準備されていました。(加湿器はフロント棟で貸し出し)
虎乃湯の「鳶(とび)」と、今回泊まった「萌葱(もえ)」は大浴場と家族風呂を利用することになります。

大浴場(内風呂)

ガラス越しに見えるその先に露天風呂。



極寒期の温度調節に苦労して、今では半分がコンクリで埋められてしまったようです。
多少、手作り感が残りますがゆるりと入れる露天風呂です。

その他に家族風呂が5部屋。

(立ち木に直接、ビスを打ってはいかん!と元ボーイスカウトは思いますが)

仕組みは予約制ではなく、上がり口に靴が無ければご自由にどうぞ、というシステム。
5部屋あって時間制限無く自由に入ることが出来ます。

長屋の家族風呂、右端から壱弐参・・・と番号が振ってあります。(クリックで拡大
チェックインからアウトまで、風呂が空いていればいつでも自由に入れます。

脱衣場は4畳半ほど、鏡と流し台、ドライヤーはありますがその他アメニティはありません。冬場は脱衣場に石油ファンヒーターが用意されて寒くありません。


ひとつの部屋には何故か石が突き出てます(笑)


源泉は75度と高温の為、加水によって適温に保たれていました。濁り湯でやや硫黄匂が漂う温泉です。
源泉の注ぎ口で湯温計は48度を指していますが、浴槽は41度から43度くらいでしょうか。早い時間はやや熱め、夜は少しぬるくなり40度少しになっていました。

お風呂が空いたタイミングで、宿の人が湯温計を持ってメンテナンスしていました。熱い風呂が好きな人、ぬるいのが好きな人、調整が大変だと思いますが源泉掛け流しの湯、時間を変えて楽しむことができました。

特に早朝に入ると開放感抜群です。1泊で家族湯に3回、大浴場と露天風呂に1回入りましたよ。部屋から温泉まで歩いても1分と近く不都合はありませんでした。
部屋によっては家族風呂が見通せるので、利用者がいないか確認してからさっと入れるので、時間制限もなく自由に温泉を楽しむことが出来ますよ。(虎乃湯 長屋鳶からは数分かかります)



温泉は入り放題、お部屋は清潔、自然公園の林に囲まれた温泉郷、これで1980円からという格安なお値段でこれはお得な施設だと思いますよ。

続いて食事編です。

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早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(1)

2014年03月02日 | 旅行、蕎麦と温泉

早春の阿蘇くじゅう国立公園を、蕎麦&温泉ドライブ1日目。

行って来ました大分県くじゅうのやまなみハイウェイ。


まだ残雪が残る中、九重ICから県道40号線を上り、途中に少し外れたところにある「あるがまま舎」で蕎麦を頂きます。HPなんかを見ていると1月2月は冬季休業とありまして、この日3月1日はさて開いてるんでしょーか?と心配しつつ到着したところ、どうも私達が今年最初のお客さんだったようです。


暖簾が出ていてほっと一安心。


私、ざる蕎麦を大盛りで。妻、暖かい釜揚げ蕎麦。


手打ちでありながら、蕎麦普通盛りが600円(150g)と格安。大盛りにしても900円(225g)
国内産蕎麦粉を石臼で挽き、細切りで角が立った燐としたお蕎麦です。つけ汁は辛目で「甘さをかなり控えております」と書いてあります。
枕崎産の鰹節、九重産干し椎茸、利尻産昆布・・・とかなりこだわりのあるつけ汁に、薬味が大根おろしとネギ、そして大分定番の「柚子胡椒」が添えてありました。

「水蕎麦」も書いてあったので、蕎麦にはこだわりと自信があるんでしょうね。

こちらは蕎麦のほかにも、国産小麦粉を使ったうどんや玄米ネギ玉チャーハンなど魅力的なメニューが揃ってます。マフィンやクッキーを焼くカフェも併設していて、近所の方がさっと来て昼食をとったり一服しにきたりと気軽に立ち寄れるお店のようでした。街道から少し脇道に入っているので予め知っておかないと通過してしまうロケーションです。地元の方の利用が多いのでしょうか。

