昨日は火曜日、一日フルのデイサービスの日。
8時40分前後に車でのお迎えが来ます。
数分前に電話が入り、車が停車する団地の棟の入り口まで降りて行くのです。
8時33分に電話が入りますが、さっちゃんはソファに座ったきり、立ち上がってもくれません。
絶対どこへも行くもんか! ってな感じで徹底抗戦です。
8時36分、僕はスタッフさんに電話をし、家の玄関先まで迎えに来てくれるよう頼みました。
火曜日では2回目ですね。
* * * * * * * * *
そもそも、昨日の朝、最初はそれほど大変そうな様子ではありませんでした。
朝食のおかずもパンも最後の温めだけ残してガスを止めたり、電気を切ったりして、その状態でさっちゃんを起こしに行きました。
さっちゃんは目はすでに覚ましていて、抵抗なく布団から出て立ち上がり、着替えもしてくれました。
着替えと言っても、前の晩は部屋着のままで眠ってしまい、外出用のズボンとソックスを穿き替えるだけだったんですが。
ただ、何となくいつもよりもボオ~ッとしてる感じはありました。
余分な要望をすると、一挙に反発を喰らいそうな雰囲気は漂っていましたね。
ですから、毎食前の手洗いもさせられませんでした。
テーブルにつかせるので精いっぱい。
僕は朝食の最後の温めをして、おかずをさっちゃんの目の前に置きます。
でも、さっちゃんは食べ始める様子はありません。
パンが焼け、さっちゃんの食パンの耳を取り、半分に割って、マーガリンとジャムを塗ります。
パンの皿もさっちゃんの前に置きました。
おかずは幾度か食べることを促しても食べなかったんですが、パンには手を伸ばして、しばらくすると食べ始めました。
さっちゃんはいわゆる「ばっかり食べ」をします。
パンを食べ始めると、食べ終わるまでパンばかり。
昨日の朝もそうでしたが、パンを食べ終わるとおかずに手を伸ばしてくれました。
文字通り、「手を伸ばして」。
フォークはパン皿に置いて、おかずを手で食べ始めたんです。
まあ、よくあることですから、びっくりはしないのですが、今朝はフォークを手に持たせるようなことは出来ませんでした。
そんなお節介をすると怒りだすような雰囲気がピリピリしてたからです。
おかずも全部食べてくれましたが、時間的にヨーグルトを食べてもらうことは出来ません。
ジャムやらおかずがたくさんくっ付いた手指を「洗いに行こか」と立ってもらおうとするのですが、それだけでもう怒り始めます。
手洗いは無理ですから、僕は水で絞ったタオルを持ってきました。
(やっぱり、ウェットティッシュあった方がいいな)
タオルで手指を拭こうとすると、これまた怒り始めます。
ちょっとだけ強引に何とか拭くことだけは出来ました。
こんな様子ですから、薬も飲んでもらえません。
歯磨きなんて持ってのほか・・・・
さっちゃんは寝室へ行き、ソファに座り込んでしまっています。
部屋着のベストを脱がして、ジャンパーを着せたいのですが、抵抗されて出来ません。
* * * * * * * * *
そして、文頭の8時33分です。
スタッフさんが玄関先に来てくださって、「さっちゃん! 一緒に行きましょ!」と呼んでくださります。
僕はさっちゃんの手を引っ張って、ソファから立たせます。
スタッフさんに声をかけてもらっているので、嫌々ながらでもソファから何とか立ち上がってくれました。
玄関のスタッフさんの姿がさっちゃんからも見えるようになると、さっちゃんの様子も少しずつ変化するようです。
スタッフさんにさっちゃんの頑なな心が温められ溶かされていくような、そんな雰囲気ですね。
さっちゃんも僕とばかり暮らしていると、心の在り様が単純で画一的になってしまうようです。
僕に対する感情の向けようだけになってしまいがちなんですね。
しかもふたつの感情の間を振り子のように気紛れに振れるんです。
ひとつの極は僕を憎み、僕を怒り、僕への不平不満、そんな感情で満たされる感情。
もうひとつの極は僕に依存し、僕を常に探し求め、僕を愛おしむ、そんなさっちゃん。
そんな両極端をさっちゃんの気分は前触れなく変化するんですね。
前触れはあるのかもしれませんが、まだ僕には察知できません。
それでも昨日は出かけてくれて良かったです。
夕方、どんな感じで帰って来てくれるか楽しみでしたね。
夕方、さっちゃんに明るさはまだ戻っていませんでした。
どう表現したらいいのでしょうか? 不安げな、ちょっとおどおどしているような表情。
それでも、僕に対する悪感情は感じられません。
もちろん、さっちゃんにはそのような特定の感情を長く抱き続けることは出来ないでしょうからね。
スタッフさんから話を聞くと、入浴するころまで不機嫌さは続いたようです。
入浴もいつものように湯船に入ることは出来なくて(おそらく拒否して)、シャワーだけだったとのこと。
お昼はいつも通り食べたそうですから、そこは安心ですね。
家に帰り、さっちゃんにおしっこを促すと、出ました。
