さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

リモート面会の規則が変わりました! 月1回だったのが2回になりました。それでも辛いことには変わりありませんが、一歩前進です

2021-12-22 22:12:16 | 大腿骨転子部骨折
今日の11時55分、A病院から電話が入りました。
先日、リモート面会について意見を交わした男性職員からです。
医師や看護師ではありませんから、不安感は抱きませんでしたが、「いったい何だろう?」と思いました。
ひょっとしたらリモート面会についてかな? とチラッと期待が過ぎりました。

その期待は的中し、「リモート面会が月2回まで許されることになりました」と言います。
それで、「今週の金曜日にまだ1枠空いているので、予約しますか?」と聞くんです。
僕は一瞬、困ってしまいました。
金曜日はY山さんの計画で天覧山で岩トレすることになっていたからです。
「金曜日は所用が入っていまして、自分で自由にならないものですから。
その次の週の31日の金曜日はどうなんですか?」
と答えました。
男性職員は「31日は病院がお休みなんですよ」と、残念そうに言います。

この電話で、来月1月7日のリモート面会の予約もしました。
その後もリモート面会の更なる改正案などを話して、10分余電話で話していました。
最後に「月2回でもまだまだですけれど、増やしてくださって有難うございます」と言って、電話を切りました。

電話を切った瞬間から、僕は
「え~え! 金曜日、面会できないの!」
「Y山さんとの約束だから、やっぱり面会には行けないよな」
「でも、せっかく会えるチャンスなのに会わないってないよな!」

などと、心の中で叫びまくっていました。

続いて、少し冷静になって考えると、「そうだ。岩トレの日を変更してもらえばいいんだ」と気付きます。
Y山さんにメールしました。
「もし可能ならばでいいのですが、金曜日の岩トレを
23日(木)、25日(土)、26日(日)、27日(月)、28日(火)とかのどれかに変更できませんか?」

Y山さんは上記の日には予定が入っているそうです。
そして、このように言ってくださいました。
「中止でも大丈夫ですよ。遠慮なく言ってください」と。
僕の方の事情はまだ教えていなかったのに、ここまで言ってくれたY山さんに感謝ですね。
金曜日の天覧山は中止にしてもらって、24日にリモート面会の予約を入れることにしました。

12時29分に電話すると、男性職員は外出中でした。
1時2分、その男性職員から電話が入り、24日の予約が正式に取れました。
嬉しい!

僕は病院側がリモート面会の規則変更について考えてくれていることには疑いを抱いていました。
まあ、ちょっとぐらいは議題に上がったのかもしれないけれど、規則変更に踏み切るころにはコロナ禍も終焉してるんだろうなと、皮肉っぽく考えていました。
でも、患者の家族の気持ちに心寄せて考えてくださっていたんですね。
感謝です。
もちろん、月に1回が2回になっただけです。
患者や家族にとって残酷・非情な状況であることには変わりありません。
ただ、1回が2回になった、そんな些細な前進が今日はとっても嬉しく思えて仕方がないのです。
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