前記事の続きです。
1台のスマホで2回線運用する為の設定を残しておきます。
できる事は、
・音声2回線の使い分け(発信・着信)
・ドコモメールの送受信
・データプランはMVNOを利用
という構成になっています。そこに至った経緯は前記事「ZenFone3でFOMAとMVNOをDSDS」をご覧ください。
利用しているプランは、
・MVNO hi-hoアソートプランに音声回線契約
・docomo FOMA タイプSSバリューにSPモード契約
です。
月々の運用コストは、MVNOが2,109円、docomoが1,234円、合わせて3,343円です。
これで、ドコモメール、音声2回線、通話料1,000円分(25分)、データプランは3GB(他にSIM2枚)が利用可能です。
電話はあまり架けないけど、ドコモメールは必要、データ通信はそこそこ使う、という人向けの1パターンとしてご覧ください。
DSDSをする前に、hi-hoのSIMカードを、SIM1にセットして利用していました。SIM1の「モバイルネットワークの設定」から、「データ通信を有効にする」、「アクセスポイント名」にhi-hoを自分で追加し利用していました。
そこへFOMA SIMを追加しています。結果、SIM2へSIMカードを差し込むだけでDSDS化できました。
SIM1にhi-ho、SIM2にdocomoを差し込み起動します。
どちらかのSIMカードに「データサービス(パケット通信)」を設定するともう一つではデータ通信できません、という事です。
私の場合、もうすでにSIM1へhi-hoをデータ通信するで設定していますので、何も変更していません。
SIM1、SIM2 それぞれ名前を付けることができます。
SIM1が「データ通信を有効にする」ONになっているので、SIM2はデータ通信の設定がありません。
4G+3Gが可能で、4G+4Gはできません。
従って、SIM2の「モバイルネットワークの設定」から「アクセスポイント名」を選択しても、APNを選択するラジオボタンが表示されません。
私の場合、SIM2にはFOMA + SPを契約しているので、逆にAPNが選択できないのは安心して利用できます。
まず電話を鳴らしてみます。それぞれの番号に着信しました。SIMに付けた名前が表示されます。
着信音の鳴り分けも可能です。
発信は、SIM1 / SIM2どちらの回線を使って発信するか選択することができます。
名前が見切れて、MVNO / FOMA の先頭一文字しか見えませんが(笑)
ブラウジング中に電話着信させてみました。
SIM1 4G+(LTE)でブラウザを開いている時に電話着信があると、H(CS)に落ち、ブラウザーの読み込みが止まりました。
そのあとすぐ呼び出しが始まりました。
ブラウンジグしながら通話するという機会はまずないので問題はありません。マップ見ながら通話するとか両方同時使用の人はDSDAが必要です。
ちなみに
・SIM1(hi-ho音声)で通話中に、SIM2(FOMA音声)へ電話をかけてみたところ「現在、電源が入っていないか電波の届かないところに・・・」のメッセージが流れました。
・SIM1からSIM2へSMSを送ってみたところ普通に受信しました。
・hi-hoは、IIJmioのリセラーなので、IIJmioのプランでも同じように使えると思います。
しばらくは変な料金が適用されていないか、SIM1,2ともに課金情報を見張っておきたいと思います。
この記事は、ZenFone3 ZE520KL(輸入版 HK/JP/TW) 3GB/32GB Android6.01を対象に書いています。
【覚書】
SIM1(hi-ho音声)は、「楽天でんわ」経由発信 10円/30秒
SIM2(FOMA)は、タイプSSバリュー 1,000円/月(25分まで)。超えると20円/30秒
FUSION IP-Phone SMART (050)は、 8円/30秒
滅多に電話しないのに3回線運用(笑)