夢夢散歩♪

自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

達磨寺 方丈庭園ライトアップ

2025年01月07日 |     (近畿)
今回も前回に引き続き雪丸から始まります
夕日を浴びた雪丸像。
かわいい


3日の午後から奈良県北葛城郡王寺町の明神山へ登り、帰りのバスを途中下車して達磨寺に寄りました。
まずはお参り。お正月だけど夕方だからか空いていました。


本堂手前右側には鐘楼があり、誰でもつくことができます。
私もゴ~ンとついてきました。
以前行ったときはつけなかったので、お正月だけつけるのかもしれません。

お堂の中には合格だるまがたくさんありました。


受験シーズンにあわせて、達磨寺で祈祷された合格だるまが王寺町のいろんなところに置かれ、受験生を応援しているそうです。

このお寺にある雪丸像にも会ってきました。


後姿もかわいいです。


達磨寺の方丈庭園では、12月31日から1月3日までライトアップが行われていました。
本当は31日だけだったようですが、好評で3日まで延長したそうです。

方丈では王寺町出身の光物(こうぶつ)作家 盛一保洋(もりときやすひろ)さんの作品が展示されていました。
盛一さんは電機メーカーに勤めながら、休日にリサイクルアートを主に創作活動をされているのだそうです。

今回のテーマは干支の巳にあわせて「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」です。
八岐大蛇とは日本神話に登場する、頭が8つ、尻尾も8つあるという巨大な蛇です。



盛一さんが来られていて、作品の説明をしてくださいました。
この作品は食器などを包む緩衝材を利用しています。
緩衝材から1枚1枚鱗を切り出し、約3万枚で造られているそうです。
大蛇の中にはLEDの電球が入っていて、色も様々に変わります。
盛一さんがリモコンで変えている感じでした。







恐ろしい赤い目は、クリスマスの飾りつけで使う小物を使っているのだとか。


すごい迫力で圧倒されました。
ヘビは脱皮して一回り大きくなることから、開運の意味が込められているそうです。

庭園には面白い仕掛けもされていました。






達磨寺ではいろいろイベントもやられてるようなので、また訪れたいと思います。
堂内に明かりが灯っていい雰囲気です。


達磨寺からJR王寺駅までは歩いて20分ほどなので、帰りは歩きました。
途中の雪丸くん。またね~


駅前はきらきらイルミネーション。
もちろん雪丸くんがいます。


駅へ続く道もきらきら。


今年は王寺町から始まりました。
まだ駅前カフェのケーキ「ゆきま~る」を食べていないので(3日は休みでした)、次はこれを目的で行きたいと思います。


達磨寺の詳細はこちら

達磨寺(奈良県北葛城郡王寺町) - 夢夢散歩♪

前回書いた雪丸ロードを歩いて到着したのが達磨寺(だるまじ)です。達磨寺は聖徳太子と達磨大師が出会った場所で、達磨大師のお墓とされる古墳があります。達磨大師はイン...

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明神山へ新年初登り

2025年01月04日 |     (近畿)
昨日、奈良県北葛城郡王寺町の明神山に登ってきました。
昨年初めて王寺町を訪れた時に明神山を知り、近いうちに登ってみたいと思っていました。

JR王寺駅で王寺町のマスコットキャラクター雪丸に「行ってきます」とご挨拶してスタート!
相変わらず可愛いです


明神山までは駅から離れているので、バスでスタート地点まで向かいます。


バスは坂道をどんどん上っていきます。
これは距離もあるし、歩いていたらしんどいです
明神四丁目で下車。


スタート地点には、またまた雪丸くんが


こちらの雪丸くん、まつ毛がスゴイことに。
どうしたのかしら??


とりあえず、まつ毛ふっさふさの雪丸に「行ってきます」とご挨拶。

立派な鳥居が建っています。


ここから山頂までが片道約40分。
1.8kmの山登りです。
ここからは住宅地に入るので、こんな看板が。


静かに歩いていきましょう。

住宅地を抜けて、いよいよ山に入っていきます。


舗装されているので、とても歩きやすいです。
少し歩いて振り返ると、こんな景色。


急な坂もありますが、楽に歩けるところもあるので、山歩き初心者には嬉しい山です。


パンフレットに載っていたとおり、40分で山頂に到着しました。
歩き慣れている人なら、もっと早く到着できると思います。
山頂の展望台からの眺望です。




奥の山の斜面がはげているのは、若草山です。↓




眺めは最高です。
でも風がきつくて寒い~
明神山は標高273.6mで、山頂からは十国が見渡せます。
十国とは東(大和国、伊勢国)、西(河内国、摂津国、播磨国、淡路国)、南(和泉国、紀伊国)、北(山城国、近江国)のことです。
展望台には無料の望遠鏡が設置されていて、東大寺や法隆寺、大和三山、あべのハルカスなど、しっかり見ることができます。
江戸時代に描かれた絵にも、山頂から大阪方面を指さして楽しんでいる人が描かれたものがあるそうで、昔から絶景の場所だったようです。

