梅干しのまとめ。
そして、来年へのメモ。
●梅を買う
6月に入って南高梅が店頭で売られるようになったら、まず買って、
実が黄色っぽくなるまで2~3日置く。

今年は1キロ→2キロに修正した。
理由は、重石を乗せて梅酢を出すわけだが、あまりにも梅が少ないと、
梅酢も少なくなるから。
私は肉厚なほうが好きなので、
南高梅のなかでも、大振りで実がしっかりしているものを買った。
●ヘタをとり、塩で揉む
とにかく、水をつけないようにすることが肝心。
水分がついてしまうと、そこからカビが発生する。
塩は、にがりが残っているもののほうがいいらしい。

●容器に入れ、重石を置いて、寝かす
今年は、梅に対して30%弱の塩を使った。
塩分を抑えるために、ホワイトリカーを入れ、
カビ発生を抑える方法もあるらしいけど、
今年は塩だけで作ってみたかったので、あえて塩分濃度を上げてみた。

重石は、梅の重さの2倍の重石が必要と聞いていたのだけど、
5キロでもなかなか梅酢が上がってこなかったので、
様子を見て、お皿を重ねて加えた。

●赤じそを投入する
梅酢が上がってきたら、赤じそを投入する。
今年は約5日で、梅酢が出た。
赤じそは、洗ってから塩で揉む。何度も揉んでアクを抜く。
赤じそから出てくる汁の色がきれいな赤色になったところで、
よく搾って水分を切り、梅酢でといてから、梅干しの上に乗せる。
このときに気がついたのだけど、赤じそを塩で揉むことによって、
また塩分が追加されるから、最初の塩は、もっとずっと少なくていい。
来年は、最初に梅と一緒に入れる塩と、
赤じそを揉む塩の合計が、梅に対し25%程度になるようにしてみよう。
たぶんこれでも十分にカビは抑えられる。
●梅雨明けまで待つ
容器のふたはしっかりと閉め、外側からゴミ袋で包んだ。
1週間に1回くらい容器の袋をあけ、カビが発生していないか確認。
●梅雨明けから天日干しを始める
ザルに梅干しを広げて、天日干しをする。約7日間。
天日干し初日の梅干し。

天日干し7日目の梅干し。

取り込んだ後、梅干しは暑くなっているので、
少し冷ましてから、容器に戻す。
今年の東京は猛暑だったので、
朝から夕方まで干すと、干涸びてしまう。
午前中に干し始めて、約2時間のころ、梅干しをひっくり返す。
その後、もう2時間くらいでいい。
●天日干しが終わったら陰干しをする
天日干し7日間が終わったら、夜に干す。
最初の日、夜露をすって、朝取り込むときに雨にぬれたようになっていた。
今年は、天日干しの時間が長過ぎて塩害のようになってしまったのだけど、
この夜露のおかげで、水分が補充され、梅干しがふっくらとした。

●保存用の瓶につめる
梅干しを瓶につめ、上に赤じそを乗せる。
その後、冷暗所で保管する。
※来年へのメモ
赤じその塩揉みを丁寧に行うこと、
そして、天日干しは、手づくり梅干しの要だ。
●天日干しについて
赤じそは、よいとして、
天日干しは、その年の天候に大きく左右される。
市販のものは、まず天日干しをしていない。
それなりのなにかを照射しているのだろうけど、天日ではない。
だから、手づくりの梅干しとは根本的に違う味がする。
むかしは、お日様の恵みは最大に享受すべきものだった。
でも、今年は暑すぎた。
お日様が出ているからと、単純に喜んで、干すべきではない。
35度を超える炎天下に干す場合、3~4時間でいい。
●塩分について
赤じそを揉む塩を含めて、全体で25%に抑える場合、
おそらく最初に梅と一緒に入れる塩は、20%弱でいい。
来年は、18%でやってみようと思う。
1年に1回しか試せないこと、
そして来年は決して今年とは同じ天候ではないこと。
これが、醍醐味だと思う。
あとに残る最大の課題は、平日の昼、いかに干すかだな。
そして、来年へのメモ。
●梅を買う
6月に入って南高梅が店頭で売られるようになったら、まず買って、
実が黄色っぽくなるまで2~3日置く。

