さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

寝不足、僕への不満と怒り、ちょっとのお漏らし、入浴

2019-02-21 23:13:42 | デイサービスや介護
今日はデイサービスの日なんですが、前夜、例会に参加しましたから寝不足気味。
夜中の1時過ぎに帰宅して、さっちゃんはすぐに寝ましたけれど、それでも1時半くらい。
今朝もさっちゃんは眠たそうでした。
僕はと言えば、日本酒3合程度だったのに、ほんのちょっと頭が痛くて重い感じ。

それでも、さっちゃんは順調にスタッフの方と一緒に出かけました。

12:50ころ、さっちゃんが帰宅。
玄関先で送ってくださったスタッフの方に「有難うございました」と声をかけて別れます。
しばらくすると、いつものようにさっちゃんが僕にブツブツと文句を言い始めます。
どうやら僕がスタッフの方と一緒に下まで降りて、送迎用の車のところまで行かないのが不満のよう。
さっちゃんの想いの中では、僕がきちんと車まで見送って
礼を尽くさなければならないと考えてるらしいんです。

あまりにもいつまでもクドクドとさっちゃんが僕に文句を言い続けるので、
面倒くさくなった僕は外に出て、見送りに行く振りをします。
車が停まる場所まで行き、もちろんすでにいないんですが、日向に座ってしばし日向ぼっこ。
そうやってから戻ると、さっちゃんはもう何にも言いません。

眠たいんでしょうね、布団の上でぐっすり眠りこけています。
タオルケットを掛けてあげました。

4時過ぎて、寝ているさっちゃんに声掛けをして、買い物に出かけました。
道半ば付近で何やら普段とは違う雰囲気で喋っています。
どこか違うということだけは分かるんですが、何故だかは分かりません。
でも、考えられるのはトイレに行きたいんだろう、ということ。
まだコンビニのトイレまでは300mほどはありますから、
「トイレに行きたいの?」とは聞きません。
聞いて、「うん」と言われたら怖いからです。
人はおしっこをしたいと思うと、尿意も強くなるはずですから。
トイレが近づくのに反比例して尿意が増しますよね。

でも、さすがに200mほどになったとき、さっちゃんに聞きました。
「おしっこしたいの?」
返事は「うん」
「あと5分我慢してね」

5分はかかりませんでしたけれど、コンビニのトイレへ突入。
ちょっと遅かった!
パンツが濡れてました。
残りのおしっこもトイレでしました。
トレペでパンツのおしっこを何度も何度も拭いてあげます。
パンツの中に重ねたトレペを敷いてあげます。
「ちょっと冷たい」とさっちゃん。
これから買い物もしなければなりませんが、帰宅までは気持ち悪さをしばしの辛抱ですね。

帰宅すると、お風呂を沸かして入浴。
その前に、紅茶とケーキも食べましたけどね。
入浴中のさっちゃんは実に気持ち良さそうです。

今晩の夕食は遅くなりましたから、アジの開きとブロッコリーとモッツァレラチーズのサラダ。
お味噌汁は手抜きをしてインスタントで済ませました。
ご飯は今日で最後の栗ご飯、冷凍しておいたのを温めました。
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2 コメント

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迷いましたが… (nanekobi5963)
2019-02-23 11:16:10
こちらのブログを教えて頂き
訪問させていただいてから 言葉を失っていました
こちらのコメントを残していいものかどうか迷いましたが
少し 思いを残させて頂こうと 
コメントを書いております

前の分から拝読させていただきました
奥様の事を書かれている中で似た感じを受けました
骨折などの大きなけが 病気…私も体験してきました
漸く5年生存をクリアして揚々と生きる活力になると思った矢先に
また、色々な病気が襲ってきます
どうしてでしょうね…なぜ…そんな思いです
メロン様のこちらのブログを拝読させていただきながら
生末はチチに同じ思いをさせてしまう自分が居る事を改めて感じました

心臓に欠陥が出来 不整脈を持ち
今度は頭に消しゴムを作ってしまいました
いつこの消しゴムが加速して記憶を消すのか…
それに怯えつつ 今できる事を一所懸命にしています

心臓が先か…
脳が先か…
どちらにしても 今を精一杯生きようと
日々を送っています

以前 私が記憶をなくしたら…の問いにチチは
「認知症の祖母の世話を 一人でしていた祖父の姿を見てきたから 俺もできると思うよ…」
その言葉が救いでした

山も 今、行ける間に…行ける山に…と
自分の膝の悪いのを押してまで 連れて行ってくれています
その為に 山は 途中で私の体調が悪くなった時の事を考えて
チチが同行することが条件となっております

私のブログは私の記憶を残し綴るものです
最近は ブログを書くのにも時間を要するようになりました…

スミマセン 私の事ばかり書いてしまいました…

奥様と メロン様…
色々な葛藤や悩みもあるでしょうに このブログを拝見していて 涙が止まりませんでした

何もできず 訪問する事しかできませんが
これからも 訪問させて頂ければと思います

お山・ブログつながりではありますが
見守らせて下さいませ

メロン様…山は続けていきたいです…

長文になってスミマセン…
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Unknown (メロン)
2019-02-23 23:49:44
さっちゃんのことを「ちょっとおかしいな?」と感じ始めたのは2014~2015年くらいだったでしょうか?
ふたりで沢登りに出かけて、滝でザイルを出してリードする僕の確保を頼んだ際に、確保の仕方を一瞬忘れたり、同じように懸垂下降のやり方を忘れたりしたのが最初の記憶にある兆候でした。ちょっと教えたら、すぐに思い出してきちんとやってくれていましたから、その時はあまり深刻には思いませんでしたが。
2015年からは後々のためにも記録しておかなければ、と思い始め、それがブログという形になっていきました。
最初は小さなことでもさっちゃんの記録を残そうということでしたが、だんだんと僕自身の気持ちを整理する場だとか、気持ちのはけ口のような場になったようです。
日常のささやかな事件でも出来るだけ楽しく表現しようと努力はしているのですが、どうしても愚痴っぽくなってしまいます。ただ、書くことで心が整理されたり、とらわれ過ぎていた感情だけでなく、別の考え方感じ方があることを気付かせてもらえます。そんな作業を繰り返すことで、さっちゃんにいつも温かい姿勢で向きあうことが出来るように自分自身が成長していきたいものだと思っています。なかなか思ったようにはなりませんが・・・・
貴方の山のブログの背景にそのような深い想いがあるのだとは知りませんでした。ときおり何かの病気になられていることはブログから知ってはいましたが。
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