以前より訪れて見たかった小平市内の野火止用水と玉川上水の緑道を散策して参りました。
【コース】
スタート9:30八坂駅~九道の辻公園~野火止用水~小平神明神社~野火止緑地(放水口)~東大和市駅~赤レンガの道~上水小橋~こもれびの足湯~オープンガーデン森田邸~昼食~平櫛田中彫刻美術館~ゴール16:30 一橋学園駅
【全行程マップ】
(マップをクリックで、別タブにて拡大します。)資料提供:たまろくなび
※マップにあるふれあい下水道館は今回訪れていません。
■野火止用水(八坂~上水小橋)
西武鉄道多摩湖線 八坂駅(9:30) 西武多摩湖線には初乗車でした。
九道の辻 現在の地図を見ると伸びている道は、7本しかありませんが古地図を見ると
確かに9本。現在のマップを下げると少し下に鎌倉街道。宮寺道からすぐに奥州街道が伸びているのが現在もわかります。
九道の辻 石橋供養塔 馬頭観音碑があることから重要な街道辻だった事が伺い知ることが出来ます。
野火止用水 ここからいよいよ散策開始です。
案内板(サムネイルをクリックして拡大)
すぐに九道の辻公園があります。
こんなモニュメントも。何でしょうね?指の腹の様に見えますが。案内板が欲しいところです。
西武国分寺線との交差ポイント ちょっとレア?
野火止用水とあじさい 用水路の両岸にはたくさんのあじさいが見頃を向かえていました。
明治学院中学の辺り ここらは暗渠となっています。
放水口 ここから先が暗渠となっています。
野火止緑地 この辺りは、かなり野性味のある場所です。
ここから一旦用水路を離れ小平神明宮へ行くことにします。
御祭神:天照皇大神
由緒案内板(サムネイルをクリックして拡大)
ここをわざわざ訪れた理由のひとつに水の女神「水波能売命」が祀られていると言う情報からでした。
御井神と水波能売命 この周辺は「逃げ水の里」と言われ関東ローム層の地盤は、水利に全く適さない地であって開梱者たちの労力は大変なものだったそうです。ここに「水波能売命」を勧請したのもそんな背景があったからこそでしょう。
ちなみに西東京市の統合前の「田無」と言う地名もそんな理由からと、これを書いていて今、気づきました^^;
境内でこんな石を発見!!興味深い石です。
さて、野火止緑地に戻り散策再開です。(11:30)
緑地を過ぎるときれいに整備された用水路がしばらく続きます。たくさんの子供たちがザリガニや小魚を捕まえて遊んでいました。
青梅橋道標庚申塔 青梅街道沿いにあります。かつて用水路を渡す青梅橋がありました。
案内板(サムネイルをクリックして拡大)
西武拝島線東大和市駅を過ぎるとこんな素敵な緑道が続きます。緑道の下は、暗渠になっています。
西武鉄道の車両基地です。
玉川上水(上水小橋)に到着です。(12:00)
玉川上水案内板(サムネイルをクリックして拡大)
玉川上水で唯一川面まで降りられる場所になります。水音の心地良さと樹々の間からの木漏れ日が美しい場所です。
蘇る水 下水処理場からの再生水をここへ戻しています。
■玉川上水(上水小橋~一橋学園駅)
さて、ここからは玉川上水を下ります。
まずは、この近くの足湯で歩き通しで火照った足を癒やしに行きました。
こもれびの足湯 無料で利用出来ます。湯温はけっこう熱いです。隣りにあるごみ焼却施設からの排熱を利用しているそうです。
見えるのは、関東ローム層
しばらく鬱蒼とした樹々が続きます。
森田オープンガーデン 庭は荒れ放題でちょっと期待はずれでした。
実は、サクラさん情報でここで蕎麦が食べられると言うので、昼食をするつもりでした。
ですが2年も前に既に閉店しており昼食は、しばしお預け…。
この時点で13:00 結局近くに、コンビニさえないのでお預けのまま1時間歩き続け、ようやくありつけたのは武蔵野美術大近くにあったカフェレストランでした。
玉川上水の散策路は、ずっとこんな感じなので緑は美しいのですが後半は少々飽きてきます。
昼食を摂り復活した我々は、もうひと頑張り。
平櫛田中彫刻美術館を拝観しました。(¥300)平櫛田中(ひらくしでんちゅう)は、なんと!107歳まで生涯作品を作り続けた偉大な彫刻家です。その作品はどれも忠実なリアルさにあります。
まず、基本となる原型を造りそれを原木などに正確に写し取り作品を作り上げていくその手法は、大変興味深くどの作品も素晴らしいものでした。
代表作に20年の歳月をかけた「鏡獅子」が国立劇場ロビーに展示されています。
一橋学園駅(16:30)
【総括】
今回も良く歩きました。サクラさんは実質3万歩超え
全般的に起伏は殆ど無いので歩きやすかったのですが前半「上水小橋」までは、変化にとんだ歩きだったのですが足湯を浸かったあとの後半は単調な景色が続くため結構しんどかったのが正直な感想です。
また、記事にも書いている様に玉川上水の沿道には鷹の台駅周辺まで食べる場所が殆どありません。コンビニさえ無いので緑道途中で、ランチにするならお弁当持参は必須です。
その代わり素敵なカフェレストランをみつけました。また、そもそも今回わざわざ「平櫛田中彫刻美術館」へ行くきっかけとなった本末転倒な^^; 理由も改めてご報告させていただきます。
【コース】
スタート9:30八坂駅~九道の辻公園~野火止用水~小平神明神社~野火止緑地(放水口)~東大和市駅~赤レンガの道~上水小橋~こもれびの足湯~オープンガーデン森田邸~昼食~平櫛田中彫刻美術館~ゴール16:30 一橋学園駅
【全行程マップ】
(マップをクリックで、別タブにて拡大します。)資料提供:たまろくなび
※マップにあるふれあい下水道館は今回訪れていません。
■野火止用水(八坂~上水小橋)
西武鉄道多摩湖線 八坂駅(9:30) 西武多摩湖線には初乗車でした。
九道の辻 現在の地図を見ると伸びている道は、7本しかありませんが古地図を見ると
確かに9本。現在のマップを下げると少し下に鎌倉街道。宮寺道からすぐに奥州街道が伸びているのが現在もわかります。
九道の辻 石橋供養塔 馬頭観音碑があることから重要な街道辻だった事が伺い知ることが出来ます。
野火止用水 ここからいよいよ散策開始です。
案内板(サムネイルをクリックして拡大)
すぐに九道の辻公園があります。
こんなモニュメントも。何でしょうね?指の腹の様に見えますが。案内板が欲しいところです。
西武国分寺線との交差ポイント ちょっとレア?