明神山では古くから水の神様がお祀りされています。
文化庁から葛城修験28宿の最終地として日本遺産に認定されています。


山頂には『悠久の鐘 誓いのテラスSORANI』があります。
「恋人たちが永遠の愛を誓う特別な空間を演出」とありました。


山頂からせり出していて怖いです。
下がガラス張りになっていて、怖さ倍増です。


もちろん鐘を鳴らしてきました。



新年早々、いい運動となりました。
しかも、こんなに綺麗な景色まで見られて大満足です。
良い一年になりそうな気がします。

しかし、寒かった。
めちゃくちゃ風が強くて、山頂でお弁当を食べましたが凍えました。

また季節の良い時に来たいと思います。
帰りは達磨寺にも寄りました。
それはまた次回に。
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秋が深まってきました

2024年11月20日 |     (近畿)
今日は気持ちの良い青空が広がり、とっても良いお天気でした。
大阪市立長居植物園の入り口に並ぶラクウショウは、太陽の光を浴びて美しく輝いていました。


大阪市内のごちゃごちゃしたところから、植物園の中に入るとホッとします。
空が広いです~
思わず深呼吸をしちゃいます。


長居植物園ではコスモスフェアが開催中です。
たくさんのコスモスが咲き乱れていました。


コスモスを見ると、秋だなぁと感じます。
風に揺れて気持ちよさそうです。


ミツバチがぶんぶん飛んでいましたよ。
蜜が取り放題です。
コスモスの蜂蜜ってどんな味なんでしょうね。


コスモスフェアの前はローズウィークが開催されていましたが、その時より今の方が綺麗に咲いています。






早朝散歩を体調を崩したりで休みがちだったので、今日はしっかり歩いてきました。
ちょっと見ぬ間に秋は進んでますね。






気持ちよく散歩できました。
ヒヨドリがびっくりするくらいたくさんいて、ピーヨピーヨと大騒ぎでした。
こんな鳥も見つけましたよ。
フクロウみたいだけど…




見えますか?
これじゃ、分からないですよね
スマホではこれが限界でした。
とっても可愛い顔をしていましたよ。
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播州赤穂でちょっとだけ歴史旅

2024年11月02日 |     (近畿)
10月の終わりに、赤穂をちょっと観光してきました。
JRの播州赤穂駅です。とても立派な駅です。


駅前には大石内蔵助の像。
赤穂と言えば、まずは忠臣蔵が思い浮かびます。
あとは赤穂の塩でしょうか。


ちょうどお昼時だったので、駅近くのお蕎麦屋さんに入りました。
駅前にも通りにもそんなに人がいなかったのに、お店に入るとお客さんがいっぱい。
1階はカウンターとテーブル席、2階にも案内されている人がいました。

「あこう蕎麦 衣笠」というお店です。
これは、とりなんば蕎麦。
この日は寒かったので、あったかくて美味しかったです。


店の玄関では、そば吉くんという人形がお蕎麦を食べ続けていました。
「そば吉くん、復活しました」と書かれていたので、しばらく休んでいたのかな?
周りに置かれたタイガースグッズも気になります。




赤穂城へ向かって歩いているとまず見つけたのが、旧上水道モニュメント。
土管から水が勢いよく吹き出しています。


この辺りの城下町は、井戸を掘っても海水が湧き出すのだそうです。
そのため飲料水の確保のため上水道を整備し、各戸に給水していたそうです。
江戸時代に、すでにこういうことをしていたなんて、すごいですよね。

次に見つけたのが、息継ぎ井戸と義士あんどん。
主君が刃傷に及んだ時に、早水藤左衛門と萱野三平が早かごで江戸から駆け付け、この井戸で一息ついて大石内蔵助邸に入ったそうです。


この義士あんどんはからくり時計になっています。
9~20時の毎正時に太鼓の音とともに「松の廊下、早かご、かちどき」の場面が再現されるそうです。
今回はタイミングが合わず、見ることが出来ませんでした。残念。


駅からずっと南へ歩いていくと、赤穂城跡に着きます。


城跡を見る前に、赤穂市立歴史博物館で赤穂について学びました。
博物館は白壁土蔵風の建物となっています。


忠臣蔵で有名な赤穂義士のことや、城と城下町、赤穂の塩、赤穂上水道などについての資料が、多数展示されています。
赤穂では、弥生時代にすでに塩の生産が行われていたことが発掘調査で分かっているそうです。
使っていた道具も展示されています。塩づくりの苛酷な労働も知ることが出来ました。

