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【未踏科学】噂の“コイル電車”を製作し走らせて見た。

2015-03-18 | 未踏科学
コイルの中を電池と磁石だけのシンプルな電車が走ります。
まずは、動画を参照ください。
コイル電車

構造は、電池の両極にネオジウム磁石を貼付けるだけ。
コイル内に挿入すると、スーッと走り出します。
実は、これユーチューブでも話題になっている動画の一つで実にシンプルでローコスト。100均だけで、ネオジウム磁石を含む全ての材料が手に入ります。

早速、JEK(ブックマーク参照)にて追試した時のご紹介です。

【実験】
以下の条件のみ動作する事を確認しました。

(コイル巻線方向(左巻き))
磁石と電池の組合わせ方 磁極の関係 可動子が進む向き 
--------------------------------------------------------- 
[N:S]電池[S:N]      (反発)      電池のマイナス方向
[S:N]電池[N:S]      (反発)      電池のプラス方向

[N:S]電池[N:S]      (吸引)      動作せず
[S:N]電池[S:N]      (吸引)      動作せず

※右巻きコイルで、同様の実験を行なったところ 進む方向は逆となった。
※磁石の数を増やしたところ速度が増加しました。
※両極の磁石表面とコイルが接触していなければダメ
※電池は「ショート状態」となるので、電池表面温度がけっこう熱くなります。
 安全の為にも二次電池使用をお薦めします。

【考察】
・流れる電流の向きと磁束の向き及びコイルの巻き方向により、可動子の進行方向が決定します。
 以上から「フレミング左手の法則」により稼働しているものと思われます。
・ 「右ネジの法則」に従い、発生した磁界に永久磁石が反応し、動作しているものと思われます。(4/3 記事訂正 )



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