野火止用水とあじさい 用水路の両岸にはたくさんのあじさいが見頃を向かえていました。
明治学院中学の辺り ここらは暗渠となっています。
放水口 ここから先が暗渠となっています。
野火止緑地 この辺りは、かなり野性味のある場所です。
ここから一旦用水路を離れ小平神明宮へ行くことにします。
御祭神:天照皇大神
由緒案内板(サムネイルをクリックして拡大)
ここをわざわざ訪れた理由のひとつに水の女神「水波能売命」が祀られていると言う情報からでした。
御井神と水波能売命 この周辺は「逃げ水の里」と言われ関東ローム層の地盤は、水利に全く適さない地であって開梱者たちの労力は大変なものだったそうです。ここに「水波能売命」を勧請したのもそんな背景があったからこそでしょう。
ちなみに西東京市の統合前の「田無」と言う地名もそんな理由からと、これを書いていて今、気づきました^^;
境内でこんな石を発見!!興味深い石です。
さて、野火止緑地に戻り散策再開です。(11:30)
緑地を過ぎるときれいに整備された用水路がしばらく続きます。たくさんの子供たちがザリガニや小魚を捕まえて遊んでいました。
青梅橋道標庚申塔 青梅街道沿いにあります。かつて用水路を渡す青梅橋がありました。
案内板(サムネイルをクリックして拡大)
西武拝島線東大和市駅を過ぎるとこんな素敵な緑道が続きます。緑道の下は、暗渠になっています。
西武鉄道の車両基地です。
玉川上水(上水小橋)に到着です。(12:00)
玉川上水案内板(サムネイルをクリックして拡大)
玉川上水で唯一川面まで降りられる場所になります。水音の心地良さと樹々の間からの木漏れ日が美しい場所です。
蘇る水 下水処理場からの再生水をここへ戻しています。
■玉川上水(上水小橋~一橋学園駅)
さて、ここからは玉川上水を下ります。
まずは、この近くの足湯で歩き通しで火照った足を癒やしに行きました。
こもれびの足湯 無料で利用出来ます。湯温はけっこう熱いです。隣りにあるごみ焼却施設からの排熱を利用しているそうです。
見えるのは、関東ローム層
しばらく鬱蒼とした樹々が続きます。
森田オープンガーデン 庭は荒れ放題でちょっと期待はずれでした。
実は、サクラさん情報でここで蕎麦が食べられると言うので、昼食をするつもりでした。
ですが2年も前に既に閉店しており昼食は、しばしお預け…。
この時点で13:00 結局近くに、コンビニさえないのでお預けのまま1時間歩き続け、ようやくありつけたのは武蔵野美術大近くにあったカフェレストランでした。
玉川上水の散策路は、ずっとこんな感じなので緑は美しいのですが後半は少々飽きてきます。
昼食を摂り復活した我々は、もうひと頑張り。
平櫛田中彫刻美術館を拝観しました。(¥300)平櫛田中(ひらくしでんちゅう)は、なんと!107歳まで生涯作品を作り続けた偉大な彫刻家です。その作品はどれも忠実なリアルさにあります。
まず、基本となる原型を造りそれを原木などに正確に写し取り作品を作り上げていくその手法は、大変興味深くどの作品も素晴らしいものでした。
代表作に20年の歳月をかけた「鏡獅子」が国立劇場ロビーに展示されています。
久しぶりに国立劇場の鏡獅子の像を見ました。平櫛田中が20年かけて製作した高さ2メートルの彫刻作品です。モデルの六代目尾上菊五郎丈の映画「鏡獅子」のネットで観たばかりでしたので、彫刻が時を超えて動いているように感じ、有り難かったです。 pic.twitter.com/JJRhWTT2xp
— 望月太左衛 (@tazae2) 2016年8月4日
一橋学園駅(16:30)
【総括】
今回も良く歩きました。サクラさんは実質3万歩超え
全般的に起伏は殆ど無いので歩きやすかったのですが前半「上水小橋」までは、変化にとんだ歩きだったのですが足湯を浸かったあとの後半は単調な景色が続くため結構しんどかったのが正直な感想です。
また、記事にも書いている様に玉川上水の沿道には鷹の台駅周辺まで食べる場所が殆どありません。コンビニさえ無いので緑道途中で、ランチにするならお弁当持参は必須です。
その代わり素敵なカフェレストランをみつけました。また、そもそも今回わざわざ「平櫛田中彫刻美術館」へ行くきっかけとなった本末転倒な^^; 理由も改めてご報告させていただきます。
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