勉強した後は赤穂城跡に向かいました。
櫓門の中は見学できるようになっています。
発掘調査の資料などが展示されています。


櫓門からみた天守台です。
石垣は9mあります。
立派な天守台ですが、天守は築かれませんでした。


天守台に登りましたが、この階段がまぁしんどい。
段が高くて、40㎝くらいあったんじゃないでしょうか。
よいしょ、よいしょと上りました。


天守台からは本丸全体を見ることが出来ます。


見晴らしがいいです。



赤穂城の次は赤穂大石神社へ。
大正元年(1912)、大石内蔵助良雄をはじめ、四十七義士と萱野三平を主祭神として創建されました。


参道の両脇にはずらっと四十七士の石像が並んでいます。
兵馬俑の工芸技術伝承者によって作られたものです。




主君の仇討ちという大願を果たしたことから、大願成就のご利益があります。


この日は抜穂祭が行われたようで、稲穂がかけられていました。
赤穂城跡をまわっているときに、神社の方から雅楽の様な音楽が聞こえてきていたので、その行事だったのかもしれません。




本殿をぐるっと囲むように、忠臣蔵の絵馬が飾られています。
見ごたえがあるので、行かれた際はぜひ見てください。


なぜか招き猫もぐるっと囲むように置かれていました。


今回時間の関係で見学できませんでしたが、神社には義士史料館があり、浅野家や義士の宝物、木造の義士像、大石邸長屋門・庭園を見学できます。

大石邸長屋門は外から見ることもできます。
刃傷事件の際に、江戸から駆け付けた早水藤左衛門と萱野三平がこの門をたたいたと言われています。


ポストには浅野家と大石家の家紋がついていました。
右側が浅野家の家紋「違い鷹の羽」、左側が大石家の家紋「二つ巴」です。


消火栓も忠臣蔵でした。


12月14日は赤穂義士たちが討ち入りを果たした日です。
毎年、赤穂義士祭が催されていて、今年でなんと121回目なんだそうです。
有名な俳優さんが内蔵助になって、義士行列に参列されているのをニュースで見ます。
今年は内藤剛志さんです。

観光案内所でもらった赤穂市のガイドブックを見ると、赤穂は忠臣蔵の町だけではなく、塩田の町、北前船寄港地の町、古代遺跡の町、赤穂温泉の町と、見所がたくさんあるようです。
またゆっくり来たいなと思います。
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天和駅(赤穂)で撮り鉄と駅の謎

2024年10月24日 |     (近畿)
赤穂へ行ってきました
観光する前に、播州赤穂駅から一つ西の天和駅で下車しました。





駅は無人でひっそりしています。
播州赤穂方面行と岡山方面行の両方の電車がこのホームを発着します。
それぞれ1時間に約1本です。
(播州赤穂方面)


(岡山方面)


なぜここへ来たかというと、「かぼちゃ電車が走るらしい」と旦那さんがどこかから情報を仕入れたからです。
かぼちゃ電車はこんな電車です。
(↓去年乗った電車です。)


湘南色と呼ばれますが、オレンジ色と緑色の姿から「かぼちゃ電車」と呼ばれています。
旦那さんを信じて着いていきましたが、情報は間違っていました…
待てど暮らせど、かぼちゃ電車は来ませんでした
Xを見ましたが、その日に誰もかぼちゃ電車に触れてる人はいませんでしたから。
いったいどこからその情報を得たのかしら??

と言う訳で、ここではこの黄色い電車をいっぱい見ました。




黄色一色のこの電車、「真っ黄色」をもじった「末期色」という愛称で親しまれているのだとか。
単色塗装の電車って少なくなりましたからね。
行き来する電車、み~んな真っ黄色でした。

私ももちろん乗りました。
(播州赤穂駅にて)


天和駅の撮影した場所では、カンナの花が綺麗に咲いていました。



こんな電車も見ましたよ。
朝の姫路駅で見たワインレッドの電車。
これも単色塗装だから末期色かな?


後で調べると、播但線を走っている電車のようです。
綺麗な色ですね。

タイトルにもつけました「天和駅の謎」
それはホームから見たレールの向こう側、何か見えます。


よく見ると…


サボテンではありませんか
なぜ、サボテンがこんなところに。
しかも一部分ではなく、ほぼホームの端から端まで。

なぜ、なぜ??

とても気になります。
誰かご存知の方がいれば教えてほしいです。
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鉄道のまち 王寺町(奈良県)

2024年10月21日 |     (近畿)


王寺町は明治時代に奈良県で初めて鉄道が開通した町です。
JR王寺駅から徒歩5分ほどのところにある舟戸児童公園には、蒸気機関車が静態保存されています。
ナンバープレートから、D51形蒸気機関車895号機というのが分かります。
これはD51形として895番目に製造されたという意味なんだそうです。
初めて知りました。



この機関車は昭和19年(1944)に製造されたものだそうです。
特徴はボイラー上の集煙装置と重油併燃装置です。
どちらも機関車の上についており、ライトのすぐ後ろに集煙装置、その後ろが蒸気溜、その後ろが重油併燃装置になっています。



