Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

国際市場で逢いましょう

2016-02-21 22:19:31 | 映画 か行
        
2014/韓国/127分
原題:国際市場
監督: ユン・ジェギュン
出演者: ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、ラ・ミラン、キム・スルギ、ユンホ
ストーリー:激動の韓国を、ただ家族のために必死に生き抜き、いつも笑っていたおやじの姿―
朝鮮戦争から現代まで、一人の男の波乱に満ちた生涯を描いた一大叙事詩:
幼い頃、朝鮮戦争時の興南撤収作戦で父、そして末の妹と離れ離れになり、母と残された2人の兄妹と共に避難民として釜山で育ったドクス。成長したドクスは父親代わりにお金を稼ぐため、西ドイツへの出稼ぎや、ベトナム戦争への出兵など幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。しかし、彼は家族のためにいつも笑顔で必死に激動の時代を生きていく―~新所沢Let'sシネパークより

『2016年2月より、ついに新所沢レッツシネパークで不定期名画座を始めます!名画座上映では過去の作品を2本立て&お得な料金にてご鑑賞頂けます。』というトピックスが発表されていた”新所沢Let'sシネパーク<不定期名画座2本立て>”。
その第2弾≪見逃せないアジア映画≫:『国際市場で逢いましょう』&『サニー 永遠の仲間たち』を観た。
「国際市場」という言葉に惹かれてこれは観てみたいと思っていたのだけれど、韓国という国がたどってきた歴史を一人の人間の歩いてきた道と重ねて描いた素晴らしい作品だった。
朝鮮戦争、ドイツ鉱山、病院への出稼ぎ、ベトナム戦争と激しい歴史の波の中を翻弄されつつ、家族の為に懸命に生きていくドクスと彼を巡る家族、ヨンジャ、親友ダルグ。「コップンの店」で会おう、という父との約束の重さ・・・。苦難の中で、「つらい時代に生まれ、この苦しみを味わったのが子どもたちじゃなくて僕たちで本当によかった」とヨンジャに綴るドクスの言葉がいつまでも心に残る
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする