それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

なぜか訪ねて来た俳句集

2011-12-21 09:46:01 | Weblog

今日も本の話。不思議な本のお話。
昨日は今年最後の子ども会の資源回収日でした。
片付けても片付けても出てくるダンボールや、箱の類。
できるだけ残らないように、紙を持って玄関口に何度も出たり入ったりしていました。
何台ものトラックがうろうろ回収に走り回ります。
少しずつ玄関前のゴミが減り、最後の一つ残った新聞紙の入った紙袋の上に、本が。
見たことの無い本です。どうも俳句集のようです。硫酸紙がかかり状態もきれい。
夫が出したのか?そんなはずが・・・。
不審に思いながら持って入ってちょこっと読んでみました。
ま、素人の方の俳句集。ってとこかな・・・。
外に出てみると、最後の収集は終わっていました。
一体誰が?なぜ?
廃品回収のあの無愛想なお兄さんが置いていったのか?

ゆっくりあとがきを見ると、ご近所の方が20年ほど前に出版されたものと判りました。
しかし、なぜ私の家の前にこの本がいたのか?
謎のままです。

私がとても好きな俳句は、八木重吉の俳句です。
俳句集を誰かに貸したまま、行方不明になってしまった。
・・・手元においておきたかった数少ない本の一つだったなぁ。

後で気がつきました。八木重吉は詩人です。俳句のような簡潔な詩を書きます。