集煙装置は、トンネル内で煙が運転席に入らないように後方に排出させるためのもの。
重油併燃装置は、火室内に重油を噴射し、効率よく燃焼させて蒸気圧を安定してあげるもの。
この2つの装置は、静態保存される際に取り外されることが多いそうです。

機関車の横には階段が設置されていて、運転室に入ることができます。
速度計やいろんな弁のハンドル、圧力計、焚口戸など間近で見ることができます。





なかなか運転室に入れることなんてないので、かなりワクワクしました。
すぐ近くにJRと近鉄の電車が走っているので、電車好きの方は楽しめると思います。




帰りは王寺駅から2駅大阪寄りの、河内堅上駅で写真を撮りました。
ここは大阪府柏原市です。









大阪方面行のホーム沿いには桜の木がたくさんあるので、春は綺麗なんでしょうね。
でも、気になることが。
桜の幹に、茶色いモコモコとしたものがいっぱいついていました。





これ、今あちこちで問題になっている特定外来生物のクビアカツヤカミキリの仕業だと思います。
幼虫が木の内部を食い散らかして枯らしてしまいます。
このモコモコとしたものは、食べた木くずとフンが混ざったものです。

前にテレビで特集をしていました。
綺麗な桜並木が、このクビアカツヤカミキリのせいで全て伐採されたと。
こうやって実際に見ると、怖くなります。
綺麗な桜のお花見ができなくなってしまうなんて悲しすぎます。
どうにかできないものなのかと思います。
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達磨寺(奈良県北葛城郡王寺町)

2024年10月17日 |     (近畿)
前回書いた雪丸ロードを歩いて到着したのが達磨寺(だるまじ)です。
達磨寺は聖徳太子と達磨大師が出会った場所で、達磨大師のお墓とされる古墳があります。



達磨大師はインド出身で、中国に初めて禅を伝えた僧です。
日本書紀によると、ある冬の日に聖徳太子は飢えた人が倒れているのを見つけました。
名前を聞きましたが返事はありません。
太子は飲み物や食べ物、衣服を与えましたが、飢人は亡くなってしまいました。
聖徳太子はとても悲しみ、その場所に飢人を葬りお墓を造りました。
数日後、太子は「あの飢人は凡人ではない。きっと聖だろう。」と言って様子を見に行かせました。
すると、遺体はなく太子の衣服だけが棺の上に畳んで置いてありました。
この飢人が達磨大師の化身と考えられるようになり、達磨寺は生まれました。

飢人をなぜ達磨大師と考えるようになったのか。
仏教の輪廻転生の考えが関係していて、聖徳太子は中国の僧 慧思(えし)の生まれ変わりだという話が奈良時代末期の文献にみられるそうです。
慧思は天台宗を開いた智顗(ちぎ)の師で、慧思に日本への生まれ変わりを勧めたのが達磨大師だったそうです。
その二人が日本で再会したと解釈されたのでしょうか。


達磨大師のお墓とされる古墳の上に、本堂が建っています。
現本堂の建替えの時に、本堂の地下にあった石室からこれが見つかりました。
・宝篋印塔(ほうきょういんとう…仏塔の一種)
・合子(ごうし…蓋つきの小さな容器)
・水晶で造られた五輪塔形舎利容器
・仏舎利


水晶製五輪塔形舎利容器はとっても小さい容器です。
よくこんな小さい五輪塔を美しく作れたものですね。
こんなに小さいのに、ちゃんと蓋が取れて、その中にさらに小さな仏舎利がおさめられていました。



達磨寺にはご本尊として、聖徳太子像と達磨大師像が安置されました。
その後、千手観音も並んで祀られるようになったとのことです。

木造聖徳太子座像(鎌倉時代作)


木造達磨座像(室町時代作)


木造千手観音座像(室町時代作)
もとは500手あったと考えられていますが、今は392手あるそうです。


湯呑も達磨でした。


さてさて、忘れていけないのが雪丸くん。
雪丸の石像がありました。


雪丸は聖徳太子が飼っていた犬です。
人の言葉がわかり、お経を読み、亡くなるときには「自分を達磨墳の丑寅(北東)に葬るように」と遺言したのだとか。
石像は今は南西の位置にありますが、もともとは本堂北東にある古墳のところにあったそうです
その古墳が雪丸のお墓と考えられています。


江戸時代のガイドブック「大和名所図会」にも達磨寺が載っていて、境内に狛塚と書かれた雪丸のような絵が描かれています。
昔から人気があったのかな?
絵馬も雪丸。


ボランティアガイドさんも雪丸。


ちなみに達磨寺のホームページのタイトルバーにも雪丸。



達磨寺にはその他に戦国武将の松永久秀のお墓があります。
織田信長軍の攻撃を受けて信貴山城で平蜘蛛の茶釜とともに爆死したとも伝わる久秀ですが、その亡骸をこの地に葬ったといわれています。


