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【磐座・巨石・神社】鎌倉岳(天日鷲神社奥宮)@福島県田村市常葉町

2016-08-21 | 磐座・巨石・霊石
久しぶりの磐座・巨石カテゴリからの投稿です。
今回ご紹介するのは、荒深道斉著“天孫古跡探査要訣”に掲載されている由緒正しき磐座 福島県田村市常葉町にそびえる“鎌倉岳(標高966m)”の山麓に点在する磐座です。

こちらは、道ひらき発行“やたのかがみ”(平成12年8月1日号)で、紹介されていた転載記事です。(写真クリックで拡大します。)
日本の各地で紹介されている由緒正しき磐座は“天孫古跡探査要訣”を元にしているものが殆どです。


鎌倉岳への登山道入口は、少しわかりにくいのでマップにある大日鷲神社を目印にナビ入力をすればいいと思います。

都路街道(県道288)から少し入ったT字路角の天日鷲神社の社碑が目印です。

暫く走ると鳥居がありますのですぐに分かります。
まずは、里宮を参拝して詣りましょう。
参道を行くとちょっとした広場に出ます。周囲を見回すと祠や社碑が点在しています。

黄金山神社 社碑

古峰神社 社碑

二十三夜塔


天日鷲神社だと思っていた社殿は、なぜか磯前神社でした。結局天日鷲神社は、みつかリませんでした。
せっかくなのでお参りして工程の無事をお祈りしました。
登山道を探しながら境内を散策しますがヤブが高く途中で断念しました。

鳥居を一旦出て山に至る舗装路を暫く行くと、途中駐車スペースとトイレがありました。

いよいよ登山開始です。(萩平コース)

登り始めてすぐ前方正面に山頂東峰“神真座岳”が見えます。

程なく石切り場に到着

さて、ここからが本番です。 以前ここへは、一度度訪れていましたがかなりきつかった記憶が蘇ります。

だいぶ登って来ました。


登り始めて1時間ほどで山頂に到着

天日鷲神社奥宮 祭祀:天日鷲神 由緒は定かではないようですが古くは“鷲宮”と称されていたようです。

山頂より西座全景

西座 伊耶那美命真座を側面より

同じく正面より(下山後 麓より望遠にて撮影)
西峰へは、尾根伝いに訪れる事は不可能です。
また登山路も整備されていない様なので前述の“やたのかがみ”にて紹介されている写真はどの様に撮影されたのかが不思議です。


鰍コースで下山途中点在していた巨石

一部だけ組成が異なる部分が見られる興味深い巨石

磐座の位置関係 西峰(左)と東峰(右)

左端にイカの頭のような形の巨石が見えます。(通称イカ石)


結構急な登りが連続してあるので、老体には少しきつかったです。(歳と共に体の衰えを感じざる終えません^^;)
磐座がすぐそこに見えているのに近くまで訪れる事が出来ないもどかしさはありますが巨石を組み合わせたその圧巻な姿はやはり人工物ではないのか!?と、思えるほどに不思議な造形を魅せてくれる山でした。
(撮影:2008-03)

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