切手を貼らずに返信葉書をだしたら、当然ながら返ってきた。別納かと思ったら、「切手を貼ってください」と書かれていた。役所関係は大体そうだ。こんな場合、郵便局は実質2回配達するわけだから2回分請求しても良いように思う。されたら面白くないが。
あるとき郵便局で老人が大声で怒鳴っていた。不在通知が来たので、岬の自宅から遠路バスに乗って現金を受取に来たら50円だった。バス賃にもならないと怒っていたが、我慢して聞いている郵便局員に同情した。今のように再配達を電話で調整するシステムなど無かった、昔々のことだ。
注文した字典が届いた。部首から引けるのが初心者にはよさげに思えたのでこれにした。答えの分かっているくずし字を探してみたが、なかなか一筋縄ではいかない。収録字数が少ないのは却って良いかも知れない。
Amazonで関連した本のレビューを見ると、「退職後」の文字を散見する。同じような御仁が結構いるものだ。大抵の人は歴史に興味を持ち始めて古文書に行き着いたようだ。自分はその点、歴史には興味が無い。昔の日本人の手になる物が読めないことが、ちょっと悔しいからだ。案外、そのうち歴史好きに転向するかも知れない。
まさに小字典だが、まずはこれをコンパスにして、大海原へ限定沿海程度には漕ぎ出そう、って大げさ。