多磨霊園隣にある都立浅間山公園の一番高い場所(標高79.6m)にある浅間神社です。
訪れた時は、頂上周辺に雑木林が生い茂っていて眺望は望めませんでしたが浅間神社というからにここから富士山が眺望出来るようです。
黄色の花は、「キンラン」と呼称する山や丘陵に育成するランの一種だそうです。ここは、ニッコウキスゲの変種「ムサシノキスゲ」で、有名らしいですがあいにくまだ時期が早かった様です。
実は、ここで大発見をしました。とは、言っても偶然でしたが・・・。
浅間神社自体は、全国にも見られる富士講ですのでここでは、重要なお社ではなく実は、この場所の「地主神」でもあるお社「おみたらし神社」が浅間山の裏手麓にありました。
そしてなんと!ここは
水の神様 彌都波能売神(ミズハノメノカミ)
をお祭りしていました。
そして、石碑には
「浅間神このところより出現す」
と、ありました。
前回ご紹介した人見稲荷神社は、お祭りしている三神の一神が「瀬織津姫神」でした。サクラさん曰く瀬織津姫神=水神でもある事から、ここ「浅間神社」の前身もおそらく「瀬織津姫神」を祀っていてこの事からあきらかなんだそうです・・・。
と、言いつつ調べて行くうちにここに伝わる伝説がありました。
その稲荷神社の隣は標高80mの浅間山。 古老はその浅間山には大蛇がいたという。 人見のばぁさまは薪とりに浅間山に登り、沢山の薪を 集めて一休み....松の木の根元に腰掛けたと。 するとその枝がむくむく動き出して、ばぁさまはびっくりしたと。 何百年もたっているような、大きな大蛇がいたんだとよ。 ばぁさまは家に帰って患って死んでしまったと... その大蛇がすむのは浅間山の浅間神社。 神社の裏にはおみたらしの湧き水があってなぁ、そこの守り神の 大蛇だったらしいと。
なんと、これはサクラさんの掲示板過去ログでした。
しっかり自分で調べていて、本人も覚えたいなかったらしいです。
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浅間山 裏手にある「おみたらし神社」今でも僅かではありますが泉が沸いていました。石碑にはしっかり「人見稲荷神社」の文字も見えます。
【地図】
「おみたらし神社」は、浅間山の北側にあります。
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