ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

デバスズメダイ

2021年10月25日 17時29分00秒 | 海水魚

 伸ばし伸ばしにしていたが、急転した寒さに、堪らず衣類を入れ替えた。股引も取り出したが、今日は意地を張って履かずにいる。この夏の暑さと今日の寒さを照らすと、ラニーニャだろう。

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 気象庁(令和3年10月11日)
○エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態と見られるが、ラニーニャ現象時の特徴に近づきつつある。
○今後、秋から冬にかけて平常の状態が続く可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が発生する可能性の方がより高い(60%)。
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 素人はすぐにエルニーニョとかラニーニャとか、白黒に言ってしまうが、自然はなかなか単純に割り切れるものではないのだ。  

 冷たい雨で外に出ることもできないので、雌雄を見極めたく、デバスズメを観察した。水温25度、うらやましい。

 「雄のほうが鮮やか。雄の尾びれは全体に青いが、メスは透明がかっている。雌ばかりの時は一番大きな個体が雄に転換する。」らしい。
 一番左が色見も顔つきも雄っぽい。婚姻色になるともっとはっきりわかるそうだが、水槽で産卵されても手の施しようがない。
 デバスズメは水槽入門種として軽く見られがちだが、私はルリスズメの青よりもデバスズメの青緑が上品で好きだ。ちなみに英名は Blue-green chromis 。