今夜は久しぶりに一人で深酒。
長文ごめんね〜!
今日(5/7)は昼間に藤沢にあるLIVEスペースtuttiにて、僕がサウンドアレンジを手がけるダンス&音楽のDança BrasilのLIVEだった。
tuttiはライブハウスINTERPLAYがリニューアルしたスペース。
そう、古くから僕を知ってる方にとっては、今井亮太郎にとってまさにホームであったライブハウスがINTERPLAY。
tuttiは旧INTERPLAYのマスターの息子さんがINTERPLAYの意思を継いで営業しているお店なのです。
当時のまだ何にも出来ない大学生であったちっぽけな僕の才能を、本当に大切に大切にしてくれたのがINTERPLAYのマスターだった。
本人を知ってる方、粋でダンディーな雰囲気と、まさに湘南のマランドロと言うべきお茶目な性格で、まさに湘南の名物LIVEハウスマスターだったよね(笑)
「オゥ、今井ィ」といつも声をかけてくれて、音楽家として本当に大切ないろいろなことをたくさん教わった。
ここではあえて書かないけど、今も毎日、毎回のLIVEで、心から大切にしていることは、INTERPLAYのマスターからの言葉だったりする。
全てが宝物だ。
僕の師匠格でもあり小さな頃からテレビで観ていた日本のSamba界の巨匠・加々美淳さんも、実はマスターに紹介してもらったんだ。
淳さんがINTERPLAYでやるLIVEに招待してくれて、初めて生で観た時、本物のブラジル音楽がそこにあって、自然と涙したのをよく覚えてる。僕は20歳くらいだった。
それから、淳さん率いる日本のサンバ界の最高峰グループであるシャカラにもメンバーとして参加させてもらい、INTERPLAYでも数え切れないくらいLIVEをやったっけ。
今日も昨日も一緒に奏でた、今井亮太郎サウンドには絶対欠かせない兄貴分のブラジル人ドラマーAlexと加々美淳さんを介して出会ったのもこのINTERPLAYだった。
これも20歳くらいの時だ。
Alexとはあれから今日まで、ずーっと演奏してる。
僕が初めてブラジルに行き、帰国してから志をもって組んだバンド“プライアプライア”は、INTERPLAYで出会ったメンバーで構成して、INTERPLAYで毎月毎月LIVEをやった。
本当にいろんなことやった!
僕の代表楽曲「月の光満ちて」や「Ao Céu-空へ-」はじめ、多くの楽曲はこの時の楽曲で、INTERPLAYが初演でもあり幾度もここで奏でた。
先日66回を迎えた今井亮太郎ソロプロジェクトLIVEもINTERPLAYから始まった。
僕自身が今やりたいことを表現して、ピアニストとして、アーティストとして、次のステップに進むためのLIVEというコンセプトでソロプロジェクトLIVEは始めたんだよね。
今も一緒に奏でてる多くの大切な仲間たちはソロプロジェクトでこのINTERPLAYで共演して、大切な時間を作ってきた。
このソロプロジェクトがなければ、『湘南-リオデジャネイロ』もなかったし、『コバルト・ダンス』はじめ僕のメジャー作品も当然なかった。
プロデューサーとしての今井亮太郎もなかった。
最もお世話になり、最も尊敬しているリオデジャネイロの打楽器の最高峰の巨匠Jorginho do PandeiroとCelsinho Silva親子との共演LIVEもINTERPLAYでやったんだよね。
当時は本当に夢の時間だったなぁ。
今では一緒にアルバムを制作したり、あの頃から考えるとそんなこと思いも浮かばないと同時に、本当に彼らに大切にしてもらっていて心から感謝いっぱい。
北陸の素晴らしいJazz弾き語り奏者の故・ローラ浅田さんのLIVEも、僕が企画側になってブッキングして開催したんだよね。
あれは本当にいいLIVEだったな〜。
INTERPLAYでLIVEした半年後にローラさんは他界してしまったのだった。
亡き父と母はじめ、たくさんの人たちがこの場所に来てくれて、つたない僕の演奏を一生懸命聴いて、一生懸命育んでくださった。
INTERPLAYのマスターは難しい病に倒れて若く亡くなってしまったんだけど、ちょうどあの頃、両親はじめ本当に僕の周りの大切な人たちがたくさんこの世を去ってしまったんだよね。
あの時期、心を整える暇がないくらい、めまぐるしい数年間で、本当に大切な人がいなくなったなぁ。
苦しい時期だった。
今日、久々にINTERPLAY(あえてtuttiじゃなく・笑)で奏でていて、なんというか「あー戻ってこれたなー。ただいま。」という感情がずっとあって、僕にとっては本当に特別なステージになった。
雰囲気、テーブルや椅子、エントランス。
あの頃と何にも変わらなくて、超若かったあの頃出会ってからずーっと一緒に演奏してるAlexがそこにいる。
今も一緒に奏でてる。
最もお世話になりながら最もたくさん演奏して育んでいただいた場所がINTERPLAYで、今日は本当に透明な特別な時間だったよ。
なんか本当にいろいろな人の笑顔が自然と浮かびながら奏でてたよ。
僕にとって特別な、大切なルーツの場所。
本当に感慨深かった。
今もなんか、気持ちがいっぱいなんだ。
嬉しいような気持ちと、ノスタルジックな気持ちと。
そんなまとまらない想いを綴りたくて、書いたよ。
本当に、ありがとう!
