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友人に教えて頂いた新国立劇場情報センター刊行の『バロック・オペラ~その時代と作品~』
早速、購入して読んでいるのだが、これが面白い
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そういえばバロック・オペラだけを紹介している本ってなかなかない気がする。
そういう中で、この本は1600年にフィレンツェで初演されたペーリの「エウリディーチェ」から1774年にパリで初演されたグルックの「オーリードのイフィジェニー」まで41作品を分かりやすくかつ読みやすく紹介・解説している。
本の構成も面白く読めるように工夫されており、全体をイタリア・フランス・ドイツ・イギリスと国別、作曲家に区切り、一つの作品につき概説とあらすじを掲載、そしてバロック・オペラについて音楽史を交えた11の話をコラムとして、それとは別に、7人の作曲家の生涯を含めた解説が挟まれている。
ざあっと読んでいくのもよし、この作品・作曲家・用語について読むのもよし、となかなか便利な一冊~
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しかも、89ページのこの本、税抜き¥700!!
『バロック・オペラ~その時代と作品~』⇒♪こちら