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今、上野の東京国立博物館で開催されている「大神社展」に、GWの後半三連休の中日に行って来ました。
何でも、本展覧会の目玉展示の一つ石上神宮の国宝「七支刀」がこの目で見られる貴重な催事。
ましてや七支刀の展示会期が6日までだと聞いていたので激混み覚悟でGWの後半三連休の中日4日に、超歴メンバーと出向いたのでした。(あとで知ったのですが七支刀の展示が12日まで延長されたとか)
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東京国立博物館 円空展以来の再訪です。
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会場は、平成館2Fの2フロア 以前阿修羅展をやっていたところと同じ場所でした。
その展示のほとんどが全国の神社に所蔵されている国宝や重文のお宝満載の今回の展示会
中でも超目玉だったのが石上神宮の神宝「七支刀」
石上神宮では、非公開のお宝中のお宝が今回の展覧会で、目のあたりにできる!!
これを見るだけのために、訪れたようなものです。
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会場写真はこちらから直リン
![](http://a1.att.hudong.com/21/35/01000000000000119093556804021.jpg)
画像はこちらから(2004年に奈良で公開されたもの)
この刀剣の凄いのはハッキリと「製造日とその用途が判明されていること」にあります。
なぜ分かるのかというとそれは…。
表裏合わせて61文字が刀剣に金刻されていて、その解釈が
(1)「泰和(太和に通じる)4年の吉日に上質の鉄で七支刀を造った。
(2)この刀は多くの敵兵を退ける力があり、侯王にふさわしい。
(3)百済王・・・(中略)・・・倭王のために造り、後世に伝えられるように。
と、読み解かれていて、つまり
この刀剣は「中国・東晋の太和4年(369)に製造され、百済王から倭王に贈られた」と、解釈されていて今では、これが定説となっているワケです。
我が家でもよく見る韓国の三国時代の歴史ドラマ等で、やはりこの七支刀は良く登場して権力の象徴として取り上げられていました。
この七支刀の展示会期が当初6日までだったので、我々は4日に訪れたわけですが、12日まで展示会期が伸びたそうですので、見られる方は今週末が最後です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e0/5b4024b612a371f23c290e001ab2b40a.jpg)
購入した3センチほどある分厚い公式図録(¥2.300)と七支刀ポストカード(¥100)&しおり(¥220)
大神社展公式ホームページ
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