うん、今夜だけは、いいでしょ?
深く飲んだって。
* * *
〈今井亮太郎LIVE info.〉
♪6.10(土) / KANAFU(平塚)
今井亮太郎ソロプロジェクトVol.67
独 奏 〜 紫陽花 ~
今井亮太郎(Piano)
オ-プン * 12:00~
ステージ * 13:00~
チャージ * 3,500yen
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 0463-57-2268(12:00~22:00)
- http://www.kanafu.jp -
神奈川県平塚市代官町7-29
0463-57-2268
[フライヤー紹介文]
遠い空から旅をして、薄紫色の花にそっと舞い降りる雨粒。
そんな雨を受け入れるように花を開く紫陽花。
梅雨の季節だけ、交わって溶け合う雨と花_。
ピアノ一本だけで奏でるソロライブシリーズ「独奏」。
今井亮太郎にとって特別な季節である梅雨に開催する今回は、やさしい雨のように、丸くて澄んだ音の粒を降らせます。
母であり画家である故・今井美智子の絵と共に、より自由に、より繊細に、そして深い色の世界へ。
長文ごめんね〜!
今日(5/7)は昼間に藤沢にあるLIVEスペースtuttiにて、僕がサウンドアレンジを手がけるダンス&音楽のDança BrasilのLIVEだった。
tuttiはライブハウスINTERPLAYがリニューアルしたスペース。
そう、古くから僕を知ってる方にとっては、今井亮太郎にとってまさにホームであったライブハウスがINTERPLAY。
tuttiは旧INTERPLAYのマスターの息子さんがINTERPLAYの意思を継いで営業しているお店なのです。
当時のまだ何にも出来ない大学生であったちっぽけな僕の才能を、本当に大切に大切にしてくれたのがINTERPLAYのマスターだった。
本人を知ってる方、粋でダンディーな雰囲気と、まさに湘南のマランドロと言うべきお茶目な性格で、まさに湘南の名物LIVEハウスマスターだったよね(笑)
「オゥ、今井ィ」といつも声をかけてくれて、音楽家として本当に大切ないろいろなことをたくさん教わった。
ここではあえて書かないけど、今も毎日、毎回のLIVEで、心から大切にしていることは、INTERPLAYのマスターからの言葉だったりする。
全てが宝物だ。
僕の師匠格でもあり小さな頃からテレビで観ていた日本のSamba界の巨匠・加々美淳さんも、実はマスターに紹介してもらったんだ。
淳さんがINTERPLAYでやるLIVEに招待してくれて、初めて生で観た時、本物のブラジル音楽がそこにあって、自然と涙したのをよく覚えてる。僕は20歳くらいだった。
それから、淳さん率いる日本のサンバ界の最高峰グループであるシャカラにもメンバーとして参加させてもらい、INTERPLAYでも数え切れないくらいLIVEをやったっけ。
今日も昨日も一緒に奏でた、今井亮太郎サウンドには絶対欠かせない兄貴分のブラジル人ドラマーAlexと加々美淳さんを介して出会ったのもこのINTERPLAYだった。
これも20歳くらいの時だ。
Alexとはあれから今日まで、ずーっと演奏してる。
僕が初めてブラジルに行き、帰国してから志をもって組んだバンド“プライアプライア”は、INTERPLAYで出会ったメンバーで構成して、INTERPLAYで毎月毎月LIVEをやった。
本当にいろんなことやった!