達磨寺の山門です。


あっ、ここにも留蓋瓦が。
以前法隆寺に行った時にも、鬼瓦の横にありました。
屋根の四隅に置かれ、雨水が入るのを防いだり、風で飛ばされないようにするためのものだそうです。


達磨寺にはボランティアガイドさんがいて、詳しく説明してくださいます。
まずはガイドさんの説明を聞きながら境内を回り、その後ゆっくりともう一回りしました。
こんな可愛い雪丸シールをいただきましたよ~


今回は長文になってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後はもちろん雪丸で。












王寺駅直結の商業施設りーべる王寺にある雪丸カフェ ポエムでシフォンケーキを食べました。


お皿には雪丸。
本当は雪丸の顔をしたケーキ「ゆきま~る」を食べたかったのですが、売り切れ…
達磨寺に行く前に見たときはあったのに。
やっぱり先に食べとかないといけませんね。
この雪丸カフェ ポエムは見晴らしがよくてゆっくりできました。


次行く時は、ゆきま~るを食べてから観光したいと思います。

雪丸くん、ドローンにもなってます。
全編実写で、ほのぼのとした動画です。
聖徳太子と達磨大師も出てきますので、探してみてくださいね。


空飛ぶゆるキャラ“雪丸ドローン”が聖徳太子ゆかりの地を空中散歩
 奈良県北葛城郡王寺町PR動画「雪丸散歩」

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雪丸ロード(奈良県北葛城郡王寺町)

2024年10月15日 |     (近畿)
昨日、奈良県の王寺町にある雪丸ロードを歩いてきました。
以前、大阪~和歌山~奈良を乗り鉄したときに見たのが、この行先表示。
かわいいですよね~


このワンちゃんが王寺町の公式キャラクター「雪丸」だと知り、王寺町を知りたくなりました。
雪丸とは、聖徳太子が飼っていた犬なんだそうです。
JR王寺駅からだるま寺というお寺までのウォーキングコースがあると知ったので歩いてきました。
駅からお寺まで約1キロのコースです。

駅にはいきなり聖徳太子と雪丸が。


これは西改札口です。
雪丸ロードは中央改札からになりますのでお間違えなく。
(私は早速間違えてしまいました
中央改札を出ると右側へ雪丸ロードが始まります。
雪丸のイラストと足跡が案内してくれますよ。



観光案内図もあり、親切です。


足跡がコースを教えてくれるので、地図を見なくても大丈夫です。


大和川の支流である葛下川(かつげがわ)沿いも歩きます。
朝は涼しかったのですが、歩いた11時ごろはかなり暑く、日傘必須でした。
川沿いでお昼を食べようかとおにぎりを持っていきましたが、暑すぎて無理でした


川沿いにはお花も植えられていました。


途中、川を超えると雪丸とその後ろには時計塔が。


時計塔はかなり高いです。
「和(やわらぎ)の鐘」と書かれていました。


王寺町のシンボルだそうです。
聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条「以和為貴」(和をもって貴しとなす)の精神を尊重し、この精神を未来に向かって伝えていこうと名付けられたそうです。
マンホールも時計塔でした。


雪丸の後ろ姿。
交通量の多い交差点に立っているので、安全運転で~と言っているのかもしれません。


ここからはまっすぐな道。
雪丸ロードのタペストリーが続くので、道を間違えることはありません。


足跡も距離を教えてくれるので、安心です。


バス停もありました。
ここにも雪丸。


達磨寺に到着です。
雪丸の石像がお出迎えしてくれます。


約1キロの雪丸ロード。
雪丸くんが親切丁寧に案内してくれますので、迷うことはありません。
ちょうどいい距離で、お散歩コースに最適です。
達磨寺のことは次回書こうと思います。

しかし、歩いているとあちこちに雪丸が。
途中ですれ違ったゴミ収集車にも雪丸が描かれていました。
王寺町、雪丸をかなり推していますね。


雪丸の歌がありました。↓

LoveLoveゆきまる!(歌入り)
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JRの大回りルート(大阪~和歌山~奈良)

2024年09月17日 |     (近畿)
昨日、JRの大回りルートで乗り鉄してきました。
大回りって何?って最初は思ったのですが、目的地に最短ルートで行かずに大回りして行くことだそうです。
今回は下記の赤色ルートを回ってきました。



JRの初乗り運賃は140円。
その運賃で、最短なら3分ほどの乗車で行けるところを、大回りで約5時間かけて行くというものです。



まずはオレンジ色の阪和線。
快速電車に乗って和歌山駅へ行きます。

和歌山駅でピンク色の和歌山線の五条行きに乗り換えます。
和歌山線に乗り換えるときに改札機があります。
駅員さんに「大回りしてます」と言えば、どうぞと通してくれます。