蕎麦を頂いたらやまなみハイウェイ(県道11号線)を辿り長者原へ。


先週までの大雪もすっかり溶け、路面は完全ドライです。路肩にもほとんど雪はありませんでした。あの大雪で、真っ白な平原と同化してしまった道路の映像をライブカメラで見ていたのでかなり警戒していたのですが。

とはいえ標高が上がるにつれ路肩には結構な残雪がありました。最高地点となる牧ノ戸峠あたりは除雪した雪が駐車場に積み上げられ、よく見てない車なんかは雪溜まりに突っ込んで立ち往生してましたよ。一生懸命スコップで車の下、掘ってました。


峠を越えて立ち寄ったのが「シェ・タニ瀬の本高原店

こちらケーキバイキングが人気の洋菓子専門店です。カフェコーナーは一人1800円でケーキ食べ放題のブッフェで賑わっていました。蕎麦食ってなかったら・・・というところですが、ふわりショコラとパウンドケーキを購入しておきました。(ふわりショコラは旨い!)

続いて駐車場下にある「スパ・グリネス」を見学。
こちらは宿泊ができる温泉付きの部屋を備えたレストランです。お部屋は見られなかったのですがギャラリーやカフェを見学させて頂きました。

パンフレットを拝見すると、中々のお部屋&温泉のようですよ。雰囲気はなんとなく「風の森」に似ていますね。
料金は1泊朝食付きでひとり1万円くらいから、ということなので結構お徳かも。いや、夜は併設のイタリアンで食べることになるので合計するとそこそこにはなりますが。日帰り入浴もやっているようなので一度お試ししたいと思います。

続いて、今日のお宿、星野リゾート「界 ASO」です。

というのは嘘でして(笑)、こちらも見学でロビーを拝見させてもらいました。

「界」は、星野リゾートグループが全国に展開中の和風温泉旅館のブランドです。八重山なら「リゾナーレ小浜島」や「星のや竹富島」がありますね。
どちらもひとり1泊4,5万円から、という超高級宿です。とても手が出ませんが堂々と「見学させてもらいたい」と乗り込んでやりました(笑)

ちゃんと応対してくれました。


お部屋は全室かけ流し温泉付きの離れ、13室?ほどあるそうで、テラスから見下ろすと結構な傾斜地に建っているようです。(移動用に電動カートが1台用意してあるとのこと)
食事はこちらのテーブルで、「旅館でありながらオーベルジュという贅沢さを」という和会席のコースになっているそうです。ワインなんか抜いたらなんぼ取られるんやろ。

続いて水を汲みます。以前訪れた際に泊まった「ガンジー ホテル&リゾート」の前を通過し、ガンジー牧場のさらに先、レゾネイトクラブくじゅうの前にある「くじゅう一番水」です。

こちら、比較的新しい水場なのですが、まだ造成中というのかこれから整備するのか、駐車場すらありません。(道路沿いのこの看板の下に1台くらい寄せられる程度)

そこから斜面を登り草地を抜け、小さな橋を渡りきったその先に水汲み場がありました。


駐車場が遠いと、20リットルのポリタン持って歩くのは辛いんですよ。
周りはまだ何も無いのですが、立派な説明看板だけは立ってます。くじゅう 山の神湧水「一番水」、これからこの周辺を開発するんでしょうかね。

「顔のイラスト」は今のうちに見直したほうがいいと思いますが(笑)

さて一通り見学を済ませたら再びやまなみハイウェイを取って返し、今日のお宿到着です。

長者原温泉 トライアル温泉郷です。
今日のお宿、お一人様一泊で最安1980円。マジ、温泉に泊まって漫画喫茶並みのお値段です。数万円の宿を見学したのち、リーズナブルなお宿に泊まります、果たしてどうでしょうか!(笑)

お部屋と温泉、ドライブ2日目はこちら

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