僕の代表楽曲「月の光満ちて」や「Ao Céu-空へ-」はじめ、多くの楽曲はこの時の楽曲で、INTERPLAYが初演でもあり幾度もここで奏でた。
先日66回を迎えた今井亮太郎ソロプロジェクトLIVEもINTERPLAYから始まった。
僕自身が今やりたいことを表現して、ピアニストとして、アーティストとして、次のステップに進むためのLIVEというコンセプトでソロプロジェクトLIVEは始めたんだよね。
今も一緒に奏でてる多くの大切な仲間たちはソロプロジェクトでこのINTERPLAYで共演して、大切な時間を作ってきた。
このソロプロジェクトがなければ、『湘南-リオデジャネイロ』もなかったし、『コバルト・ダンス』はじめ僕のメジャー作品も当然なかった。
プロデューサーとしての今井亮太郎もなかった。
最もお世話になり、最も尊敬しているリオデジャネイロの打楽器の最高峰の巨匠Jorginho do PandeiroとCelsinho Silva親子との共演LIVEもINTERPLAYでやったんだよね。
当時は本当に夢の時間だったなぁ。
今では一緒にアルバムを制作したり、あの頃から考えるとそんなこと思いも浮かばないと同時に、本当に彼らに大切にしてもらっていて心から感謝いっぱい。
北陸の素晴らしいJazz弾き語り奏者の故・ローラ浅田さんのLIVEも、僕が企画側になってブッキングして開催したんだよね。
あれは本当にいいLIVEだったな〜。
INTERPLAYでLIVEした半年後にローラさんは他界してしまったのだった。
亡き父と母はじめ、たくさんの人たちがこの場所に来てくれて、つたない僕の演奏を一生懸命聴いて、一生懸命育んでくださった。
INTERPLAYのマスターは難しい病に倒れて若く亡くなってしまったんだけど、ちょうどあの頃、両親はじめ本当に僕の周りの大切な人たちがたくさんこの世を去ってしまったんだよね。
あの時期、心を整える暇がないくらい、めまぐるしい数年間で、本当に大切な人がいなくなったなぁ。
苦しい時期だった。
今日、久々にINTERPLAY(あえてtuttiじゃなく・笑)で奏でていて、なんというか「あー戻ってこれたなー。ただいま。」という感情がずっとあって、僕にとっては本当に特別なステージになった。
雰囲気、テーブルや椅子、エントランス。
あの頃と何にも変わらなくて、超若かったあの頃出会ってからずーっと一緒に演奏してるAlexがそこにいる。
今も一緒に奏でてる。
最もお世話になりながら最もたくさん演奏して育んでいただいた場所がINTERPLAYで、今日は本当に透明な特別な時間だったよ。
なんか本当にいろいろな人の笑顔が自然と浮かびながら奏でてたよ。
僕にとって特別な、大切なルーツの場所。
本当に感慨深かった。
今もなんか、気持ちがいっぱいなんだ。
嬉しいような気持ちと、ノスタルジックな気持ちと。
そんなまとまらない想いを綴りたくて、書いたよ。
本当に、ありがとう!
うん、今夜だけは、いいでしょ?
深く飲んだって。
* * *
〈今井亮太郎LIVE info.〉
♪6.10(土) / KANAFU(平塚)
今井亮太郎ソロプロジェクトVol.67
独 奏 〜 紫陽花 ~
今井亮太郎(Piano)
オ-プン * 12:00~
ステージ * 13:00~
チャージ * 3,500yen
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 0463-57-2268(12:00~22:00)
- http://www.kanafu.jp -
神奈川県平塚市代官町7-29
0463-57-2268
[フライヤー紹介文]
遠い空から旅をして、薄紫色の花にそっと舞い降りる雨粒。
そんな雨を受け入れるように花を開く紫陽花。
梅雨の季節だけ、交わって溶け合う雨と花_。
ピアノ一本だけで奏でるソロライブシリーズ「独奏」。
今井亮太郎にとって特別な季節である梅雨に開催する今回は、やさしい雨のように、丸くて澄んだ音の粒を降らせます。
母であり画家である故・今井美智子の絵と共に、より自由に、より繊細に、そして深い色の世界へ。