さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

雨で中止も危ぶまれた日和田での岩トレは、天気も好転し、充実したものになりました

2021-06-19 23:59:43 | 僕の自由時間
一昨日木曜日の岩トレは前の週に引き続き、日和田で行なうこととなりました。
今週から関東地方も梅雨入りし、雨も多くなり、天覧山の岩の方が日陰で乾き難いからです。
それに、天覧山ではグレードの高い難しいルートを登攀していますから、岩が湿っているだけでも影響は大きいんです。
それでも、水曜日の午前中までは、木曜日の予報は1日中雨ということになっていました。
でも、水曜日の午後からは木曜日の予報が好転。
最終的には、水曜日の夜になって日和田での岩トレを実行することに決めました。

木曜日の朝9時にF沢さんが僕を車でピックアップしてくれます。
巾着田の駐車場に停め、日和田の岩場を目指します。
岩場に到着したのは10時半過ぎだったでしょうか。

この日もトレーニングの内容はF沢さんのリードです。
先週は僕も見本でリードしましたから、2ルート(延べ4ルート)しか登れませんでした。
この日の目標は4ルート(延べ6ルート)です。
リード練習の当面の目標は4級+のオンサイト能力獲得。
そのために、たくさんのルートをリードし、難しいルートもトップロープで練習することが重要。



▲10:57。これが男岩南面。今日は他に2人だけいました。西面で懸垂下降の練習をすると言ってましたね。南面は誰もおらず、独占状態! でも、まだ岩は少し湿っています。日当たりの悪い箇所や引っ込んだ場所は濡れていますね。


▲11:01。まずは先週F沢さんもリードした凹角から上部クラックに抜けるルート。F沢さんに「リードする?」と聞いたら「する」と答えがすぐに返って来ます。写真は下部の凹角をリードするF沢さん。


▲11:05。上部クラックを突破しようとしているF沢さん。ここがこのルートの核心部。


▲11:05。このルートの全貌です。4級-くらいかな? 朝イチで何の問題もなくリード出来ました。


▲11:17。2ヶ所のセルフビレイ、フォロウする僕の確保も合格です。先週学んだことがしっかりと定着していますね。


▲11:33。2ルート目南面左側のルート。左端は難しいので、左側の易しい箇所を選んで登るルートです。3級くらいでしょうかね。これもしっかりと登って、最上部は易しいルートではなく、少しハングした箇所を直上しましたから、4級-かな? F沢さんは初めて登るルートだということで、これはオンサイト(初見でリードすること)ですね。


▲11:48。1ルート目もそうですが、2ルート目も岩場からの下降は懸垂下降ではありません。ザイルは繋いだままで、安全地帯まで歩き、そのまま踏み跡を下っています。その方がたくさんのルートを登れますからね。この写真は岩場のいちばん高いあたりから撮ったものです。


▲12:00。3ルート目はこんなに空いている日でないと出来ないルートどりです。正式なルートとしてある訳ではありませんが、せっかくのチャンスなのでトライしてもらいました。南面の左下から右上へ対角線状に登って行くルート。3級くらいでしょうね。写真はその出だし。もちろん他にも右下から左上へ登ることも可能です。


▲12:04。右上のゴ-ルまでもう少し。ここもオンサイトです。青空もだいぶん広がって来ましたね。南面のほとんどは乾いて来ました。


▲12:18。僕がフォロウし、今回は懸垂下降で降りることにしました。ザイル等のセットをすべて任せましたが、問題なく出来ていました。

ここで昼食タイム。
たくさん食べても体が重たくなるだけなので、僕は菓子パン1個だけ。
西面を見に行きましたが、西側は陽が当たりませんから、まだ濡れていました。
西面の4級+のルートをやりたかったんですが、今日は無理ですね。


▲12:47。と言うことで、南面の4級+のルートにチャレンジすることに。でも、僕は右側のカンテを使わない独自ルールを設定しているので、5級-かもしれません。写真の中に3本の矢印がありますが、このルートは3段構成になっていて、この矢印部分の突破が核心です。とくにルート名はないようなんですが、僕は勝手に「3段フェース」と呼んでいます。本当は僕がまずリードし、F沢さんがフォロウ。その後、F沢さんがリードしたらいいな、と考えていました。で、F沢さんに「リードしてみる?」と一応聞いてみたんですが「する」と即答。その心意気に押されてしまいました。F沢さんがこの写真でいるあたりも意外と嫌らしい。


▲12:48。1段目にチャレンジ中。ここで重要なのは左手でいかに長くホールドを保持し続けられるか。1秒か2秒でいいのですけどね。そして、もっと大切なのは両足(特に右足)を少しでも高い位置に置き続けることが出来るか。これも2秒か3秒でいいのですけどね。この写真で説明すると、左手は今の左手の10cmちょっと右のホールド。左足はもう一歩上に上げ、右足は右上の日陰の部分に上げるんです。右足を置く場所がまだ濡れていて、滑り易かったので、いつもよりは難しかったですね。F沢さんはここで10分以上格闘していましたが、結局登れず。少し左の別ルートから登って行きました。まあ、別ルートだって4級+なんですけどね。

ちなみに、さっちゃんはこのルートをリード出来ていました。
身長が低いので、人が使わない細かなホールドを使うんですね。
この写真のF沢さんの顔の前あたりのどこかを掴んで(つまんで、と言った方がいいかな?)いましたね。
一体どこを掴んでるんだろうと、僕は探したんですけれど、掴めるようなホールドは見つかりませんでした。


▲13:10。右手でカンテを使わないという限定ルールが徹底できていない嫌いはありますが、2段目と3段目は何とか突破していきました。この写真は3段目。F沢さん、このルートと30分近く格闘していました。ファイトがありますね。

それから、僕がフォロウし、登り終えたらザイルで繋がれたまま歩いて降りました。
今度は僕のリードです。
昔はもっと楽に簡単にリードしてたのにな、と毎回思います。
今日は特に重要な箇所が濡れていたりしたので、難しくはあったのですが、それにしても、と思っちゃいますよね。
自分が絶好調だった時のイメージが残っていますからね。
しかも、緑内障の影響なんでしょうが、足元のスタンスがよく見えません。
手で触ったりして、前もって使えるスタンスを確認する作業も必要になってきます。
1段目をなんとか越えることが出来ました。
最低限の面目は保てましたね。


▲13:54。終了点に着いて、僕のザイルワークの様子。左の2つがセルフビレイ。右のひとつはフォロワーのための確保用。


▲14:00。F沢さんがフォロウして来ます。やはり1段目では苦労しています。結局、リードの際と同様、少し左のルートから登ることになりました。


▲14:11。3段目です。ここも右のカンテを使わないとすごく難しいです。写真の左上に黒っぽいボルトが2本、並んで打たれていますが、その上のボルトの少し先にホールドがあるんです。立ち込んで、思いっきり腕を伸ばしてやっと届く距離ですね。

もう2時過ぎてしまっています。
4ルート(延べ5ルート)登りました。
頑張ったと思います。
急いで降りて、帰る支度をしました。
3時ほんの少し前に車に乗り、帰路を急ぎます。
帰りは順調で3時45分には帰宅。
シャワーで体の汗だけ流しました。
お風呂から出てすぐ、なんと! 4時に電話が入り、さっちゃんがデイサービスから帰って来ました。
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