夢夢散歩♪

自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

天和駅(赤穂)で撮り鉄と駅の謎

2024年10月24日 |     (近畿)
赤穂へ行ってきました
観光する前に、播州赤穂駅から一つ西の天和駅で下車しました。





駅は無人でひっそりしています。
播州赤穂方面行と岡山方面行の両方の電車がこのホームを発着します。
それぞれ1時間に約1本です。
(播州赤穂方面)


(岡山方面)


なぜここへ来たかというと、「かぼちゃ電車が走るらしい」と旦那さんがどこかから情報を仕入れたからです。
かぼちゃ電車はこんな電車です。
(↓去年乗った電車です。)


湘南色と呼ばれますが、オレンジ色と緑色の姿から「かぼちゃ電車」と呼ばれています。
旦那さんを信じて着いていきましたが、情報は間違っていました…
待てど暮らせど、かぼちゃ電車は来ませんでした
Xを見ましたが、その日に誰もかぼちゃ電車に触れてる人はいませんでしたから。
いったいどこからその情報を得たのかしら??

と言う訳で、ここではこの黄色い電車をいっぱい見ました。




黄色一色のこの電車、「真っ黄色」をもじった「末期色」という愛称で親しまれているのだとか。
単色塗装の電車って少なくなりましたからね。
行き来する電車、み~んな真っ黄色でした。

私ももちろん乗りました。
(播州赤穂駅にて)


天和駅の撮影した場所では、カンナの花が綺麗に咲いていました。



こんな電車も見ましたよ。
朝の姫路駅で見たワインレッドの電車。
これも単色塗装だから末期色かな?


後で調べると、播但線を走っている電車のようです。
綺麗な色ですね。

タイトルにもつけました「天和駅の謎」
それはホームから見たレールの向こう側、何か見えます。


よく見ると…


サボテンではありませんか
なぜ、サボテンがこんなところに。
しかも一部分ではなく、ほぼホームの端から端まで。

なぜ、なぜ??

とても気になります。
誰かご存知の方がいれば教えてほしいです。
コメント (4)
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鉄道のまち 王寺町(奈良県)

2024年10月21日 |     (近畿)


王寺町は明治時代に奈良県で初めて鉄道が開通した町です。
JR王寺駅から徒歩5分ほどのところにある舟戸児童公園には、蒸気機関車が静態保存されています。
ナンバープレートから、D51形蒸気機関車895号機というのが分かります。
これはD51形として895番目に製造されたという意味なんだそうです。
初めて知りました。



この機関車は昭和19年(1944)に製造されたものだそうです。
特徴はボイラー上の集煙装置と重油併燃装置です。
どちらも機関車の上についており、ライトのすぐ後ろに集煙装置、その後ろが蒸気溜、その後ろが重油併燃装置になっています。



集煙装置は、トンネル内で煙が運転席に入らないように後方に排出させるためのもの。
重油併燃装置は、火室内に重油を噴射し、効率よく燃焼させて蒸気圧を安定してあげるもの。
この2つの装置は、静態保存される際に取り外されることが多いそうです。

機関車の横には階段が設置されていて、運転室に入ることができます。
速度計やいろんな弁のハンドル、圧力計、焚口戸など間近で見ることができます。





なかなか運転室に入れることなんてないので、かなりワクワクしました。
すぐ近くにJRと近鉄の電車が走っているので、電車好きの方は楽しめると思います。




帰りは王寺駅から2駅大阪寄りの、河内堅上駅で写真を撮りました。
ここは大阪府柏原市です。









大阪方面行のホーム沿いには桜の木がたくさんあるので、春は綺麗なんでしょうね。
でも、気になることが。
桜の幹に、茶色いモコモコとしたものがいっぱいついていました。





これ、今あちこちで問題になっている特定外来生物のクビアカツヤカミキリの仕業だと思います。
幼虫が木の内部を食い散らかして枯らしてしまいます。
このモコモコとしたものは、食べた木くずとフンが混ざったものです。

前にテレビで特集をしていました。
綺麗な桜並木が、このクビアカツヤカミキリのせいで全て伐採されたと。
こうやって実際に見ると、怖くなります。
綺麗な桜のお花見ができなくなってしまうなんて悲しすぎます。
どうにかできないものなのかと思います。
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達磨寺(奈良県北葛城郡王寺町)

2024年10月17日 |     (近畿)
前回書いた雪丸ロードを歩いて到着したのが達磨寺(だるまじ)です。
達磨寺は聖徳太子と達磨大師が出会った場所で、達磨大師のお墓とされる古墳があります。



