【映画】TRICK劇場版 ラストステージ

ようやく見て参りました「TRICK劇場版　ラストステージ」
これでラストォ～！！
てな具合の終わり方でございました。
～以下よりネタバレっぽい言動アリ～
ラストを飾るべくサービス満点でございました。
往年のTRICKシリーズを見られている方なら、今までのキャラクタ・オール出演で、それだけでも涙モノ。
今までのエピソードもそれとなく散りばめられていたりで、ニヤリとする場面も多く楽しめた作品でありました。
逆に、お初でTRICKな方には、全くお楽しみが半減し意味不明な作品に見えるかもしれません。
ストーリー自体は、TRICKお約束の展開
上田が、クライアントのお伊達に乗り超常現象を解明する羽目となり、1人では何も出来ないので、奈緒子に「大金が手に入る。タラフク飯を食わせる。」など飛びつきそうな条件をチラつかせ現場まで連れて行くと、なぜか毎回超常現象がらみのスッタモンダに巻き込まれながらも奈緒子は「まるっとお見通しだ！」と決まりゼリフを言い謎を解き無事に問題解決。事件で、急接近した奈緒子と上田の関係は、如何に…。！？てな具合のはずでした…。
超常現象、超能力なんてあるワケない！！そのウラには必ず科学的なトリックがあるはず。どんと！来い！
てな、感じでいつもどおりエピソードは続いていました。
ですが、今回のラストは違っていました…。
考えさせられた展開でした。もともと奈緒子の母　山田里美はシャーマンの家系でした。
ならば、その娘　奈緒子もシャーマンであるはず。（そんな事を匂わすエピソードも確かあったはず。）
それらに、懐疑的だったはずの奈緒子ではありましたが、彼女がラストでとったあの行動‥。
判らなくもないです。
あの事件からちょうど一年後
記憶喪失になって、研究室に現れた奈緒子の姿を見た上田先生の奈緒子を見つめていた目…。
ラストエンドロールで流れる鬼束ちひろの「月光」を聞きながらウルっときたのは、自分だけではないはず。
もうこれで、本当のラスト！？
いやっ、里美の書道教室で伏線があったよね！
いつかまた「新作スペシャル4」を期待して…。
でもないか。
でも、やっぱりあって欲しい…。