さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

映画『キングダム』を見てきました。行きも帰りも30分以上歩いて

2019-04-26 22:26:41 | 映画
昨日、さっちゃんは午前中はデイサービス。
さっちゃんが帰宅してから、僕はお昼ご飯を食べたり、何やかやと用事を済ませて
さっちゃんと映画館へ行こうとしたのが2時過ぎ。
1回、玄関を出たんですが、さっちゃんが何となくトイレに行きたそうだったので
また鍵を開けてトイレへ。

それで、出発が2:18になってしまいました。
映画館まで何分くらいかかるか計ったことがないので分かりませんが、急いでも30分はかかるかと。
映画のスタート時刻が3:05ですから、のんびり歩くわけにはいきません。
しかも、映画館の前に銀行へ寄って、お金も下ろさなくちゃなりません。
僕にとってはちょっとの急ぎ足、さっちゃんにとっては全速力の長距離歩き、だったかもしれません。
さっちゃん、よく歩きました。
そんなにきつそうでもありませんでしたね。

銀行に着いたのが2:48。
こりゃ、楽勝だ~っ! と思ったのも束の間、銀行前に長蛇の列。
入口からはみ出して、列が続いています。
あ~あ! そうか! 10連休スタートの前々日だ!
一瞬、並ぶべきか、並ばないで映画館に直行すべきか迷いました。
ATMの台数も多いので、並ぶことに。

映画館には3:00到着。
ぎりぎりセーフです。
さっちゃんは暑い中、よく歩きました。
HEATTECHのEXTRA WARMの下着(シャツ)を着ていましたから、絶対に暑かったはず。

映画ですが、さっちゃんも楽しめていたようです。
戦いばかりの活劇、単純に面白かったんでしょうね。
僕は原作の漫画のファンですから、ストーリーも知ってますし、数多くの登場人物も分かります。
何にも知らないさっちゃんにも楽しめるかなあと、心配してたんですが、よかったですね。

帰りはまずスーパーで買い物をして、それからまた徒歩で帰宅。
今度はゆっくりと散歩気分で歩きました。

さっちゃんに「面白かった?」と聞くと、「うん」と返事してくれました。
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『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。さっちゃん手拍子、僕なみだ。それで終わらず、事件も・・・・

2019-01-18 23:04:46 | 映画
昨年から観たい観たいと思っていた『ボヘミアン・ラプソディ』。
やっと今日、観ることが出来ました。

さっちゃんは字幕を追うことが出来ませんから、こんなふうに伝えます。
「2時間以上映画館に閉じ込められるか、家でひとり留守番するかどっちがいい?」と。
もちろん、映画の内容も分かる範囲で説明した上でですが。
まあ、ほとんど理解してないでしょうがね。
さっちゃんの答えは「一緒に行く」。

午後2時過ぎに家を出て、歩いて40分ほど、映画館へ行きます。
最初の心配はトイレのこと。
2時間以上、大丈夫かなぁ?
映画館のトイレの前で「行く? としつこく聞きましたが、「ない」と。
僕は行きましたけど。

映画が始まって中盤過ぎ、もうひとつの心配事が的中!
何やら僕に話しかけてきます。
トイレではなさそう。
歌唱が流れることの多かった前半に比べ、中盤から終盤にかけては人間ドラマ中心。
字幕を読むことのできないさっちゃんにとっては退屈な時間。
僕だって銀幕に集中してますから、さっちゃんの話し掛けにあまり応じたくはありません。

ラストの長い歌唱のクライマックス、ライヴ・エイドの場面になりました。
クイーンの名曲が連続します。
僕は涙が溢れ出てきます。
さっちゃんは手拍子をしたり、曲が終わると拍手をしたりしています。
そんなさっちゃんの様子を見て、僕はさらに号泣。

もちろん、映画館で号泣はしませんでしたが、周りに観客がいなければ確実に号泣してたでしょう。

僕にとってはもちろんですが、さっちゃんにも感動できる映画だったようです。
よかった、よかった。

暗い中、家路につきましたが、その最後の最後に思いもかけない事件が・・・・
家の近くのコンビニに寄ったんですが、その直前で
「トイレに行く?」と聞きました。
どうやら行きたいみたいなので、連れて行きます。
トイレに入る直前、僕も一緒に入った方がよさそうと思ったので、二人で入りました。
さっちゃん、入ると突然、けっこう慌ててます。
ズボンを下げ、ズボン下を下げ、パンツは僕が下げてあげました。
上がってた便座は僕が下げてあげてましたから、そこへ座るとばかり思っていたら、
いきなり、僕の足元に腰を下ろすじゃあないですか!
僕と便器の間、僕の目の真下ですでにシャーッ! と液体がけっこう大量に流れ出ています。
もう止めようはありません。

