サクラさんといつものたわいもない会話
2月のカレンダーを見ながら
来週水曜日って休みだね。
週中の休みって嬉しいよね。
あれ!?そういえば、2月に休日なんかあったっけ?
「建国記念の日」だって。
へっ?! 「建国記念日」だよね? 紀元節とか言ってたよね。
今は「建国記念の日」って、言うらしいよ。
そういえば、祝日て「~の日」って多いよね。
天皇誕生日は「の」が、入って無いよ。
「天皇誕生の日」じゃどの天皇だかわからないじゃん。
そうか^^;
自分が子供の頃は、確か「建国記念日」と覚えていた。
いつ頃から「建国記念の日」になったのだろうか?
美々津海岸(神武天皇出航の地)@宮崎県日向市美々津町
神武天皇大和平定(青島神社(日向神話館)にて)
そもそも日本が建国された日はいつなのだろう?
意外だったのは、自分が拙い知識の中で知りえていた
「初代天皇“神武天皇”が即位した日」
(紀元前660年1月1日を新暦に換算し2月11日 ちなみにBC660年を元年とした。皇紀で、言うと今年2015年は、皇紀2675年)
だと知る者が、周りに殆どいなかったのには驚いてしまった。
会社の同僚(20代後半~30代前半)に、聞いてみたところ知る奴は皆無だったこと。さすがに、万世一系の神の国といういわゆる「皇国史観」は、今でも教育現場ではタブーのようだ。
確かに、日本は、建国にあたって他国のような“独立記念日”の様に、日付が確定しているような記念日は定かでない。
倭国から「日本」として成立した時期は、七世紀後期と伝えられているが、果たしてどれほどの規模のものであったのか。また、国家としての統制が果たしてどれほど保たれていたのかも学術的にはっきり分かっていない。
【結論】
- 1966年(昭和41年)の祝日法改正により国民の祝日に加えられ、翌1967年(昭和42年)2月11日から適用された。
- 「建国記念の日」が「建国記念日」ではないのは、史実に基づく建国の日とは関係なく、建国されたという事象そのものを記念する日であるという考えによるもの。
- 神道色を薄めなおかつ建国を祝うための“の”だった。
- 建国記念の日が成立するまでには「日本の正確な起源などわかっていないのに建国記念など定められない」など専門家による多くの議論があった。
- 「記念日」とは、はっきり日付がわかっていて、その日でないとだめなもの。「記念の日」は、記念して(たとえば)お祝いするために定められた日のこと
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