達磨大師はインド出身で、中国に初めて禅を伝えた僧です。
日本書紀によると、ある冬の日に聖徳太子は飢えた人が倒れているのを見つけました。
名前を聞きましたが返事はありません。
太子は飲み物や食べ物、衣服を与えましたが、飢人は亡くなってしまいました。
聖徳太子はとても悲しみ、その場所に飢人を葬りお墓を造りました。
数日後、太子は「あの飢人は凡人ではない。きっと聖だろう。」と言って様子を見に行かせました。
すると、遺体はなく太子の衣服だけが棺の上に畳んで置いてありました。
この飢人が達磨大師の化身と考えられるようになり、達磨寺は生まれました。

飢人をなぜ達磨大師と考えるようになったのか。
仏教の輪廻転生の考えが関係していて、聖徳太子は中国の僧 慧思(えし)の生まれ変わりだという話が奈良時代末期の文献にみられるそうです。
慧思は天台宗を開いた智顗(ちぎ)の師で、慧思に日本への生まれ変わりを勧めたのが達磨大師だったそうです。
その二人が日本で再会したと解釈されたのでしょうか。


達磨大師のお墓とされる古墳の上に、本堂が建っています。
現本堂の建替えの時に、本堂の地下にあった石室からこれが見つかりました。
・宝篋印塔(ほうきょういんとう…仏塔の一種)
・合子(ごうし…蓋つきの小さな容器)
・水晶で造られた五輪塔形舎利容器
・仏舎利


水晶製五輪塔形舎利容器はとっても小さい容器です。
よくこんな小さい五輪塔を美しく作れたものですね。
こんなに小さいのに、ちゃんと蓋が取れて、その中にさらに小さな仏舎利がおさめられていました。



達磨寺にはご本尊として、聖徳太子像と達磨大師像が安置されました。
その後、千手観音も並んで祀られるようになったとのことです。

木造聖徳太子座像(鎌倉時代作)


木造達磨座像(室町時代作)


木造千手観音座像(室町時代作)
もとは500手あったと考えられていますが、今は392手あるそうです。


湯呑も達磨でした。


さてさて、忘れていけないのが雪丸くん。
雪丸の石像がありました。


雪丸は聖徳太子が飼っていた犬です。
人の言葉がわかり、お経を読み、亡くなるときには「自分を達磨墳の丑寅(北東)に葬るように」と遺言したのだとか。
石像は今は南西の位置にありますが、もともとは本堂北東にある古墳のところにあったそうです
その古墳が雪丸のお墓と考えられています。


江戸時代のガイドブック「大和名所図会」にも達磨寺が載っていて、境内に狛塚と書かれた雪丸のような絵が描かれています。
昔から人気があったのかな?
絵馬も雪丸。


ボランティアガイドさんも雪丸。


ちなみに達磨寺のホームページのタイトルバーにも雪丸。



達磨寺にはその他に戦国武将の松永久秀のお墓があります。
織田信長軍の攻撃を受けて信貴山城で平蜘蛛の茶釜とともに爆死したとも伝わる久秀ですが、その亡骸をこの地に葬ったといわれています。


達磨寺の山門です。


あっ、ここにも留蓋瓦が。
以前法隆寺に行った時にも、鬼瓦の横にありました。
屋根の四隅に置かれ、雨水が入るのを防いだり、風で飛ばされないようにするためのものだそうです。


達磨寺にはボランティアガイドさんがいて、詳しく説明してくださいます。
まずはガイドさんの説明を聞きながら境内を回り、その後ゆっくりともう一回りしました。
こんな可愛い雪丸シールをいただきましたよ~


今回は長文になってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後はもちろん雪丸で。












王寺駅直結の商業施設りーべる王寺にある雪丸カフェ ポエムでシフォンケーキを食べました。


お皿には雪丸。
本当は雪丸の顔をしたケーキ「ゆきま~る」を食べたかったのですが、売り切れ…
達磨寺に行く前に見たときはあったのに。
やっぱり先に食べとかないといけませんね。
この雪丸カフェ ポエムは見晴らしがよくてゆっくりできました。


次行く時は、ゆきま~るを食べてから観光したいと思います。

雪丸くん、ドローンにもなってます。
全編実写で、ほのぼのとした動画です。
聖徳太子と達磨大師も出てきますので、探してみてくださいね。


空飛ぶゆるキャラ“雪丸ドローン”が聖徳太子ゆかりの地を空中散歩
 奈良県北葛城郡王寺町PR動画「雪丸散歩」

コメント (6)
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雪丸ロード(奈良県北葛城郡王寺町)

2024年10月15日 |     (近畿)
昨日、奈良県の王寺町にある雪丸ロードを歩いてきました。
以前、大阪~和歌山~奈良を乗り鉄したときに見たのが、この行先表示。
かわいいですよね~


このワンちゃんが王寺町の公式キャラクター「雪丸」だと知り、王寺町を知りたくなりました。
雪丸とは、聖徳太子が飼っていた犬なんだそうです。
JR王寺駅からだるま寺というお寺までのウォーキングコースがあると知ったので歩いてきました。
駅からお寺まで約1キロのコースです。