それからいつも通り散歩へ出かけました。
8時40分前後に車でのお迎えが来ます。
数分前に電話が入り、車が停車する団地の棟の入り口まで降りて行くのです。
8時33分に電話が入りますが、さっちゃんはソファに座ったきり、立ち上がってもくれません。
絶対どこへも行くもんか! ってな感じで徹底抗戦です。
8時36分、僕はスタッフさんに電話をし、家の玄関先まで迎えに来てくれるよう頼みました。
火曜日では2回目ですね。
* * * * * * * * *
そもそも、昨日の朝、最初はそれほど大変そうな様子ではありませんでした。
朝食のおかずもパンも最後の温めだけ残してガスを止めたり、電気を切ったりして、その状態でさっちゃんを起こしに行きました。
さっちゃんは目はすでに覚ましていて、抵抗なく布団から出て立ち上がり、着替えもしてくれました。
着替えと言っても、前の晩は部屋着のままで眠ってしまい、外出用のズボンとソックスを穿き替えるだけだったんですが。
ただ、何となくいつもよりもボオ~ッとしてる感じはありました。
余分な要望をすると、一挙に反発を喰らいそうな雰囲気は漂っていましたね。
ですから、毎食前の手洗いもさせられませんでした。
テーブルにつかせるので精いっぱい。
僕は朝食の最後の温めをして、おかずをさっちゃんの目の前に置きます。
でも、さっちゃんは食べ始める様子はありません。
パンが焼け、さっちゃんの食パンの耳を取り、半分に割って、マーガリンとジャムを塗ります。
パンの皿もさっちゃんの前に置きました。
おかずは幾度か食べることを促しても食べなかったんですが、パンには手を伸ばして、しばらくすると食べ始めました。
さっちゃんはいわゆる「ばっかり食べ」をします。
パンを食べ始めると、食べ終わるまでパンばかり。
昨日の朝もそうでしたが、パンを食べ終わるとおかずに手を伸ばしてくれました。
文字通り、「手を伸ばして」。
フォークはパン皿に置いて、おかずを手で食べ始めたんです。
まあ、よくあることですから、びっくりはしないのですが、今朝はフォークを手に持たせるようなことは出来ませんでした。
そんなお節介をすると怒りだすような雰囲気がピリピリしてたからです。
おかずも全部食べてくれましたが、時間的にヨーグルトを食べてもらうことは出来ません。
ジャムやらおかずがたくさんくっ付いた手指を「洗いに行こか」と立ってもらおうとするのですが、それだけでもう怒り始めます。
手洗いは無理ですから、僕は水で絞ったタオルを持ってきました。
(やっぱり、ウェットティッシュあった方がいいな)
タオルで手指を拭こうとすると、これまた怒り始めます。
ちょっとだけ強引に何とか拭くことだけは出来ました。
こんな様子ですから、薬も飲んでもらえません。
歯磨きなんて持ってのほか・・・・
さっちゃんは寝室へ行き、ソファに座り込んでしまっています。
部屋着のベストを脱がして、ジャンパーを着せたいのですが、抵抗されて出来ません。
* * * * * * * * *
そして、文頭の8時33分です。
スタッフさんが玄関先に来てくださって、「さっちゃん! 一緒に行きましょ!」と呼んでくださります。
僕はさっちゃんの手を引っ張って、ソファから立たせます。
スタッフさんに声をかけてもらっているので、嫌々ながらでもソファから何とか立ち上がってくれました。
玄関のスタッフさんの姿がさっちゃんからも見えるようになると、さっちゃんの様子も少しずつ変化するようです。
スタッフさんにさっちゃんの頑なな心が温められ溶かされていくような、そんな雰囲気ですね。
さっちゃんも僕とばかり暮らしていると、心の在り様が単純で画一的になってしまうようです。
僕に対する感情の向けようだけになってしまいがちなんですね。
しかもふたつの感情の間を振り子のように気紛れに振れるんです。
ひとつの極は僕を憎み、僕を怒り、僕への不平不満、そんな感情で満たされる感情。
もうひとつの極は僕に依存し、僕を常に探し求め、僕を愛おしむ、そんなさっちゃん。
そんな両極端をさっちゃんの気分は前触れなく変化するんですね。
前触れはあるのかもしれませんが、まだ僕には察知できません。
それでも昨日は出かけてくれて良かったです。
夕方、どんな感じで帰って来てくれるか楽しみでしたね。
夕方、さっちゃんに明るさはまだ戻っていませんでした。
どう表現したらいいのでしょうか? 不安げな、ちょっとおどおどしているような表情。
それでも、僕に対する悪感情は感じられません。
もちろん、さっちゃんにはそのような特定の感情を長く抱き続けることは出来ないでしょうからね。
スタッフさんから話を聞くと、入浴するころまで不機嫌さは続いたようです。
入浴もいつものように湯船に入ることは出来なくて(おそらく拒否して)、シャワーだけだったとのこと。
お昼はいつも通り食べたそうですから、そこは安心ですね。
家に帰り、さっちゃんにおしっこを促すと、出ました。
それからいつも通り散歩へ出かけました。