ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

私の核

2010-08-10 23:24:12 | Weblog
今日、久しぶりに中国語の学習仲間に会った。
彼女は、私よりずっと若いけど、
中国で働いた経験をもち、そのうえ英語も話せる。
そしてまた、上海に駐在するという。
私が尊敬している友達の1人だ。

話しているうちに、どんどんのってきて、
いろんな思い付きや、これまでに考えてきたことを話していた。

話が長くなったのは、申し訳ないと思う。
でも、中国について話せる友人は少ないし、
ましてや私にはない経験から話をしてくれる友人も、また限られている。

中国に留学して、そのまま働いている人のなかには、
申し訳ないけど、日本のビジネスレベルでない人もたくさんいる。
つまり、中国語ができる、というだけだ。
でも、そういう人は、日本から駐在でいくビジネスマンの要求レベルに
達していない人もいる。

これは、しょうがないことなんだけど、
日本に戻ったら、仕事ないでしょう、と思うこともある。
そんなこともひっくるめて、ざっくばらんに話せる友人は得難い。

私は、中国語を通じて知り合った真の友人が多い。
だから、中国語は、私の核なんじゃないかと思う。

そして、ここまで考えたとき、
無理して大学に入れてくれた母への感謝が、心に満ちる。

20歳のとき、いまほど発展していない北京で、
日本人としての自分を見つめ直した経験は、本当に得難いものだった。

お母さん、キョンシーでもいいから、生き返ってくれないかな。
今宵なら、しっかりと抱きとめる。

いま、泣きたい気分だ。