新歩(歩くことは楽しい知識につながる?)

休日にいろんな所を歩いた記録と感想などを添えて・・・

身延山七面山へ修行旅

2016年09月17日 | Weblog

9/27日 AM7:20

到着したのは 七面山表参拝道登山口駐車場

ここは山梨県南西部身延町から少し西に 静岡県に入った山間部

ですが山梨県 身延町の飛び地

七面山は 日蓮宗総本山 身延山久遠寺 の修行場

今回は七面山山頂手前 敬鎮院にて

姉夫婦と共に 一泊の修行をさせて頂く

また この山は昨年グレートトラバース2で田中陽気君が歩いた山

深田久弥の日本2百名山にもなる

山頂まで歩くのも楽しみ

早々に身支度を整え 出発

7:31 先ずは白糸の滝へ

滝前には

徳川家康の側室 お萬の方

当時 この山は女人禁制

お萬の方はこの滝で折念 僧侶の阻止を振り切り登脂

それより女人禁制が解かれ 登脂者が増加

7:43 いよいよ参拝道に (標高 500m)

この参道は 産道ともいわれ

敬鎮院は母体

産道から母体に戻り修行 そして生まれ変われる と

姉夫婦の元気なうちに ワンショット 

 

7:49~7:52 2丁目 神力坊 (標高 550m)

敬鎮院まで50丁 残り48丁

ここで 安全祈願と神通力を頂く

8:45~8:50 13丁目 肝心坊 (標高 850m)

10:16~10:44 参道唯一の北に開けた眺望地 (標高 1084m)

雲は多いが 何とか左に農鳥岳・間ノ岳・北岳

私が以前テント担いでひとり歩いた山

すこし 熱い思いがよみがえる 

そして 右に鳳凰三山が望め

その左には肉眼で微かに八ヶ岳も

ここで昼食をとることに

何せ朝食が4時過ぎ お腹すきすき

身延町のコンビニで買ったおにぎりと 姉持参の味噌汁

質素だが 美味しい

その後 幾つかの休憩所などで体を休め

遂に遂に 

12:32 和光門 (標高 1680m)

遂に境内 母体へ

12:45 敬鎮院 とうちゃこ~~~

 

僧侶からの温かい歓迎のあいさつ 柔軟な手続きをへて

さて 山頂目指すか!!

日頃山を歩かない 義兄はここでのんびり

13:10 姉と山頂を目指す

ゆっくりゆっくり

13:57 山頂 到着 (標高 1982.4m)

登山者は私たちのみ 木々に覆われ眺望はなく

久しぶりにの高いお山

姉は やっとこさ かな~

私は姉を残し 周辺を探索することに

七面山は1989mと本当の山頂がある

でも地図には地形複雑 と

それを先ずは探そうと思うも時間が掛かりそう

取りあえず希望峰(西側の展望)地を目指そうと 山頂から走ってみたが

なかなかこれも時間かかりそう

数分ほど下ったが 一人姉を置いてきたのが気になり走って戻ることに

14:14 山頂を後に

下り途中 なんとも言えない光が木々の隙間から

日差しは 神々しく

 14:53 戻ってまいりました

ここは敬鎮院のご来光の地 随身門前広場

目の前に富士の頂が望めるのだが、、、

明日に期待するか?

この展望地 お彼岸の日にはダイヤモンド富士が拝める

また 出雲大社まで繋がるご来光

秋雨前線の中 望むことが出来るのか( ^ω^)・・・

本殿に戻り お風呂(浸かるだけ)でお清めして

質素な夕飯を頂

初めて参加の夜のお勤め 1時間半のありがたい行事

21時 就寝

敷布団はなんと12畳和室一杯の長さ 幅2m位の長~~~い掛布団

何人居ても長さの分

今回は相当少なく一枚4人で

でも やっぱり眠れず

AM3時頃 屋外に様子伺い

ご来光は微妙な感じかな~

夜の修行の最終ご挨拶

早朝のお勤めは5時半から

ですが ご来光を最優先してお勤めくださいとのご達し

ますます期待してしまいます

9/18 5時頃 展望台広場へ

早朝 なんとか富士の頂と朝焼け

ですがご来光は雲に覆われ

この近い富士 堪能したのですが なかなか (^-^;

もう一度来るようご達し受けたのかな~

 随身門からの本殿

本殿からご来光を望みに行くこの階段 なんかわくわく

その後 途中から朝のお勤めに参加させて頂き

質素な朝食

下山前 もう一度広場からの風景を望み

雲海 富士は望めず

9/18 この日は大祭の日 特別な

日蓮上人が開山された日

沢山なコアな信者さんが登拝される

なんと この日に昨年陽気君は登られた

いろいろ有った道程 その鬱積

この日に導かれ訪ねることになったのか

聡明な信者さん 崇高な僧侶とのお話

大きな力頂 次に向かわれたのかな~

7:32 下山開始

ゆっくりゆっくり 大祭を祝う沢山の方たちとご挨拶をして

後半 籠を担ぐ青年たち

 

10~20mで休憩 1200mを担がれる

僧侶を担がれているのか

悠久の時を経て つながる儀式 なのか

10:55 下山完了

そして身延山久遠寺へ向かう途中

麓 温泉とほうとうを頂ける小さな宿 身延温泉

宿は 老夫婦二人

丁度昼前 お風呂を頂けるかと尋ねると

一つだけ 男女交代で使って頂けるなら と

早風呂の 男二人先に入らせて頂き食事場に戻ると

姉からお昼ほうとう どう と

丁度 ほうとうを と

ここのご主人 日蓮宗の相当な方

たっくさん の秘密を教えて頂きました、、、

そして 姉のゆっくり風呂後 丁度ほうとうも出来上がり 美味しく

久遠寺の麓では 雨は何とか

山頂 奥院はこの雨

 

珍しく山頂だけ雨 麓に戻ると

傘要らず

数百年の建物をと思ったが 案外新しく

 

だが いろいろ技術を思える建物

伝統の技術 伝わっているのかな~

今回の七面山ルート

上り 13.5km

下り  7.6km

今回 参拝者のいろいろな方と話すことができた

最初の方は

48年も前 この山に水の施設を設けられた方

飲料水と浄化設備まで完備されるように

境内傍から地下水が汲み上げられる

蛇口から美味しい水も頂ける

その設備の創設者 48年 何かあれば呼びつけられると

年に何度も何度も

当初の契約金などもお伺いするも 信心なければ続けられないと思う

そして 次に78才のご婦人

毎年お友達と歩いてきたが今回はお友達の脚力もなくなり 一人

最後の登拝になるのかな~ と話されていた が

凄い脚力 普通に私と話しながら歩かれている

来年からも続けて下さいね と お別れ

お会いした方たち皆さんご常連

信心の温かさ少し感じられたのかな

途中の休憩所では目の不自由なお婆様がお留守番 (標高 1420m)

お婆様と訪れるお客様の温かい会話がなんとも

もう一度 訪ねることになりそうだな~~~

コメント
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