そして今回ボランティアをさせて頂く
南三陸町歌津馬場
ここがこの周辺のボランティア基地
中は広いが 基本的にはここで寝泊りは出来ない
別のボランティアグループはこの建物の裏にテントを建て 1週間過ごされたとか
センターの敷地から見る景色は何も無かったような感じがする
今回の行動したメンバーの6人
そして二手に別れ 3人がこの町のお手伝いをする
ここの自治会長さんがこの軽トラで私達をお迎えにこられた
軽トラで運ばれた先は近くの仮設住宅
草刈機の指導を受け広い範囲を3人で
作業も終わり最後に1枚
私達の作業は支援センターのホームページで
作業をする合間 ここに住まわれている何人かのおばあさんと話をした
明るく話しかけていただいたが
話しを続けていると・・・
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ここは半島になっている
北からの津波が引いたと思ったら 次は南から
そして会長さん宅もここに住まいがある
津波の時 高台の自宅に車4台
みんなで避難したら そこにも津波が
家も車も全て 今は送られてきた軽トラが足になっている
何時も忙しく精力的に動かれている会長さん この町を一時も早く復興させたい一身なんだろうな
ただ この仮設住宅に近くの住民はあまり住まわれていない
お隣のご家族一軒だけが知っている方だとか
また あるおばあさんは息子さんが昆布の養殖をされている
昨年 チリで発生した津波で地域の筏はことごとく破壊されようやく再開
種を植え2年後の昆布の収穫を待つようになった
そして今回の津波で根こそぎ
息子さんはどんな気持ちで養殖を再開されようとしているのか
仮設住宅横に息子さんが北海道から取り寄せた船が据えられている
今はまだその船は使われていない
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昼休み 時間がかなり空いたのでここの港へひとり出掛けた
完全に破壊されている
今は他の漁港で他の地域の方と協力しながら作業されているとか
残った防波堤に打ち寄せる波はかなりの迫力
壊れた防波堤から侵食される陸地
その際の高台に小さな神社
昨日から色んなところを回ってきたが 神社は殆どが無傷なところが多い
神社から破壊された港が見える
そしてその横に 新しい祠が
津波の後に建てられたのかな~
そしてボランティアを終え 他の仲間と合流して三陸を後にした
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別の3人が志津川高校の炊き出しをされていた方からTシャツを購入してきてくれた
今回の案内をしてくれたリーダーが前回尋ね友達になった方たち
その方たちは志津川駅前で食堂を経営され近くに自宅も在った
だが今回の津波で全て破壊
志津川高校に避難され
そこで自分達の技術を使い最後まで炊き出しをされていた
志津川高校の避難所は8月に閉鎖
でも 今も復興の為に活躍されている
その方たちの名は 内田ブラザーズ
このTシャツはこの方達が協力して作られたもの
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私はこのTシャツで大阪マラソンを走ろうと思う
少しでも復興のお役に立てれば
少しでも三陸の方たちに気持ちが伝わるように
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今回尋ねた馬場地区・志津川地区はこれからも訪ねていこうと思う
この町がどの様に復興されるのか見守る為
そして少しでもお役に立てられるよう 心がけたい