
8月、落花生の山吹色の花が咲き、やがてしぼんだ花の元から子房柄と呼ばれる
紐のようなものが地下にもぐってゆき、その先についた鞘が大きくなるのは、
あと80日くらいかかるようです。
そっか落花生って種を蒔いてから半年もかかるのねえ・・・。
なんだか気が遠くなりそうな話。私待てるかな?待つけどww

10月末、お天気のよい日が続くのを待って収穫してから、天日でよ~く乾かします。
落花生農家のかたのお話しでは、今年はちょっと粒が小さめということでした。
我が家の落花生も同じでした。ちょっと安心したりなんかして(^^ゞ
手のひらに乗せた殻つき落花生がね、カラコロ、カラコロ軽い音をたてるんですよ。
そのときの、お日様にじっくりあたった実りの秋の音が心地いいこと♪。

一つずつ硬い鞘を指で押して割りながら中身を取り出して、
焦がさないように丁寧に炒って冷まします。
母に教わったのですが、炒り加減は、九分(くぶ)くらいで火から下ろすのがコツらしいわ。
余熱の時間のことも考えるってことなんでしょうかねえ・・・
その後渋皮を丁寧に剥いておきます。
これで何を作ろうかと考えた末・・・

ジャ~~ン♪ ピーナツバターのできあがり^^。
あれれ、お味噌みたいに写ってるわん ショボ~ン
ふわふわ、もちもちの食パンを焼いて(もちろんここは機械にお任せ)
早速ピーナツバターを塗ってみました^^。
炒ったピーナツをすり鉢ですりつぶして、バターと三温糖、メープルシロップを入れてね。
あっ、そうそう!落花生は、粒々の食感を少し残して手作りらしくね。
その香ばしさと自然の甘みとが溶け合って口の中で広がるとき
ああ、混じりけの無い純粋の美味しさってこれこれ~!と感激。
自然の恵みがギュッと詰まったピーナツバターは、
ほかのジャムの瓶たちの並びに堂々とえっらそ~に仲間入りを果たしたのでしたw
な~んて・・・自己満足もハナハダシイ話ですが、
実は、種から育てた食材でここまでできたことが、涙出そうなくらい嬉しくて、
どうしてもこんなこと書きたくなってしまいました。スミマセン ペコッ
今日もおいでくださりありがとうございました^^。