後始末は僕の仕事。
まずは、さっちゃんの何故だか少し濡れてしまったパンツを拭いてあげて、トレペを当ててあげます。
ズボン下を上げ、ズボンを上げ、トイレの隅に立たせます。
トレペでトイレの床を何度も何度も拭きました。
便器にトレペが詰まってしまうんじゃないかと心配して、途中一回水を流しました。

途中、さっちゃんが自分でも何かしようとするので、
出す手を僕がピシッとはねます。
言葉で言っても理解しないので、
何度も何度もさっちゃんの出す手をピシッとはねます。
内心で「御免ね」と思いながら、手を出されるとかえって面倒なので・・・・
便器の中の濡れたトレペを掴もうとしたりするんですもん。

この程度のことはさほど大変ではありません。
さっちゃんの方がショックが大きいでしょうね。
でも、すぐに忘れてしまいますけどね。

帰宅して、すぐにお風呂に入りました。
昨日作ったおでんを温めて、今晩はそれだけ。

今晩も歯磨きではひと悶着。
寝巻きには着替えてもらえませんでした。
悔しい僕は壁や柱に八つ当たり。
襖も大きな音を立てて閉めてしまいます。
3度も4度も。
反省。
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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』をさっちゃんと観ました

2018-09-02 13:51:12 | 映画
もう一昨日、先週の金曜日のことになりますが、
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を観てきました。

この夏の最後の猛暑日になりそうな(なりました)日でしたから、
冷房の効いた映画館で過ごそうと、さっちゃんと二人で出かけました。
思惑はズバリと当たり、快適な昼を過ごすことに。

映画自体は僕は楽しく観ることができましたけれど、
さっちゃんは途中から「早く出たいな」と思ったよう。
この最新作はこれまでのよりもちょっと理屈っぽかったからかもしれませんね。

吹替え版を観ましたから、さっちゃんにも科白は伝わります。
字幕の映画はなかなか難しいでしょうね。
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スター・ウォーズ『ハン・ソロ』をさっちゃんと観てきました

2018-07-13 21:59:16 | 映画
去年はさっちゃんと『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観ました。
その流れで、『ハン・ソロ』も二人で観に行きました。

映画自体はまあまあ楽しめましたが、あくまでも若きハン・ソロのサイドストーリーですから、
悪しき帝国軍や対抗するレジスタンスの宇宙史的壮大なスペースオペラと言うわけではありません。
そもそも、ずうっとハリソン・フォードがやってた役を別の若手俳優が演じるわけですから、
それだけですっごく大きな違和感だったり物足りなさ、寂しさがありますよね。
ハリソン・フォード演ずるハン・ソロのイメージが強烈でしたもんね。

そんな物足りなさはあったものの、ハン・ソロの名前の由来やら
チューバッカとの出会いのシーンなどがあって楽しめました。
チューバッカとの出会い方にはちょっと異議があります。
と言うのも、チューバッカは知性あふれる宇宙人ですから、「あの出会い方はないよな~ぁ」
と思ったわけです。詳細はここでは話しませんが。
チューバッカが人間(と言っても物語り中では何語と言われているのか?)の言葉を理解していること、
ハン・ソロがチューバッカの言葉を理解していることも分かりました。

映画のことはともかく、さっちゃんを映画に連れて行く際は幾つか条件があります。
邦画もしくは日本語吹き替え版であること。
難しかったり、理屈っぽくはないもの。
予備知識が必要ないもの。

などです。

多分なんですが、さっちゃんは『ハン・ソロ』もよく理解できなかったと思います。
映画を観終わった時点でストーリーは概略すら忘れていると思います。
と言うよりも、話しの流れをそもそも掴めていない、理解できていないと思うんです。

僕が観たい映画でも、さっちゃんには退屈極まりないものは避けてきたんですけど、
今後はそんな映画にも行ってみようかなと思います。
さっちゃんはどう反応するでしょう。
途中で嫌になってむずがるようにはならないでしょうか?
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『メアリと魔女の花』を観て来ました

2017-07-11 21:54:00 | 映画
さっちゃんと映画を観て来ました。
早めにシネコンプレックスの映画館へ行ったので、30分くらいは待たなければなりません。
僕は新聞を見て時間を潰しましたが、さっちゃんは何もすることがありません。
何回も何回も、「まだ始まらないの?」と聞きます。
そのうち「来なければよかった」と嫌な顔。

まあでも、観終わった後は機嫌もなおり、
「いい映画だったね」と喜んでくれました。
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