今年は1キロ→2キロに修正した。
理由は、重石を乗せて梅酢を出すわけだが、あまりにも梅が少ないと、
梅酢も少なくなるから。
私は肉厚なほうが好きなので、
南高梅のなかでも、大振りで実がしっかりしているものを買った。
●ヘタをとり、塩で揉む
とにかく、水をつけないようにすることが肝心。
水分がついてしまうと、そこからカビが発生する。
塩は、にがりが残っているもののほうがいいらしい。

●容器に入れ、重石を置いて、寝かす
今年は、梅に対して30%弱の塩を使った。
塩分を抑えるために、ホワイトリカーを入れ、
カビ発生を抑える方法もあるらしいけど、
今年は塩だけで作ってみたかったので、あえて塩分濃度を上げてみた。

重石は、梅の重さの2倍の重石が必要と聞いていたのだけど、
5キロでもなかなか梅酢が上がってこなかったので、
様子を見て、お皿を重ねて加えた。

●赤じそを投入する
梅酢が上がってきたら、赤じそを投入する。
今年は約5日で、梅酢が出た。
赤じそは、洗ってから塩で揉む。何度も揉んでアクを抜く。
赤じそから出てくる汁の色がきれいな赤色になったところで、
よく搾って水分を切り、梅酢でといてから、梅干しの上に乗せる。
このときに気がついたのだけど、赤じそを塩で揉むことによって、
また塩分が追加されるから、最初の塩は、もっとずっと少なくていい。
来年は、最初に梅と一緒に入れる塩と、
赤じそを揉む塩の合計が、梅に対し25%程度になるようにしてみよう。
たぶんこれでも十分にカビは抑えられる。
●梅雨明けまで待つ
容器のふたはしっかりと閉め、外側からゴミ袋で包んだ。
1週間に1回くらい容器の袋をあけ、カビが発生していないか確認。
●梅雨明けから天日干しを始める
ザルに梅干しを広げて、天日干しをする。約7日間。
天日干し初日の梅干し。

天日干し7日目の梅干し。

取り込んだ後、梅干しは暑くなっているので、
少し冷ましてから、容器に戻す。
今年の東京は猛暑だったので、
朝から夕方まで干すと、干涸びてしまう。
午前中に干し始めて、約2時間のころ、梅干しをひっくり返す。
その後、もう2時間くらいでいい。
●天日干しが終わったら陰干しをする
天日干し7日間が終わったら、夜に干す。
最初の日、夜露をすって、朝取り込むときに雨にぬれたようになっていた。
今年は、天日干しの時間が長過ぎて塩害のようになってしまったのだけど、
この夜露のおかげで、水分が補充され、梅干しがふっくらとした。


●保存用の瓶につめる
梅干しを瓶につめ、上に赤じそを乗せる。
その後、冷暗所で保管する。
※来年へのメモ
赤じその塩揉みを丁寧に行うこと、
そして、天日干しは、手づくり梅干しの要だ。
●天日干しについて
赤じそは、よいとして、
天日干しは、その年の天候に大きく左右される。
市販のものは、まず天日干しをしていない。
それなりのなにかを照射しているのだろうけど、天日ではない。
だから、手づくりの梅干しとは根本的に違う味がする。
むかしは、お日様の恵みは最大に享受すべきものだった。
でも、今年は暑すぎた。
お日様が出ているからと、単純に喜んで、干すべきではない。
35度を超える炎天下に干す場合、3~4時間でいい。
●塩分について
赤じそを揉む塩を含めて、全体で25%に抑える場合、
おそらく最初に梅と一緒に入れる塩は、20%弱でいい。
来年は、18%でやってみようと思う。
1年に1回しか試せないこと、
そして来年は決して今年とは同じ天候ではないこと。
これが、醍醐味だと思う。
あとに残る最大の課題は、平日の昼、いかに干すかだな。