新歩(歩くことは楽しい知識につながる?)

休日にいろんな所を歩いた記録と感想などを添えて・・・

綿向山の樹氷・・・第二部

2007年02月12日 | Weblog

-9時31分 七合目行者コバ-

古くから行者コバと呼ばれ行者堂を祭る。

この尾根の北の谷であるタカオカ谷を登って来た時

この行者コバで山伏が尾根へ登って服装を整える儀礼を行った場所らしい。

(聖なる霊山なのだ!!)

この付近から植林からブナの原生林へと替わってくる。

行者コバ側の樹氷

ここから普段の山道から冬季の道を歩くことになる。

今年は雪は少ないが例年は相当多いようだ。後で山頂から普段の道を見下ろした時、最終に急な階段があり積雪時には逆に危ないように思われる。

しかし、急な登りだ!

でも、少し歩くと素晴らしい樹氷の木々が僕を迎えてくれる。

急坂の樹氷

山頂付近から見下ろした階段(普段の道)

-9時55分 綿向山山頂(1110M)-

写真を撮っていたので時間は少し掛ったように思ったけれどもさほどでもない。

(奇麗だったな~、僕の腕が良ければもっと良い写真が撮れたのに。残念!!)

しかし良い天気だ、春を思わせるような陽気。

鈴鹿山脈が一望できる。

別に登られていたグループの方が「夏のヒルには悩まされた」と話されていた。

この山でも鈴鹿山脈特有のヤマビルが生息しているのだ。

この近辺は大丈夫かなーと思っていたのに。

-10時05分 山頂出発-

裏参道を歩きだすと早々に樹氷のトンネルだ!

-10時15分 ブナの珍変木(幸福の木)-

 右は珍しいコブの拡大

風雪により変形成育したブナの木(一本の木が二本になっている)

~ くぐると幸せを呼ぶといわれる ~

このコブを一人幸せになるためにくぐっておきました!!

綿向山を振り返る

そこから少しの間、緩やかな尾根を歩く

-10時30分 竜王山とイハイガ岳の分岐道標-

雨乞岳方向は相当熟練者出ないと危険な山道であることを書かれた看板を見る。

毎年遭難者が出ているようだ。(僕には絶対に無理!)迷いやすい山道のよう。

その分岐から竜王山に向かう山道へ、いきなり急な下り坂。

これからが大変、急な下り坂の連続。

一部崖のように思えるところも(ほんの少し?)

雪が重いのでアイゼンの目がつまり足が滑って10メートル程尻もちをつき滑り台のように滑ってしまいました。(大げさな・本当は5メートル?.)危ない危ない。

でも、気持いーい! ちょうど山道沿いに滑ってよかった。

そうこうしていると、前から老夫婦が山頂に向かって歩いて来るではありませんか。

「えー!この道を登って行かれるのですかー。」と声をかけると。

「いえいえ、いつも歩いていますから。」

「昨年はすごい雪でよかったのにねー。8日は武奈が岳に登って来たのですよ。」

凄い方たちもいるものだ。あの年で(70前後だろうか?少し失礼)4日後に

この山のきつい方を登られてくるとは。(下山中あの方たち以外の方とは出くわさず)

-11時22分 竜王山山頂(825.8M)-

さっ、駐車場に向かって下山だ!!

いきなりの急な階段

途中緩やかだが歩きにくい山道

林の中は雨が降っているよう。

雪解けの水が滴り落ちてくる、上空は快晴の空なのに。

-11時47分 竜王山登山口(綿向山裏参道登山口)-

ここから舗装された林道を歩き駐車場へと向かう。

小さい休憩所、その横に水の落とし口の位置が悪く回っていない水車が!

又、写真には無いが竹の僧都(そうず)もある。

竹に注ぐ水の量が多いから音の間隔が狭い、中々風流なようでおかしいような。

(僧都は動画で撮ったため添付できず、ブログ初心者のため旨く出来ない。)

-12時12分 駐車場到着-

思ったより早く着いた。でも、いろいろ見るところが沢山あったな~。

奇麗な樹氷も沢山見られたし、山頂の景色も最高だった。

今日は最高の樹氷登山日和になりました。

今回の全歩数は17314歩(歩数計の距離によると9.5Kmぐらい?)

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綿向山の樹氷・・・第一部

2007年02月12日 | Weblog

今回は鈴鹿山脈の南側(御在所岳西側)に位置する

綿向山の樹氷を見に行くことにする。

途中、国道一号線の野洲川沿いを車で走っていると丁度7時頃

天気は快晴、その空の中目の前に素晴らしい朝日が!

何と太陽が真っ赤に5・6倍はありそうな顔を望ませてくれた。

この登山は最高の思い出を作ることを暗示するような日の出だ。

(しまった、写真を撮るのを忘れた!!)

今回の行程は綿向山駐車場から表参道を通り山頂へ、

山頂から裏参道を通り竜王山・駐車場へと歩くことにする。

-7時52分 綿向山駐車場-

来る途中もそうだったが、国道交差点から駐車場への案内

駐車場周辺もちゃんと整備が行き届いている。

この村の人から凄く親しまれた山なんだなーと思う。

又、11月10日は標高にちなみ「綿向山の日」とし

いろいろ行事をされているようだ。

-8時07分 駐車場出発-

少し歩いて山の方を見ると、手前の山の上の方は少し雪化粧。

-8時14分 奇麗な砂防ダム-

石で積まれた今まであまり見たことはない。

ダム疎水口だろうかその横には「いわな」のようなモニュメントが。

-8時18分 接触変質地帯の説明書-

なんか凄く珍しいらしい?

-8時24分 ヒミズ谷合出会小屋-

中に入ると無人ではあるがひとつのテーブル(6人掛けくらい)が有り、

ちゃんと登山計画書の書類とポストが据えられている。

初めてでは有るので

計画書に今日のコースと下山時間を書込みこの小屋を後にする。

-8時30分 小屋を出発-

小屋から出て細い鉄橋を渡るとすぐに軽い勾配のジグザグな山道を歩くことになる。

-8時48分 二合目道標通過-

足元は昨日の雨で少しぬかるんでいる。

-8時56分 三合目林道-

少し太陽が覗いてなんか良い浮雲行!(少し倒木が気になるが)

もう、この辺りから雪が積もりだしている。

今年は雪も全国的に少なく鈴鹿山脈の南側の山なのに。(山頂の樹氷が楽しみだ)

-9時00分 三合目山小屋-

林道より少し参道を歩くと又休憩用の山小屋、今度は窓ガラスもない。

そこに入って少し寒くなってきたので何時もの軍手から冬用の手袋に取り換える。

-9時13分 五合目山小屋-

少し雪が多くなてきた参道を歩いていると

五合目の小さいがしっかりとした山小屋にたどり着く。

(山小屋はここで終わり)

山小屋に入ると土間と30センチ程の段差のある板敷きの間、

両方合わせて6畳ぐらいだろうか。

その板間に腰掛けてアイゼンを装着することにする。

さっ、これからが樹氷を見ることの出来る雪山に入るのかなー!

と、少し胸膨らませ山頂へと出発することにする。

-9時21分 山小屋出発-

第二部へ続く

 

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はじめまして

2007年02月11日 | Weblog
私、9年前から歩くことに目覚め。西国33箇所(ただいま中断中)を歩いたり、手ごろな山を歩くことに興味を覚えており。これからどしどし自分の新しい路を開拓していきたくその記録になるようにこのブログに記していきたいと思っております。
また、過去のことなど少しずつ加え充実したものにしていきたく思います。ふつつかではありますがこれからご指導のほどよろしくお願いいたします。
コメント (4)
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