ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

おにぎり

2010-08-30 23:43:45 | Weblog
さきほどブログを書いてから、なんとなく「おにぎり」について考えている。

私が留学していた1993年当時、中国人はたぶん「おにぎり」という
非常に携帯に便利でかわいらしいお米の形態を知らなかった、と思う。

いまはコンビニで売られていて、食べる人も増えたかもしれないけど、
でも、年配の方には、おにぎりにかぶりつくことに、
結構抵抗感が残っているのではないかと思う。

そして、中国で梅干しというと、干し梅で甘いものが多いと思う。
日本だと紹興酒に入れる梅だ。

だから、以前「おにぎりプラス日本の梅干し」というものを中国人にあげたら、
一口食べて、非常に困った顔をされた。
そして、二口目は食べてくれなかった。
というか、一口目も飲み込んでくれたかどうか・・・。

それでは、中国人はおにぎりがまったく食べられないか、というと、
私はそうではないと思う。

中国の比較的高級なレストランに行くと、
ご飯が、まるで仏さまへのお供え物のように、お椀に山盛りで出て来るが、
そのお米はびっちりと固められ、本当に美しい山形を描いている。
そのほか、山盛りになっていなくても、銀色の金製のお椀に口まですれすれで、
押し寿司のように詰められたご飯が出てくることも多い。
まずはじめて見た日本人はギョッとする。
日本のようにふかふか、ほわほわではなく、びっちりで間がないお米たち。
そして、仏さまのよう。日本人の中には、縁起が悪いと思う人もいるだろう。
それに加えて、私はあの金製のお椀にお箸がカツカツあたる感じが、すごく苦手だ。

それはさておき、
ということは、中国人はお米を「握る」ことについては、
そんなに抵抗はないのだろうと想像する。
手で握るのがイヤなのか,というと、餃子は手で包むではないか、と思う。
餃子は手で包んだあと、加熱するからいいのか、
それともお米はお箸という、ゆずれないルールがあるのか。

梅干しは、美味しいと思えないようだったので、
これはまあ、しょうがないと思う。

「おにぎり」は、ありなのかどうか。
ついぞ、中国人に聞くことがなかったので、今度会ったら聞いてみようと思う。

塩のり

2010-08-30 20:16:28 | Weblog
味付のりが大好きだ。
小さいころは、歯止めがきかなくて大量に食べてしまい、
いつもお腹の調子を悪くしてしまうので、
母に、手が届かないところに隠されてしまった。
最近は少し自制心が働くので、あえて買わないことにしている。

が、スーパーで素敵なものを見つけてしまった。
「おにぎりには塩のり」と書いてある。

いま、1週間に1~2回は、おにぎりをお弁当に持って行っている。
塩には、梅酢がしみこんだ塩を使っている。
今の時期だけのスペシャルだ。
とにかく、塩のりを買う口実ができた。

昨晩、待ちきれなくて、さっそく1枚そのままで食べてみた。
期待していたような味ではなく、「あれ、少し期待はずれかな」と思った。
味付のりとは、かなり違った。
ところが、今日、おにぎりに巻いてかぶりつくと、ものすごく美味しかった。

素晴らしい。
おにぎりに巻かれることだけを目的とした「のり」なんだ。
厚さも、塩加減もバッチリだ。

帰宅して、よくよく袋を見ると、
「程よい塩味が付いた、おにぎり用の味付のりです。
のりに塩味が付いているので、塩をふらずに美味しいおにぎりが作れます。」
との表記。
そして、「沖縄・久米島 球美(くみ)の塩 使用」と書いてある。
すごく旨味のあるとてもいい塩味だと思ったのは、これか。

ということで、2日連続でおにぎりを持って行くことにした。