日々平穏 

日々の雑多な話題と管理人の趣味中心の見聞記を紹介

海のエジプト展

2009-07-19 | イベント
今、パシフィコ横浜で開催されている海のエジプト展へ会のメンバーとサクラさんとで、行って来た。

フランスの海洋考古学研究者フランク・ゴディオ氏がエジプトで90年代から続けてきた、アレクサンドリア、カノープス、ヘラクレイオンという3つの古代都市の海底遺跡からの発掘成果が紹介される。約5メートルのファラオの彫像や、ヒエログリフが刻まれたステラ(石碑)、スフィンクスや神々の石像、アクセサリー、コインなどどれも学術上も貴重なもので、今回を逃すと二度と日本ではお目にかかれない可能性の高い品ばかり。とのこと。

週末は混雑が予想されるため週中の水曜日。桜木町で集合しランドマークで昼食をとり会場へ。


ここパシフィコ横浜を訪れたのは初めて。さすがに広い!
今、横浜では、横浜博をやっているので各地でイベントを行っている。しかしさすがに、なかなか横浜まで訪れる機会など滅多にないので、海のエジプト展へも足が遠のいていた。
そこへ、会長からのお誘い。もちろん即決で参加表明した。


さすがに平日、チケットもすぐに購入出来て、待ち時間も全くなく入場できた。
会期当初は、チケットを求めるだけでも長蛇の列で入場規制も出たとか。(写真右のオベリスクは、会場限定営業レストランのオブジェ)


展示物はどれも貴重な物ばかりで、さすがに見応えがあった。「二度と日本では見られないかも知れない」というふれこみだから余計じっくり堪能した。
数多くの展示物の中で目を引いたのがなんと言っても「王妃の像」だろうか。
プトレマイオス2世の姉であり妻であったアルシノエ2世の像と考えられている頭部の無い像なのであるが、そのスラリとした美しいプロポーションに、男なら誰しもいや女性だって魅せられるだろう。他の造形とは、異なる実に写実的なその容姿にしばらく釘付けになった。そして、やはり3体の巨大像だろうか。
左側に「豊穣神ハピ像」(高さ5.4メートル)頭上にパピルスと大きな胸。7つの破片に分かれて発見されたそうだ。真ん中が「ファラオ王像」(高さ5メート)5つの破片に分かれて発見された。男らしい筋肉質な体つき。右端が「王妃像」(高さ5メートル)3つの破片に分かれて発見された。女性らしい腰のくびれとふくよかな胸は、なかなかのもの・・・いずれも5メートル超。3体がセットになっているのかは不明だ。



会場限定フィギア(左上は、前売り券についていた「ハビ像」フィギア ガチャガチャとは、サイズが違う限定もの)

時間があったので、馬車道近くの神奈川県立歴博へ移動。
ここは、旧横浜正金銀行本店をそのまま内装を改築し歴博として利用している。
ネオ・バロック様式の本格的な西洋建築で、ひときわ目を引く建物で有名。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