そして五条駅で王寺行きに乗り換えます。
和歌山線は普通電車しかなかったので、各駅停車で長かったです。

王寺駅で緑色の大和路線に乗り換えます。
これは快速に乗ったので、天王寺まであっという間でした。

天王寺でまたオレンジ色の阪和線に乗り換えて目的地までというコース。

こんなに長い距離を乗って140円で大丈夫なの??と不安になりましたが、ちゃんとJRの規則に特例として認められているようです。



大都市近郊区間は、大阪近郊の他にも東京、新潟、仙台、福岡があるそうです。
重複(往復)乗車と途中下車をしなければ大丈夫です。
まぁ、そんな乗り方をする人は稀だと思いますが…

ずーっと乗ってるだけなので、写真はほとんど撮れませんでした。

和歌山駅に着いた時のホームです。


和歌山駅にはこんな階段アートがありました。
途中下車はできませんが、和歌山へ着いたって感じがしました。

オーシャンアローですね。


和歌山城です。


和歌山線の五条行き電車です。
2両なので、わりとお客さんが乗っていました。


和歌山線はのどかな風景が続きます。
各駅停車なので、のんびり電車に揺られて車窓の風景を楽しみます。







途中、土砂降りの雨が降ってきました。



王寺駅にとまっていた電車です。
かわいいワンちゃんが。





これは王寺町公式マスコットの雪丸です。
飛鳥時代に聖徳太子のペットとして飼われていた犬で、王寺町にある達磨寺には立派な石像があるそうです。

王寺駅から達磨寺までの約1kmのコースは「雪丸ロード」と名付けられていて、雪丸の足跡やイラストなどで案内してくれるそうです。
1kmだったらお散歩コースに最適ですね。
ぜひ近いうちに行ってみたいと思います。

天王寺駅には、キティーちゃんの「特急はるか」がとまっていました。



シックな着物を着たキティーちゃん。
キティーちゃんのはるかは4つのデザインがあり、これは折り鶴のデザインです。
他の3つも見てみたいです。

乗ってるだけの旅でしたが、いろんな景色が見られて楽しかったです。
また外のルートも行ってみたいです。
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新しい京都競馬場へ

2024年06月02日 |     (近畿)
2023年4月にリニューアルオープンした京都競馬場に、昨日やっと行ってきました。
淀駅の臨時改札口を出て、連絡通路を進むと見えてきます。



通路の柱は23日に開催される宝塚記念一色で気持ちが高まります。
どきどきわくわく。



入場ゲートの天井はステンドグラスになっています。
床にもきれいな色が映し出されています。



この日はフリーパスの日で入場が無料でした。
競馬場へ来ると、なんといってもこの美しい芝生の緑に感動します。
とっても良いお天気だったので、美しい競馬場を見ることが出来ました。



第8レースの聖護院特別から見ました。
誘導馬が整列して歩く姿は、とっても可愛いらしく感じます。





旦那さんが3番のミエスペランサを応援していたので、私もパチリ。



レースは残念ながら2着でした。



競馬場で見る競馬は、やはり音が違いますね。
「どどどどどど~」と迫力満点です。

こんなかわいいターフィー君のデザインマンホールがありましたよ。



競馬場の中にもう一つデザインマンホールがあるらしいので、今度探してみたいです。

パドックのビジョンの裏側には、三冠馬メモリアルロードがあります。
14頭の銅像がたっています。

(オルフェーブル)


(ディープインパクト)


(ナリタブライアン)


ナリタブライアンと言えば南井騎手。
好きだったなぁ。
もう30年ほど前の話ですね。

今年は阪神競馬場が改修工事中なので、京都競馬場へ行く機会が増えるかな。
また来たいです。


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丹生都比売神社と実家のバラ

2024年05月21日 |     (近畿)
先週、和歌山県かつらぎ町にある丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)へ行ってきました。
鳥居の奥に見える楼門は、いつ見ても堂々としていて立派です。



楼門の手前にある花手水。
小さなバラがたくさん浮かんでいました。


楼門の奥に本殿がありますが、参拝は楼門の前からとなります。
本殿には4つの社殿が並んでいます。


第一殿は「丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)」
 あらゆる災厄を祓う女神です

第二殿は「高野御子大神(たかのみこのおおかみ)」
 丹生都比売大神の御子神です。
 その昔、高野御子大神は白と黒の犬を連れた狩人の姿になり、弘法大師の前に現れました。
 このご神犬に導かれ、弘法大師は天野の地で、丹生都比売大神より高野山を授けられました。
 導きの神・みちひらきの神として信仰されています。
 御神犬も「みちびき犬」として親しまれています。

第三殿は「大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)」
 丹生都比売大神の旧友で、農業と食物を司る女神です。
 
第四殿は「市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)」
 航海と財運、芸能を司る女神です。
 七福神の弁財天とも称されます。


