ブログの写真の「食べ物率」が高いと言われた。
今晩は、ゴーヤでサラダを作った。
もちろんベランダで育てていたゴーヤさんだ。
ゴーヤとタマネギを薄く切って、かつおぶしをかけ、
少しつゆの素をかけて混ぜただけのシンプルなサラダだけど、
しっかりとにがくて、とても美味しかった。
先日、スーツケースを捨てようとしたら、中から一冊の本が出てきた。
おそらく出張中に読もうと思って買い、
結局、出張中に読み始めることができず、そのために忘れていたらしい本だった。
『シェル・コレクター』
アンソニー・ドーア著、岩本 正恵訳、新潮クレスト・ブックス
新潮クレスト・ブックスのシリーズは結構好きだ。
読んでいて、とても心にしみる内容のものが多いと思う。
文章にとても品がある。
たまにふと、読みたくなるときがある。
この本は、8つの短編小説がおさめられている。
タイトルとなっている「シェル・コレクター」もよかったけれど、
私は、「世話係」が一番好きだった。
リベリアの内戦をのがれ、アメリカに来た若者のお話だ。
弔いと罪の意識、不条理な世界や自分自身との距離感とか、
いろいろな心境が描かれていて、とてもとてもよかった。
そして、このシリーズの場合、
本文の組版が、私の大好きな独自フォントを持っている印刷会社であることも、
ポイントが高い理由のひとつ。
文字の書体が与える印象は、とても大きいと思う。
最近は、パソコンの影響なのか、ひらがなも大振りな書体が多いけど、
「かな」っぽい書体のほうが、私は好きだ。
本は書体、紙、製本、装幀などトータルでひとつの世界を表現する。
今晩は、ゴーヤでサラダを作った。
もちろんベランダで育てていたゴーヤさんだ。
ゴーヤとタマネギを薄く切って、かつおぶしをかけ、
少しつゆの素をかけて混ぜただけのシンプルなサラダだけど、
しっかりとにがくて、とても美味しかった。
先日、スーツケースを捨てようとしたら、中から一冊の本が出てきた。
おそらく出張中に読もうと思って買い、
結局、出張中に読み始めることができず、そのために忘れていたらしい本だった。
『シェル・コレクター』
アンソニー・ドーア著、岩本 正恵訳、新潮クレスト・ブックス
新潮クレスト・ブックスのシリーズは結構好きだ。
読んでいて、とても心にしみる内容のものが多いと思う。
文章にとても品がある。
たまにふと、読みたくなるときがある。
この本は、8つの短編小説がおさめられている。
タイトルとなっている「シェル・コレクター」もよかったけれど、
私は、「世話係」が一番好きだった。
リベリアの内戦をのがれ、アメリカに来た若者のお話だ。
弔いと罪の意識、不条理な世界や自分自身との距離感とか、
いろいろな心境が描かれていて、とてもとてもよかった。
そして、このシリーズの場合、
本文の組版が、私の大好きな独自フォントを持っている印刷会社であることも、
ポイントが高い理由のひとつ。
文字の書体が与える印象は、とても大きいと思う。
最近は、パソコンの影響なのか、ひらがなも大振りな書体が多いけど、
「かな」っぽい書体のほうが、私は好きだ。
本は書体、紙、製本、装幀などトータルでひとつの世界を表現する。