ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

沁みる映画。

2024年12月31日 | 映画


 昔、毎月買っていた映画雑誌「ロードショー」が廃刊となり、ライバルの「スクリーン」に鞍替えしてしばらくはちょこちょこ買っていた。

ただ、表紙に若手の日本人の俳優(イケメン)を使うようになって買わなくなり、ここ最近はたま~に面白そうな特集をやっている時の「POPEYE(ポパイ)」や「&Premiun」に「映画秘宝」なんかを買っている。

 今回はそんな中、”沁みる映画”という特集をしていた「BRUTUS(ブルータス)」2024年12月1日号を思わず買ってしまったので、こちらを紹介。

まず沁みる映画って、どういう映画をいうんだろう?

ページをめくっていくとこんな説明が。

”考えさせられる、胸が痛む、不思議な気持ちになる・・・。そんな、観た後も尾を引く感動作”

なるほど、見終わった後もしばらくじ~んって感慨にふけり、余韻を楽しんでしまう映画かな(^^)

そんな沁みる映画について、全国の映画館に通う映画好きにアンケートを行っていて、そのランキング結果がこちら↓

1位:『ニュー・シネマ・パラダイス』
2位:『PERFECT DAYS』(未)
3位:『aftersun/アフターサン』(未)
4位:『Coda コーダ あいのうた』
5位:『夜明けのすべて』(未)
6位:『ショーシャンクの空に』
7位:『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
8位:『インターステラー』
9位:『君の名前で僕を呼んで』(未)
10位:『チョコレートドーナッツ』(未)、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(未)、『ライフ・イズ・ビューティフル』

なるほど~、半分は観たことない映画だ(^^;)

そこでさっそくAmazonプライムでやってないか調べてみると、なんと一番気になっていた3位の『aftersun/アフターサン』が無料じゃないか、ヤッター!

年明けに絶対に見ねば。

他にも、「沁みる映画案内101」として、ジャンル不問として101本の作品が紹介されていて、なかなかの読み応えあり。

 では、今度は新旧併せて私が2024年に観た映画の中で、”沁みる映画”のベスト3を選んでみる。

1位:『遠い空の向こうに』(1999年/アメリカ)

炭鉱の町で、ロケット打ち上げでサイエンスフェア受賞を目指した高校生”ロケット・ボーイズ”たちの、決して夢をあきらめない姿を描いた、実話の青春ドラマ。

久しぶりにラストでぼろ泣きだった。

2位:『リトル・ダンサー』(2009年/イギリス)

こちらも炭鉱の町に育つ少年が、偶然ピアノに合わせてバレエの練習をする少女たちを見て一瞬で心を惹かれ、バレエダンサーを目指すドラマ。

傑作です!

3位:『セラヴィ!』(2017年/フランス)

ベテランのウェディング・プランナーがプロデュースする、ある一夜のトラブル続出の結婚式で繰り広げられる人間ドラマ。

見終わった後、すばらしい幸福感に満たされる作品だった。

なお、この映画3本の感想は、私のもうひとつのブログ「フシのキネマ案内所」にありますので、よかったらそちらも覗いてみてください!

 それでは皆さま、来年もよいお年をお迎えください。



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