この神社には輪橋と呼ばれる橋があり、参拝者もわたることが出来ます。
結構急な橋で、下るときはちょっと怖いです。


駐車場から神社へ行く時に小さな川を渡るのですが、大きな一枚の石で造られた橋がありました。


この石は和歌山でよく見る紀州青石でしょうか。
橋を渡った階段もこの石でしたし、楼門へ上がる階段もこの石で、あちこちで見ることができます。
天気が良すぎて眩しく色が分かりにくいですが、緑っぽい色をしている石です。



↓こちらの記事にも紀州青石のことをちょっとだけ書いてます。

伊太祁曽神社(和歌山市) - 夢夢散歩♪

先週、木の神様として知られる和歌山市伊太祈曽の伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)へ行ってきました。日本書紀に記される、我が国に樹木を植えてまわった五十猛命(いたけ...

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↓こちらにも丹生都比売神社のことを書いてます。

かつらぎ町 丹生都比売神社と蟻通神社 - 夢夢散歩♪

前回に続き、和歌山県伊都郡かつらぎ町です。ここは世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつに登録されている丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)です。創建は1...

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この日は両親と行ったのですが、実家へ帰ると見事なバラが咲いていました。


どの花も個性があって美しいです。










毎年綺麗なバラを咲かせている母には頭が下がります。
バラって難しいです。
我が家のベランダのバラは、咲いてくれませんでした。


残念

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夕陽ヶ丘散歩 愛染堂~大江神社

2024年05月13日 |     (近畿)
夕陽ヶ丘散歩、やっと最終回です。
今回は愛のキューピッドでおなじみの愛染明王をお祀りする愛染堂と、阪神ファンが優勝祈願に来るという大江神社です。

前回の清水寺から北に歩いていくと、愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)があります。
この場所は、飛鳥時代に聖徳太子が四天王寺建立の際につくった施薬院があったそうです。
施薬院とは、薬草を栽培し、怪我や病気で苦しむ人を救うために作ったと言われる施設です。
その後、聖徳太子が勝鬘経というお経を人々に講ぜられた場所から、勝鬘院と呼ばれるようになったそうです。
平安時代には、金堂に愛染明王が本尊として祀られるようになり、愛染堂と呼ばれるようになりました。


赤い門をくぐって入ります。


金堂は聖徳太子によって創建されましたが、織田信長によって焼失。
今の金堂は、徳川幕府二代目将軍 徳川秀忠によって再建されたものです。
中には愛染明王が本尊として祀られています。
愛染明王は怖い忿怒相のお顔ですが、悪者を追い払うためのお顔で、本当は優しく、縁結び・良縁成就・夫婦和合・愛嬌開運のご利益があります。
手に弓矢を持たれていることから、愛のキューピッドとして親しまれています。
愛染明王は秘仏となっており、愛染まつりの日とお正月のみご開帳しています。


金堂の後ろにはこの多宝塔が立っています。
こちらも聖徳太子によって創建されましたが、金堂と同じく織田信長によって焼失。
その後、豊臣秀吉により再建されたそうです。


木の下にあるのが、哲学の椅子です。
この椅子に座ることで、心を穏やかに保ち、落ち着かせることで、恨みや憎しみが消え、平穏でまっすぐな考え方が生まれると説明がありました。
心が穏やかでないと、正しい考え方は生まれないですね。


こちらは腰痛封じの石です。
この石に座ると痛みが治まると伝えられています。
背もたれの石には、ポコッとでっぱった突起物があり、背中に当てると気持ちがよかったです。
腰痛に効くツボに当たるのかもしれませんね。


愛染かつらの木です。
樹齢数百年と言われる桂の木に、ノウゼンカズラのツルが巻き付いています。
その姿が男女が仲良く寄り添っているように見えることから、恋愛成就、夫婦和合の霊木として親しまれています。


愛染堂のそばには愛染坂があります。
このギザギザの模様が特徴的です。
この辺りはたくさんの坂がありますが、どれもきつそうです。


愛染堂のすぐ横にある大江神社です。
大江神社は、四天王寺の鎮守社である四天王寺七宮のひとつとして、聖徳太子によって創建されました。
こちらの境内奥には珍しい狛虎があります。



昔はここに毘沙門堂があったそうです。
毘沙門天の化身や遣いと言われているのが虎で、その虎が狛虎として鎮座しています。
丸っこい虎で、とてもかわいいです。





この狛虎、明治の神仏分離で吽形が滋賀に移され阿形だけが残っていたそうです。
平成15年に地元有志が、「狛虎を一対にしたら阪神タイガースが優勝するのでは」と吽形を作ったところ、その年に阪神タイガースは優勝したため、今ではタイガースの守り神として知られているそうです。



四天王寺夕陽ヶ丘界隈を初めて散歩しましたが、興味深いスポットがたくさんあり楽しめました。
坂がこんなに多いのも、歩くとよく分かります。
大阪が昔は大坂だったのも、坂が多いからなのかもしれませんね。

大阪の知らないところは、まだまだたくさんあります。
また散歩したいと思います。

帰りに初めてミャクミャクのマンホール見つけました!



