Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

読み聞かせ 3/3 (木)

2005-03-04 15:06:39 | リュウガクジダイ
実習先での「学校・地域・家庭のパートナーシッププロジェクト」開始。Motheread&Fathereadというナショナルプログラム(親子の読み聞かせ奨励プログラム)を、地域の図書館員さんに提供してもらう。

全4回の企画、毎週木曜の夜。

今夜の絵本はWhere the Wild Things Are 児童文学の世界で有名なカルデコット・メダル賞を受賞した本で、日本語版は『かいじゅうたちのいるところ』です(4~5歳向け)。

この本は、絵が印象的!ストーリーは単純だけど、すごく想像力をかきたてられます。一緒になって、怖い思いをしたり、寂しい思いをしたり、ほっとしたりできる本だと思います。

さてこのMotheread&Fathereadプログラムの面白いところは、親子を別々の部屋に分けること。親達は絵本の内容や読み方、ストーリーをどうやって子どもの教育に結びつけるか・・・なんてことを教わります。その間、子ども達は別の部屋で同じ絵本を先生に読んでもらったり、絵本に関する工作物を作ったり。

約1時間後、親子が再び対面。子どものことを思いながら絵本と向き合っていたお父さんお母さん達、廊下の向こうから子ども達の声が聞こえてきたらもう待ちきれないような顔!子どもを見るなり救い上げて抱きしめて、お互いに「どうだった?」「パパ何してたの?」「これ作ったんだよ」「ママ、ママ!」などなど。あったかいなぁ。

日本のお母さん達は教育熱心で、読み聞かせをするのは当然と思っている人が多いのかもしれない(私もいっぱい読んでもらった記憶があります)。でもここアメリカでは字さえ満足に読めないお母さんもいます。

う~ん、そんな現実を見ると・・・。
色々だよね、ほんとうに。何事もassumeしてはいけないといつも思う。

絵本をもらって家路につく親子の背中を見て、いい企画だったな~と嬉しくなりました。

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しかし今日は疲れた。大学で2つ授業もあったし。日記を書く頃には、朝や昼間の授業のことが思い出せない。でも、今週もあと1日!

あ、今日はお雛様の日だったのね。
コメント
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