休日の朝、食卓で夫と二人で色んな話をします。
昨日のギャラリー巡りの話から、
日光・月光菩薩の話になりました。
「なぜ東京にいたのに見に行きたいとは思わなかったか。」
ということになり、
「なんだかあんな風に飾られている菩薩は、
仏様で無く美術品になってしまったようでなぜか悲しい。」
これには夫も同感!
見に行かれた方の感想が、
「お背中が妖艶だった。」そうだ。
に、夫は、
「昔からお顔と体つきが合わないなぁと思っていた。」
と言います。
「きっと、美しい形を追求すれば男とも女とも関係なくあの形になるのではないは?」
と私が言うと
「そうやなぁ。そんな事考えなかったなぁ。」
仏師達の姿を二人で想像していました。
昨日の夫のカルチャーショックの原因。
それは美の追求が感じられなかった事だったのでは・・・。
二人で別々な事を考えながら黙ってしまったことでした。
季節が変わっていくのを感じます。
展覧会のお知らせ。
なぜか3人の方から同じ期間。
今日一挙に巡る事にしました。
東京展の疲れの抜けない夫と二人。
大阪の中心地を歩き回りました。
まず、谷町4丁目。
我が家からは行くのには少々ややこしい。
やっとたどり着いた可愛いギャラリー。
シルバーのお仲間が集まって開いています。
皆一人一人テーマは動物。
豚・かえる・犬など等。
小さな作品なのでメガネをかけないと・・・。
しかし、どうしても作る側から見てしまいます。
ここでついでに2軒のギャラリーを覗きました。(オーナーが3軒ギャラリーを経営してます。)
「うーん、カルチャーショック!」

と、夫。
2軒のギャラリーの作品は、彼の頭にはない領域のものばかりだったのです。
次のお知り合いの方の作品展会場には、また乗り換え乗り換えになるので、
歩いていく事にしました。
なんだか東京を歩いた時と同じ感覚。
馴染みのないビジネス街を通り抜けました。
画廊を巡り、感心し、また歩く・・・。



帰りの電車では、私としては珍しく船を漕いでしまいました。

しかし、食事はしなければなりません!
うーっつ!
お米が玄米のまま。
コチジャンがなーい。
コチジャンを作らねばと思いつつ無くなるまで延期していた・・・。
(材料は全部買って用意してあった。)
本場ではきっと違うものでしょうけれど、コチジャン作りは3回目。
とても簡単なのです。
基本的には、お水・味噌・砂糖・唐辛子の粉(韓国製)を煮込むだけなのです。
量は結構アバウトです。(作り方を検索すると詳しく載っています。)
私はそれにすり胡麻か、練り胡麻を加えて作ります。
今回は、名古屋の「漬けて味噌かけて味噌」というのが冷蔵庫にあったのでそれも入れてみました。
味見は辛いのでパス!

鶏肉のサラダのっけを作りました。
片栗粉を付け、じっくり焼いた鶏肉を
たっぷりのサラダ上に乗せコチジャンダレをかけていただきます。
コチジャンだれは、
コチジャン・砂糖・だし醤油・酒
これを混ぜ鶏肉を焼いたフライパンでワーッと煮立てたもの。
青ねぎ・スプラウト・すり胡麻をかけます。
お子さんがいられる方は、コチジャンを入れなくてもおいしい。
このときには、たれを甘めにし少しとろみをつけます。
ラミエラも展示しました。
評判は上々でした。
時計と額はとても評判が良くて、注文が入りました。
とくに時計は、
「結婚のお祝いに使う。」
と言って下さいました。
幸せがくるよ~。

でも、作品を見て、
「難しそう。」
という感想。
「作ってみたい!」
という人はほとんどいませんでした。

出来上がりの作品を見て、
「面倒そう・難しそう」
と思わせるものがある。
伝統工芸風だからかもしれない。
(立派すぎるのか…?)
金属=扱いにくい。と思うからかもしれない。
などなど悩んでいます。

