人並みに紅葉を見ようと、蒜山までドライブをした。
約2時間を費やして到着した絶景は、予想をはるかに上回る、時すでに遅しだったけど。
小雨の中、霞の奥に浮かび上がる山々は、紅葉とは程遠いほぼ灰色とこげ茶色の寒々とした景色。
時期が時期だけに、もうちょっと遅いかなあ、なんて思ってたんだけどここまで色が落ちちゃってるとはねえ。
写真は鬼女台の展望休憩所で撮った一枚。
それまで降っていた雨もこの時は上がり、ちょっとした丘を登り見渡しのいいところまでは行けたんだけど、見渡す限りの灰色と、さらに気温1℃という寒さの中、嬉しそうに自撮りをするカップルを横目に、早々と車の中に引き上げる始末。
もちろん大山は雲の中に隠れて、ほとんど見えなかったのは言うまでもない。
でもねえ、目の前に広がる360度の雄大な絶景は、それだけで素晴らしく、清々しかったなあ。
せめて青空だったらなあ・・・。