駅にはいきなり聖徳太子と雪丸が。


これは西改札口です。
雪丸ロードは中央改札からになりますのでお間違えなく。
(私は早速間違えてしまいました
中央改札を出ると右側へ雪丸ロードが始まります。
雪丸のイラストと足跡が案内してくれますよ。



観光案内図もあり、親切です。


足跡がコースを教えてくれるので、地図を見なくても大丈夫です。


大和川の支流である葛下川(かつげがわ)沿いも歩きます。
朝は涼しかったのですが、歩いた11時ごろはかなり暑く、日傘必須でした。
川沿いでお昼を食べようかとおにぎりを持っていきましたが、暑すぎて無理でした


川沿いにはお花も植えられていました。


途中、川を超えると雪丸とその後ろには時計塔が。


時計塔はかなり高いです。
「和(やわらぎ)の鐘」と書かれていました。


王寺町のシンボルだそうです。
聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条「以和為貴」(和をもって貴しとなす)の精神を尊重し、この精神を未来に向かって伝えていこうと名付けられたそうです。
マンホールも時計塔でした。


雪丸の後ろ姿。
交通量の多い交差点に立っているので、安全運転で~と言っているのかもしれません。


ここからはまっすぐな道。
雪丸ロードのタペストリーが続くので、道を間違えることはありません。


足跡も距離を教えてくれるので、安心です。


バス停もありました。
ここにも雪丸。


達磨寺に到着です。
雪丸の石像がお出迎えしてくれます。


約1キロの雪丸ロード。
雪丸くんが親切丁寧に案内してくれますので、迷うことはありません。
ちょうどいい距離で、お散歩コースに最適です。
達磨寺のことは次回書こうと思います。

しかし、歩いているとあちこちに雪丸が。
途中ですれ違ったゴミ収集車にも雪丸が描かれていました。
王寺町、雪丸をかなり推していますね。


雪丸の歌がありました。↓

LoveLoveゆきまる!(歌入り)
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秋の花が咲き始めています(大阪市立長居植物園)

2024年10月10日 | 日常(主に自然の写真)
昨日、大阪市立長居植物園へ行ってきました。
朝方は雨が残っていましたが、日中は晴れたり曇ったり。
風があったので、半袖だとちょっと寒く感じました。

バラ園ではバラが咲き始めています。
19日から秋のローズウィークが始まるので、その頃にはたくさん咲いていると思います。


バラ園の入り口にはマリーゴールドがたくさん咲いていました。
元気が出るビタミンカラーです。


花壇ではコスモスが綺麗に咲いていました。
コスモスが風に揺れているのを見ると、秋が来たなぁと感じます。


ホウジャクが蜜を一生懸命に吸っていました。


赤紫色の穂が美しいミューレンベルギア・カピラリス。
イネ科の植物で、夏から秋にかけて赤い花穂をつけます。
赤紫の穂が風に揺れる様子に、秋の訪れを感じることが出来ます。


でもイネ科の植物と聞くだけで、アレルギーがある私の鼻はムズムズとなります


サキシマフヨウもピンクの可愛らしいお花を咲かせていました。
たくさん蕾がついているので、まだまだこれから咲いてくるはずです。


植物園の大池ではコウホネが咲いていました。
根茎がごつごつとした骨に似ていることから川骨や河骨と書きます。
黄色い花がちょこんと顔を出していました。


池を覗き込んでいると、大きな鯉が大きな口を開けてやってきました。
餌をもらえると思っているのかな。
すごいたくさんやってきて、ちょっと怖かったです。


植物園の正面入り口にはラクウショウの木が並んでいます。
たくさんの実がついていました。
秋には見事な紅葉が見られるので楽しみです。


ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、急に涼しくなってきました。
秋が一気に深まるのではないでしょうか。
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早朝散歩

2024年10月05日 | 日常(主に自然の写真)
朝晩涼しくなったので、火曜日から早朝散歩を始めました。
6時過ぎに家を出るのですが、人も少なく静かで気持ちの良い散歩ができます。



なかなか運動をする機会がないので、ちょっとでも体を動かさなければ。
暑いと外に出たくないし、寒くても出たくないし…
春は花粉症で出たくないし、秋も鼻がムズムズするし…
これじゃ運動不足になるのは当たり前です。

家の中で体操していてもつまらないですし、やっぱり外の風景を楽しめるウォーキングが一番かな。
近くのお寺は静まり返っていました。


脇道には綺麗な花が咲いていました。
(ハナトラノオ)


(ルリマツリ)


(アスター?菊っぽい)


萩の花も咲き始めています。


早朝ではないですが、大阪市立長居植物園でもうろうろ歩いてきました。
赤や白の彼岸花が綺麗に咲いていました。




サルスベリも綺麗に咲いています。




かわいいベンチで一休み。


これからバラやコスモスが楽しめる季節になるので楽しみです。
綺麗な花を求めて歩きます
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