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映画館のチラシ棚の中から遠くを見つめる男女の表情と題名の「コレラの時代の愛」に惹かれ、思わず手にとった。
よくよく見ると・・・ぬおぉぉぉ・・!
この男性はハビエル・バルデムではないですか!!でも、この作品はスペイン語ではなさそう、多分英語だな。
コロンビアの作家・小説家であり1982年にノーベル文学賞を受賞したガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作『コレラの時代の愛』の映画化作品で、しかもチラシには「・・・フロレンティーノをハビエル・バルデムが怪演」とある。
ガルシア=マルケス、その名前は知っていながらいつか読んでみたいと思っていた作家だ。先日、スペイン語の教室で彼の作品でお薦めはどれ?と質問してみた。「百年の孤独」「大佐に手紙は来ない」そしてこの「コレラの時代の愛」の3作が先ず挙げられた。どの作品も長いという話だったが、彼の作品は一度夢中になるとその魅力の虜になる人が多いとも。一緒に勉強しているクラス・メートはスペイン語のきっかけを「ガルシア=マルケスを原語で読みたい」と確か話されていたっけ~。これは、一度読んでみなくては・・・と思っているところ。