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夕陽ヶ丘散歩 清水寺

2024年05月08日 |     (近畿)
前回からの続きです。
安居神社を後にし、北へ進むと清水寺があります。
清水寺と言えば、京都の清水寺が有名ですよね。
実は大阪にもあるんです。
知ってはいましたが、今回初めて訪れました。



1640年に京都の清水寺を模して造られたそうです。
その際に清水寺から千手観音を譲り受け本尊としたのだそう。
本堂は建て替えを予定していて、今はこの建物の2階にいらっしゃいました。

清水寺と言えば有名な清水の舞台。
大阪の清水寺にもあります。



今は鉄筋コンクリート造りの舞台ですが、昔は木造だったようです。
この舞台は西向きに張り出しています。
今はビルやマンションなど高い建物が見えますが、昔は今より見晴らしがよく、すぐ近くまで海だったようですから、ここからの夕日は素晴らしかったのだと思います。
真ん中奥には、通天閣の頭が見えています。



舞台の南側には平和の鐘がつるされていました。
奥に見えるのは、あべのハルカスです。

そしてもう一つ有名な音羽の滝。
こちらももちろんあります。



大阪の清水寺の滝は、玉手の滝と言います。
大阪市内で唯一の天然の滝だそうです。







音羽の滝にそっくりですね。
三方を崖で囲まれているので、かなり狭い空間になっています。
滝の向かい側にはベンチがあるので、ゆっくり座って心を落ち着かせるのにいい場所ではないでしょうか。

この辺りは傾斜地が広がっているので、多くの坂があります。
清水寺の近くには清水坂があります。
石畳の道が美しいです。



このあたりに住むと、かなり足が鍛えられそうですね。
今回で夕陽ヶ丘散歩を終わろうと思っていましたが、まだ続きがありますのでまた次回に。
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夕陽ヶ丘散歩 一心寺~合邦辻閻魔堂~安居神社

2024年05月04日 |     (近畿)
夕陽ヶ丘を散歩してきました。
夕陽ヶ丘は大阪市天王寺区の西部 上町台地の西側で、谷町筋と松屋町筋に囲まれた場所を言います。
寺社仏閣が多く点在し、坂道が多く、夕日が美しい場所と言われています。

こちらは一心寺です。
お寺??って思うような山門と、巨大な仁王像が迎えてくれます。



一心寺は、納められた遺骨で造られるお骨佛の寺として知られています。
観光の場所と言うよりは、お骨佛さまにお参りに来られてる方が多いように思いました。
大坂夏の陣では、徳川家康の本陣となったお寺とのことです。

一心寺の北側を走る道が逢坂です。
松屋町筋から四天王寺西門に至る坂道です。



この坂道の下にあるのが合邦辻閻魔堂です。
この場所は、聖徳太子と物部守屋が仏法について論じた場所と伝わっているそうです。



文楽や歌舞伎の演目にある「摂州合邦辻」をご存知でしょうか。
その舞台にもなっていて、玉手御前の碑もありました。
首から上の病気を治すことで知られているそうで、頭痛に悩まされている私もしっかりお願いしてきました。

続いて、路地の間の階段を上がると安居神社です。





木々に囲まれた静かなこの神社は真田幸村終焉の地です。
境内の一本松の下で戦死したそうです。



当時の松は枯れてしまいましたが、昭和26年に植樹されました。



この界隈はたくさんの坂があります。
これは天神坂です。



安居神社は、かつて天神森とも呼ばれていたので、天神坂と言う名がついたそうです。

狭いエリアに見どころがたくさんです。
続きは次回に。
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浅香山緑道のつつじ と ちょっと撮り鉄

2024年04月26日 |     (近畿)
25日の木曜日、お天気がとても良かったのでちょっとお出かけしました
ちょうど堺市の浅香山緑道のつつじが見頃ということで、自転車で行ってきました。



私が住む大阪市から大和川を渡って、大和川沿いを西へ走ります。
とっても気持ちよくて、鼻歌が出ちゃいます。



途中、阪和線を超えます。
超えたところで振り返って電車をパチリ。

そのまま先へ進むと向こうに浅香山緑道のつつじが見えてきます。
遠くからでも分かる鮮やかな色のつつじです。



約2500株のつつじが植えられていて、600mに渡り自由に散策できます。





満開のつつじ。
見上げるほど大きくて立派です。


こんなモニュメントがありました。



堺市と大阪芸術大学が連携し、自転車とアートをテーマにしているそうです。
堺は自転車の町ですものね。

足を延ばして、南海高野線もパチリ。




そして帰り道にまた阪和線。


綺麗なつつじを見られて、電車も撮ることができて、帰りも気持ちよくスイスイ~と走りました。



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