帰ってきました!
8日間の東京暮らし。
疲れました。
つくづく貧乏性だなぁと思います。
ホテル暮らしの退屈な事!
何もすることがないのですから。
遊びに行く。
ということは私の辞書にはない!
というか、体力・金力ともない!
日曜日に青山あたりの雑貨屋さんに行きましたが、
これも半分仕事がらみ。
夫の東京観光雑誌を頼りに歩いたのですが、
なんと4・5年前のものだったので、いくら探しても
お目当てのお店がない!
仕方なく入ったお店が、その場所だった。
という笑えない話…。
表参道の変わりように驚きながらおのぼりさんをしてきました。
あとはひたすら画廊で自分たちの作品を宣伝かつ、買ってもらうことに専念!
しかし・・・。しかし・・・。
完売だったら疲れも出ないだろうなぁ。
19日(月)から、24日(土)まで
銀座・文藝春秋画廊で
夫と息子の個展、関東のガッシュ画合同展が始まります。
来てくださーい!
今日夜飾りつけ。
日曜日を挟んで月曜日から始まります。
日曜日はどのようにして過ごすか?
いつも悩みの種です。
とにかく、今日から25日まではこのブログもお休みです。
ネットカフェなるものから入れられると良いのですが・・・。
頑張ってきます。

というテレビコマーシャルを見たことがおありでしょうか?
CMは、その地域によって違うそうですが、
大阪あたりではこれがよく流れます。
今朝もご飯を食べながら夫が「ぷっ!」と吹き出してニタニタ。
「?」
「ムシコナーズを思い出した。」
彼は、このCMを見るたびにケラケラ笑うのです。


笑う彼を見て私も笑ってしまいます。
彼にはナンの悩みもないのか!
というほど喜びます。
「このコマーシャルは賞ものだなぁ。誰が考えたのかなぁ。」
と見るたびに言うのです。
エンボスドラミエラも、メタルエンボッシング・レプハドとかも切り捨てて、
錫板押し出すで、「スズオシダース」
というネーミングにすると分かりやすかったかなぁ。
もっこう薔薇の満開にひき続き、
ジャスミン・ウツギが満開です。
アーチにしたジャスミン
ウツギは数少ない庭木 ウツギを活けました
この1ヶ月の間が我が家の庭の一番美しい時。
もう少し間を空けて咲いていって欲しいのに・・・。
これがいっせいに無くなるって寂しい。
今日、仕事に出かける前に、
夫のリクエストで、ウツギを活けました。
満開のウツギには、ミツバチやかなぶんがいっぱい集まっていました。
「ごめん、ごめん。」
なんだか謝らなければいけない気持ち。
ウツギの下は落ちた花でピンクに染まっています。
落ちた花のぶんだけ、季節は変わっていきます。
お互いにごぼうが好き!と判明。
我が家には玉ねぎなどは別として、
キャベツ・えのき・ごぼうは必ずといっていいほどストックしています。
何に使うか?

土つきのごぼうをたわしがないので、
おこげ落しのグリーンのスポンジで丁寧に洗い、ただひたすら細切りにします。
ささがきは苦手なので、ただひたすら切り刻むのです。
このためには、包丁もよく切れないといけません!
ごぼう2本、こんにゃく1枚、牛肉300g。
まあたんと出来上がりました。二人ではとうてい食べきれません。

これもおいしい。昔、知り合いに教えてもらった料理。
切り身2枚とごぼう1本。
ごぼうは15cm位の長さを縦に3・4分割にし、さっと茹でます。
やや煮汁を多くし、鯛が煮立ってきたらごぼうを入れます。
これもやや甘辛く味付けします。
あと、たたきごぼう、レンコンとごぼうのキンピラはもちろん、
炊き込みご飯・ばら寿司にも入らなければ物足りない。
しかし新鮮なごぼうって少ないような気がする。
この間のごぼうもスが入っていたし…。
なぜ好きか?きっと香りと食感でしょうねぇ。
何年越しかの鉢植えのレモン。
今年やっと花が咲きました。
ほのかないい香りがします。香水でシトラス系統というとこんな香りだったなぁ。
どうも冬に置いた場所が悪かったみたい。
妹が新聞にあった、レモンの育て方の切抜きを送ってくれたので、
変えてみたのです。
どうしても我が家で育たない花があります。
きっと理由があるのでしょう。
花を育てていても、人とのお付き合いにしても
水加減、肥料加減が難しい。
ましてや”実を結ぶまで” となるともっと難しい。
果たしてレモンの実がなりますやら・・・。
私たちのエンボスドラミエラも、レモンのごとく花が咲きますよう。