午後から雨になるというので、その前に雨樋と屋根の補強を仕上げたかった。台風21号で壊れたF型集水器を求めて同じ資材店に4往復もした。壊れた現物を持って行ったのに、こちらが慌て者なので店の人もつられたのだろう。貴重な時間とガソリンを浪費した。
倉庫の波板が折れて飛んだのは風でバタついたのが原因なので、そのための補強をした。
と言うと大げさだが、合わせ目を細木で押さえただけだ。4往復が災いして3時頃までかかったが、夕方まで雨が待ってくれた。晴れ男の確信をまた深めた。
この夏は天災が次々起こって、2度3度続けて被災した所もある。こと台風に関しては徳島は慣れているのか、立て続けに直撃されたが被害は比較的軽かったようだ。人間は勝手だから、ちょうど良ければ天恵、度を超せば天災と言う。しかし地震は違う。北海道の地震が南海トラフの恐怖を呼び覚ましてくれた。
恐怖心は自己防衛のため必要だが、いつも震えてばかりいられない。自分は大丈夫という根拠のない楽天性がなければ凡人は生活できない。私も含めて、周りは後者ばかりだ。備えを考えることは、被災することを先に想定するので、やらなければと思いながらも、なかなか気が乗らない。