ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

ヴァイオリンのイメージ

2006年02月17日 | 教えること
私のまわりには音楽家が多いですが、
音楽家ではない友達もたくさんいますし、
こちらに来てからは、音楽家でない人に自分を紹介する機会も増えました。

ヴァイオリンを弾いている。
ヴァイオリンを教えている。
というと大抵の人は、凄いね。と言います。
そういわれるとなぜか、恐縮してしまい
初対面の人にはあまりその事を伝えないようにする事もあります。

皆さんはヴァイオリンのイメージとはどのようなものですか?
ちょっと近寄りがたい高貴な楽器、お嬢様風、というイメージかもしれません。

でも実際、この年でヴァイオリンで食べていこうとしている
ヴァイオリニストの精神力と根性はお嬢様の域を超えていると私は思います。

私の音楽の同志たちに、お嬢様風のエレガントな人はいません。
確固たる音楽へのポリシーと、自分の音楽へのプライドの塊です。。

私の生徒のほとんどは駐在員や駐在員の家族です。
皆、ヴァイオリンを始めたいと思い、習い始めた人ばかりです。
一応趣味として。。。
それでも私はこの音楽魂を少しずつ気づかれないように
彼らに植え込んでいます。